春キャベツの季節

 近所のスーパーに春キャベツが出ていたので、捨ててある外側の葉っぱを1枚鳥ども用に持ってきた。
 ……いやだって今日の人間様の夕ご飯、ジャガイモと玉葱と豚バラ肉のスープ煮だからキャベツの出番ないし。
○ビビの場合
 ブロッサム、通称ちびころと同じように、人間様が出す物を疑問を持たずに食べるビビ。
 持たないのはいいのだが……。

 くちばしはきれいにしようね。
○ヒューストンの場合
 実は緑色のキャベツを見るのは生まれて初めてのヒューストン。
 見慣れない物は食わず嫌いをするので、どうするかと思っていたら案の定……。

 カゴの隅へダッシュで避難。

 10分後。

 30分後。
 これは撤去。
○ぎっくちゃんの場合
 洗ったキャベツを入れたら、食べるより先にキャベツについた水滴で水浴びを始めてしまった。
 しょーがないので気が済むまで霧を吹いてやった後、放置しておいたら……。

 ……何やってんの?

「羽づくろい……」

 今度はキャベツにぴったり寄り添って幸せそうに羽づくろいをしているぎっくちゃんを発見。
 時々食べているので分かっていない訳ではなさそうなのだが、相変わらず、何を考えているのか謎。
○ブロッサム、通称ちびころの場合。
 普通に食べているので、写真を撮り忘れました。

いいもん……


 ブロッサム、通称ちびころがこちらに背中を向けてすねている訳は……。

 これが我が物顔でおやつコーナーを占拠しているからです。
 何度か隙を見ては襲いに行こうとしたのだが、その度に人間様は厳しくブロックするし、ビビも人間様の陰に逃げ込むしでなんだか仲間はずれにされた気分になったらしく、すっかりいじけてしまった。
 頭掻いてやるから戻っておいで。

ビビのステルス作戦


 カメラが嫌なので一生懸命いないふりをしようとしているビビ。
 でもなぜ斜めになっているのかは謎。

 頑張っているのに指で触られてちょっとむっとしたビビ。

 噛んでみたらどいてくれるか試してみようとしているビビ。
 というか、カメラにしろ指にしろ嫌だったら逃げればいいと思うのだが、そういう発想はないらしい。

何かが出てる!

 会社から帰ってきたら、かまってほしくて早速寄ってきたぎっくちゃんだが、翼の羽が1本抜けかけているのに、気付かないのか知らん顔。

 で、人間様と遊んでいるうちにやっと自分の身体から何かが出ているのに気付いたらしく、突然緊張した顔になって後ろを気にし始めた。

「……なにこれ」
 いや、そんな顔されてもこっちが困るんだけど。

ビビと餌入れ

 餌を食べようとして、カメラに気付いたビビ。

 こんな格好なので、いつもビビは餌入れの表面にある餌しか食べられない。
 気付くと上のほうに殻だけがたまり、中身のある粒は下のほうで食べられないままになっている。
 しょうがないので毎日餌入れをかき混ぜて、ビビが常に身のある餌を食べれるようにしてやっているのだが、なんでここまで過保護にせにゃならんのだろうたまに思うことがある。

固まりビビ

 何かが見えているらしく、身じろぎもせずに上を眺めているビビ。

 この顔からすると、恐い物ではないらしい。
 ビビは恐かったり驚いたりすると、暴れるのではなく固まってしまうらしいことが最近分かった。
 しかも、人間様にも分かることで固まってくれればまだいいのだが、大体の場合、原因はビビ本人にしか分からない何かのことが多い。
 本当に気が小さいんだな、この鳥は……。

わるぎっく

 人間様が洗い物をしている隙に、ブラシのいたずらを始めたぎっくちゃん。

 どこを囓ろうか物色中。
 カメラには全く気付いていない。

 やってる、やってる。

 もうちょっとアップで撮ろうと接近したら、やっと見られていることに気付いたらしい。

 しばーらくレンズを見つめて固まっていたが、おもむろに振り返ると全然違うところを囓り始めた。
 つまり、悪いことをしてる自覚はあったんだな?

猟奇的な水浴び

 掃除機をかけていたら、水入れの中にありえない格好ではまっているぎっくちゃんを発見。
 どうやら、また例によって掃除機の音で水浴びがしたくなったので、自分でやってみたらしい。
 しょーがないので掃除機を止めて霧吹きを出したら、いそいそと水入れから出てきて今度はこのポーズ。

「準備完了」
 いや、準備完了はいいんだけどさ……。
 霧吹きをかけるとこうやって逆さにぶらさがり、羽を広げるのがサザナミインコ流。
 もともと南米のジャングルでもこうやって雨や霧を浴びているためらしいが、端から見るとただの変態。

指とヒマワリ

 ヒューストンは手を出すと必ず噛みつくいわゆる「ガブ子」である。
 手だけではなく、例えばティッシュなどを手に持って差し出してもものすごい勢いで襲いかかってくるので、この鳥はとりあえず目の前に出てきたものには、なんでも反射的に噛みつくのだろうと思っていたのだが……。
 最近になって、ヒマワリの種を指につまんで差し出す時だけは、ヒューストンは指には見向きもせず、ヒマワリだけを取って持っていくことに気付いた。
 1度2度なら、襲った先が偶然ヒマワリという場合もあるので、念のために日を置いて何度か検証を重ねたのだが、何度やっても同様に、ヒューストンは最初からピンポイントでヒマワリの種だけをくわえにかかっている。
 しかも良く見ると、指には絶対に触らないように注意しながらやっている。
 つまり、ヒマワリの種をやる時だけは、噛みつかれる恐れはないということか……。
 というか、普段の噛みつきは意識して狙ってるんだな!?