昭和の歴史がまた1ページ

 本日閉じました。
 そんな訳で、横浜は山下公園の『氷川丸』。
 公開終了といっても船本体がなくなるわけではないので、外観は別に撮影しなくともよかろうと省略。
 というか人多くて撮れないし。

 でも、撤去されるかもしれない看板は一応撮ってみた。

 機関室。
 多分、稼働中はものすごくうるさかったろうと思われる。

 チャップリンや秩父宮も滞在した特等船室の窓。
 多分何かのインコだと思われたので、とりあえずフォローしてみた。

 もやってある鎖にはウミネコがみっしり。

 正面顔はちょっとかわいい。
『氷川丸』は76年前の昭和5年に完成、横浜-シアトル間を結んだ豪華客船の1隻だった。その設備と乗り心地の良さから「北太平洋の女王」と呼ばれ外国人にも人気があったが、昭和16年の開戦と同時に海軍に徴用され、病院船となった。
 同様に軍に徴用された客船、貨物船が次々と沈められる中、病院船だったことが幸いして終戦まで生き延び、復員船を経て客船として復活(ただし、占領下時代は日本の国旗を掲げて航海することは許されなかった)。1960年に老朽化と客の減少から現役を引退、スクリューとその軸を撤去して山下公園に係留された。
 すぐ近くの大桟橋には、2006年にデビューした日本最大の客船『飛鳥II』が停泊していた。
 何となく70年の歳月の流れを感じたりして。
 この後、せっかく来たんだし中華街で一休みと思ったのだが、実は中華街には喫茶店というか、いわゆるドトールとかエクセルシオール中華版みたいな気楽な一休み系の店がないことが判明。
 人間様が見つけられなかっただけかもしれないが、結局、中国茶の販売店で試飲してお茶を買って帰ってきた。

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