珍しくカゴの外で人間様に挨拶をしているヒューストン。
普段あまりカゴから出たがらないヒューストンだが、年に何度か、妙に社交的になることがある。
そんな時にはこんな風に部屋の中を歩き回って、人間様とティッシュのひっぱりっこをして遊んだり、その箱をぼろぼろになるまで囓ったり、ブロッサム、通称ちびころやベルカのカゴを遠巻きに見物に行ったりしている。
もちろん、そんな彼女を見るのは人間様も大変嬉しいのだが、社交的だからといって人の手を襲う癖までが直る訳ではない。油断して床に手をついていたりすると、いつの間にかやってきたヒューストンに噛みつかれてびっくりしたりする。