コンパニオン

 昨日のNHKで、ペットに惜しみなくお金をかける人々と、それを狙ったペット産業の話をやっておりましたが。
 ぶっちゃけた話、「自分がうれしいのだから犬もうれしいだろう」という典型的な勘違いと、それを是正するより煽ったほうが儲かるので煽りまくるという商法ですな。
 ところで最近、ペットのことを「コンパニオンアニマル」とか「コンパニオンバード」とか言い換える向きがあるらしい。
 要するに、ペットという“見下した存在”ではなく、自分たちと同等のパートナー、家族の一員として動物を扱おうということらしいが、それこそ人間のエゴだと思えるのは、気のせいだろうか。
 しょせん人間は人間、動物は動物なのだから、そのラインを守ってつきあうのがお互いのためであり、それを踏み越えることは、本来の有り様を無視して人間扱いされる動物と、動物を人間と同等の存在だと思いこむ飼い主、双方にとって不幸だと思う。
 まあ、我が家はすでに人間様がインコどものしもべなので、どう言葉を飾って言い換えても無駄ってだけなんですが。

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