自分のカゴのすぐそばで遊んでいるベルカをじっと見つめるヒューストン。
でもベルカは知らんぷり。
あからさまに敵対意識満々なぎっくちゃんとブロッサム、通称ちびころに比べて、この2羽はなんとなーく微妙な関係である。
普段から何も考えてないベルカはまあいいとしても、ヒューストンのほうはベルカに対してちょっと複雑な感情を持っているらしい。自分がカゴの中にいる時にベルカが来ると、良くこうやってそばに行っては眺めている。
ただ、あまり近付かれるのも一応イヤなようで、目が合うと口を開けて威嚇してみせたりする。が、どうもあまり本気ではなく、とりあえず挨拶代わりにガンとばしてみましたという感じである。
一方で、外に出ている時にベルカの姿が見えると、ヒューストンはさりげなくカゴの中に逃げ戻ってしまう。
たまーに気付くのが遅れてまともに出くわしてしまうと、「あっちへ行けー!」とばかりに羽を広げ、ベルカが飛んでいってしまうまで追い回している。