軍港内のお散歩

 横須賀へ行く用があったので、ついでに『YOKOSUKA軍港めぐり』に乗ってみた。
 その名のとおり、海上自衛隊の基地と米軍基地を小さな観光船でぐるっと回る1時間弱のクルーズで。ほぼ全行程が軍港内で、一般人が立ち入りを制限されている場所というのが特徴。
 一体運航会社はどんなコネを持っているのだろうか?

 米軍基地を横に見ながら港外へ向かう。
 いつもは必ず何隻か艦艇がいるのだが、この日はほぼ全部がどっかに出払っているという、ある意味非常に珍しい状態。
 こんなすっきりした風景は初めて見た。

 いたのは第7艦隊旗艦『ブルーリッジ』と原子力潜水艦『オハイオ』の2隻だけ。
 しかも『オハイオ』も午後には出ていってしまったらしい。

 海自の消磁所(艦艇が帯びてしまった磁気を消す場所)を経由した後一旦港の外に出て、日産の追浜工場などを眺めながら今度は長浦湾と呼ばれるちょっと奥まった場所に入る。
 ここには自衛艦隊司令部があり、当然ながら海自関係の施設がひしめいているのだが、そんなの関係なくレッツクルーズ。
 線が引いてあるのは標的艦(旧『たちかぜ』)、横にいるのは試験艦『くりはま』。

 クルーズ船のすぐそばを通っていく『さわかぜ』の搭載艇。
 なんかもう周囲ではごく普通に自衛隊の日常生活が繰り広げられている。

 搭載艇の後から堀切(水路)を抜けると向こうにはおなじみの姿が……。
 手前から『しらせ』『おおなみ』『たかなみ』『むらさめ』
 さらに向こうには潜水艦もいる。

『むらさめ』の正面顔と潜水艦のお尻。
 クルーズ船のお兄さんのガイドによれば、武器か何かを積み込むために潜水艦はここに来てるらしい。

 基地の隣のヴェルニー公園。元々は旧海軍の港を公園にしたものなので、海側から見ると港の設備が残っている。
 これはボートや小型船をつけるための場所。

 これは船を陸に引き上げる場所。
 体験航海や自衛隊の見学で見せてもらうのとはまた雰囲気が違って面白かった。
 ジョージ・ワシントンが戻ったあたりにまた行きたい。

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