天の光はすべて星

 みなとみらいで10/1から10/5まで、2年にいちどの航空宇宙関連の技術展『2008年国際航空宇宙展』が開催されている。
 最新(じゃないかもしれないけど)の航空宇宙技術が見れるらしいので、行ってきた。
 ……たまに自分でも忘れることがあるが、人間様は実は小学生の頃からの宇宙開発好き。

「お休みなのにかまってくれないんだ……」
 ごめんよ。

 BMDのミサイル関連らしい海外企業のブース。
 とりあえず撮ってみた。

 JAXAの次世代超音速機の実験機。
 いろんな衛星とか観測システムとかのブースをひとしきり見た後、13時から会場裏の臨港パークで回転翼機のデモフライトがあるのでGO。
 過去の自衛隊系のこの手のイベントの実績(?)から、きっと大混雑するだろうと30分前に場所取りに行ったのだが……。

 しごくまったりしたのどかな雰囲気に拍子抜けする。

 正面はベイブリッジ。
 暑くもなく寒くもないいいお天気。
 半分眠くなりながら座って待つこと30分。アナウンスも何もなくおもむろにフライトが始まる。

 まずは空自の救難機。
 ついこの間見たような気がする……。

 左:ベイブリッジをバックに海上救難訓練。
 右:ダウンウオッシュの中で収容を待つ救難員。大変そう。

 左:横浜市安全管理局と川崎市消防局。消化剤を投下するデモをやったのだが、今日は酷使続きのD-60ではなく動作の遅いオリンパスのSP-510UZを持っていってしまったので、華麗に投下の瞬間を取り逃したのだった。
 右:陸自のUH-1。2機でやってきて、1機が機体をくるくる回転させながら飛んだり急上昇と急降下をしたりとダンスを踊ってくれた。

 同じく陸自のOH-1。こちらもダンスを披露。
 写真の縦横を間違えた訳ではなく、本当にこんな風に飛んでいる。

 これも何度も見たような気がする海自の救難機。
 観客の真上10メートルぐらいを低空飛行。

 左:展示のハイライト。空自のCH-47Jによる空中消火。
 右:まずぶら下げている袋を海に袋を入れて海水をくんで……

 左:機体がでかい上に水をくむためふんばっているので、ものすごい風が巻き起こる。
 右:舞い上がった海水が風に乗って正面の観客を容赦なく直撃。はずれた場所で良かった。

 左:海水でぱんぱんになった袋を持ち上げて上昇。
 右:ヘリが去った後、展示海域を示すブイが風圧で倒れていた。

 左:写真だと分かりにくいが、巨大な機体が重い袋をぶら下げてパワーに任せて飛んでいく様はものすごい重量感がある。
 右:散水!

 消火を2回繰り返した後、仕事を終えて駐機場に着陸していくCH-47J。
 実は木立のずっと向こうにあるのだが、大きいので遠近感が狂っている。

 この後は小型機による軽快な飛行。
 左:ユーロヘリEC135のダンス。
 右:川崎重工業BK117C-2もダンスを踊る。横滑りに飛んだりバックをしたり、まるっこいな機体なのにすごい器用。

 BK117C-2の急上昇。ヘリってこんな飛びかたができるんだ……。

 ラストを飾った特別参加らしい海自の救難飛行艇。
 でも飛んでくるまでにかなーり間があいたので、もう終わったと思って帰っちゃった人もいた。
 フライトが終わってからまた会場内へ戻って回ってみる。
 防衛省が開発してる次期ステルス機のモックアップとかあったのだが、撮影禁止な上に警備員がいっぱいはりついていて触ることすらできなかった。

 左:小型無人偵察機。
 右:四つ足の飛行機。良く分からないけど多分VTOL。

「特殊構造の不織布が、水と油を同時に拭き取る!」らしいヘルメットバイザー用クロスとクリーナー。
 こういうのも確かに必要なのだが、なんかものすごい違和感……。

 三菱重工のブース。H2Aに搭載可能な実験用マウスの飼育装置(開発中)。
 一見回し車みたいに見える部分がマウスを入れるところ。動かないが自力で適当に走り回れるよう、こんな風になっている。
 マウス的にはそれほど悪くない環境らしい。

 左:北の大地のCAMUIロケット 小。実際に飛んだ実機。
 右:北の大地のCAMUIロケット 大。
 すっごい面白かった。またやったら行こう。
 ちなみに、宇宙開発好きと言いつつそれ方面の写真が少ないのは、説明を聞くのに夢中になって写真そっちのけだったため。

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