海自サマーフェスタ。
年を追うごとに苦行度が高まってる気がする。
今年は米軍基地の開放や横須賀の花火大会と重なったせいかすごい人出だった。
米軍基地→海自の順で行こうと思ったのだが、米軍基地のゲートの前についたのが開門20分前だったにも関わらず、10分ぐらい歩かないと最後尾につかない程の長蛇の列。
しかもそこまでやって入ったら、今年は1隻しか公開してないし。
左:米軍基地内で公開されている護衛艦『はつゆき』
右:米軍側の公開艦『マスティン』
『ジョン・S・マケイン』や『カウペンス』と同型なので、はっきり言って新鮮みがない。
『マスティン』から『はつゆき』を見たらこんなことをやっていた。
ご苦労様です。
海上保安庁も登場。低速でとことこ港に入ってきた。
なんか電光板で文字を流しているので、パトロールついでにこっちも隊員募集してるのかと思っていたのだが、写真を拡大してみたら「NUCLEA(R)」と書いてある……。
で、岸壁に泊まっていた米軍潜水艦の横を、妙に挑戦的に触れそうなぐらい近付きながら通り過ぎ、Uターンして去っていった。
……あとで『マスティン』の乗員にちょっと意地悪して「あそこにいるのは原潜? 通常型潜水艦?」と聞いてみたら「何も言えないよ。僕は知らないな」という答えが返ってきたのだった。
左:『マスティン』の艦橋。
右:『マスティン』の艦橋を後ろから。
給油菅。ボロ布をつっこんで栓をしてある……。
『はつゆき』から見た『ブルーリッジ』のお尻。
でっぱった所にあるの機関砲じゃないかと思うんですけど、なんでこんなところに?
左:艦内の説明板。
右:シースパローに貼られた文字。
フレンドリーさに心がなごみます。
ここで米軍基地は終わり。この時点で昼頃。
シャトルバスに乗って海自の横須賀基地に移動したら、まるで近所の商店街の祭りみたいな混みっぷりでいきなりげんなりする。
そういえば、いつもは朝いちに行ってこの時間は大抵艦内にいるから、外がどうなってるのか良く知らないのだった。
とりあえず仮設風呂。
阪神大震災でも活躍したらしい。
水曜日と違う部分を探してください。
今回嬉しかったのは、『ひえい』が公開されていたこと。
人間様が生まれて始めて乗った護衛艦がこれと『はるな』だったこともあり、もういちど見たいと思ってたのだ。
わーい。『ひえい』だー。
でも隣の『カウペンス』はもうスルーでいい。
『ひえい』は古いので、他の艦とはずいぶん形が違う。
他の艦には1基しかない砲塔も、この艦には2基。
ヘリだって3機も積めちゃう(後ろに1機いる)。
他の艦では鉄になってる士官室のドアも、『ひえい』では木。
しかもすごい立派な表示……。
砲撃訓練用の曳航標的。
「当たっちゃったらどうするんですか?」と聞いたら「当たっちゃったらもったいないけどしょうがないですね」だって。
こっちは『さざなみ』の艦長室内部図。艦長室のドアの横に貼ってあった。
なぜトイレをわざわざ「ウオッシュレット」と表示してあるのかは分からない。
『しらせ』と小さいお友達用の『やえしお』。
そういえば『さざなみ』で乗員相手に「え~もう『しらせ』自衛艦旗返納しちゃったんですか~。返納式を2日にしてくれれば~」とか変な駄々こねてる女がいた。
今日もいた『ちびしま』。
なんか見るたびに装備が充実していってる気がする。
水中処分隊の展示。
実は水曜日に同じ場所で何かやってるのを見て不思議に思ったんだが、これの練習だったんだな。
基地の隣のダイエーから撮影したヘリの降下訓練。
ダイバーを降ろしてまた引き上げている。
もーとにかく暑いし人は多いしでいやになって早々に出てしまった。
ちゃんと楽しもうと思ったら、もっと早く来て並ぶぐらいの根性がないと駄目かもしれない……。
○おまけ
『さざなみ』のマスコット。その名もさざなみ太郎。
なんでも国産1号艦だから元ネタを金太郎にしたらしい。ってなんで?
しかもこんなものまでできている……。