語源は「日当たりのいい場所」らしい

*書いている途中で寝落ちしてしまったので、18日の日付で掲載します。
 ニュースでも話題の『ひゅうが』の自衛艦旗授与式&出発式に行ってきた。

 最大馬力は10万馬力。つまり鉄腕アトムと同じらしい。
 進行はこの間の『やくしま』と同じ。
 ただ、今回は護衛艦なので、何かにつけて規模が大きいし時間がかかる。

 式典会場。
 とりあえずでかい。

 手前にあるのは中継スクリーン。
 この位置からは艦の上でやっていることは当然見えないので、ここに映像を出す。

 左:艦長が今回は地方総監ではなく、防衛次官(防衛大臣の代理)から自衛隊旗を受け取る。
 右:乗艦。

 造船所の旗がおろされる。

 左:次官たちが乗艦。
 右:今回は報道陣も多い。式の進行に合わせてカメラやらマイクやらを持って右往左往。

 自衛隊旗掲揚。

 次官のお供で海上幕僚長も乗っているため、幕僚長旗が揚げられている。
 幕僚長が艦を降りると即おろされてしまうのでちょっとレアな旗。

 自衛艦旗授与式終了。次官退場。
 横須賀地方総監(左)はなんでこっちを見てるんだろう……。

 この後は例によってパーティ。
 今回はこんな酒が出た。
 海老名の産でフルーティな甘口。おいしかったので個人的にも欲しい。

 パーティ後、母港となる横須賀基地に向かう『ひゅうが』の出航見送りがある。
 すでに乗員が登舷礼をしていた。

 左:実はこんな構造になっていた昇降口。
 右:出航ラッパと艦長の敬礼。

 左:いよいよ岸壁を離れて母港となる横須賀へ。
 右:写真だと見づらいが、報道ヘリが5~6機上空を旋回し続けている。
 これで授与式は終わり……だがイベントはまだまだ続く。
 今度は横須賀基地で入港してくる『ひゅうが』を出迎えるのだ。
 落ち着いて考えるとものすごくマヌケな展開だが、本人は入港に間に合うよう横須賀に駆けつけるのに必死でそんなこと考えている暇はない。

 間に合った!
 右に見えるのは米軍の駆逐艦『シャイロー』
 客を鈴なりに乗せたよこすか軍港めぐりの船が猫まっしぐら状態で接近していっている。

 左:アップにしてみた。
 右:埠頭に着岸。左側の『いかづち』との差がすごい。

 左:音楽隊の演奏をバックに入港作業完了。でも実はこの時点で歓迎式典開始まで1時間以上あるのだった。
 右:ようやく式典開始。乗員(の代表)が整列して花束や偉い人の祝辞を受ける。
   日向つながりで宮崎県の東国原知事からの祝電が来ていたが、残念ながら笑いはかましてくれなかった(当たり前だ)。
 で、ここでようやく最後のイベント、艦内見学になる。

 ちゃんと横断幕張るんだ……。

 左:格納庫。手前のヘリの胴体に描いてあるのはフェニックスをモチーフにした『ひゅうが』のシンボルマーク。
 多分自衛隊でも1,2を争うかっこよさだと思う。
 右:こんな長い艦内通路は初めて見た。
 でかいから居住性がいいのかと思ったら、格納庫等航空関係の設備に思いっきり場所を取られてるので実際にはそうでもないらしい。

 普通の護衛艦では艦橋の近くとかにでんと構えている機関砲も、『ひゅうが』では甲板の隅っこにちょこんと据えられている。

 左:『ひゅうが』は座高が高いので、甲板からは他の艦はこう見える。高所恐怖症の乗員の人は大変らしい。
 右:日没の時刻なので自衛艦旗を降下。
 良く考えたら、今日この旗をもらったばかりなので、この作業は今日初めて行われたのだった。

 艦首側から甲板を見るとこんな感じ。
 なんというか、ものすげー物を見た。
 こんな護衛艦を見る日が来るとは思わなかったわ。
○おまけ

 最近の新聞は、現場で記事を書いてそのままネット配信するらしい。
 授与式会場で必死にノートパソコンを叩くどっかの新聞社の人。
 だから誤字があったりするのだな。

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