また今年も流行るようで。
なんでも、人に感染しやすい新型の変異体が出たとかで、巷でも話題になっているらしい。この分だと、インフルエンザを恐れるあまりに飼っている鳥を野に放つ阿呆な飼い主が現れるのも時間の問題だろう。
人間様も一応気になって行きつけの先生に確認してみたのだが、基本的に、野鳥と接触しなければ感染の心配はほぼないとのこと。つまり、外で日光浴などをさせる時には野鳥が近付かないように注意し、人間のほうも、外から帰ったら必ず石鹸で手を洗ってから鳥に触るといったことを守っていれば大丈夫らしい(当然、公園でハトやスズメと遊ぶなどというのは論外)。
考えてみれば、これまで感染がニュースになった鳥たちは、皆スズメやカラス、ハトなどが入り込みやすい野外の飼育場などで、家の中で1羽飼いされている手乗りのセキセイインコが感染していたなどという話は耳にしない。そういう意味では、鳥たちにとって恐いのは、病気に感染することより、むしろ人間の無知なのかもしれない。