自衛隊船祭り本番

 朝4時起きで堪能して参りました。
 家を出るときには雨が降っていてどうしようかと思ったが、式が始まる頃にはすっかり晴れ。
 気温も意外と暖かくて、荷物を増やす愚を犯してまで持っていったストールとレインコートが完全に無駄に。
 でも、航空関係の閲覧とデモンストレーションはほとんど中止になってしまったのだった。

 護衛艦を軽々と引っ張っていくタグボート。
 こうやって岸壁(と他の艦)から離してもらってから、護衛艦は出航していく。

 浦賀水道を出たあたりで各地(横須賀、横浜、木更津)から出航してきた艦が次々合流、隊列を組む。

 護衛艦、護衛艦、護衛艦。
 でも左側に1隻だけ、赤の他人のくせになぜか一緒になって堂々と進む貨物船。
 この後、隊列に完全にはまりこんでしまい、出られなくなって困っていた。

 相模湾に出るとすっかり晴れ。閲覧を受けるために前方から接近してきた部隊。

 閲覧する側が2列に並んだ間を、される側が通っていく形になる。
 ちなみに人間様が乗っていた『ちはや』は閲覧部隊(のオマケ)。

『ちはや』の前を行く閲覧部隊。

 すれ違う潜水艦。

 かっとんでいく『しもきた』搭載のエアクッション艇。
 水しぶきがすごすぎて、どんな形なんだか全然分かりません。

 単艦がんばっていた海上保安庁の巡視船。

 閲覧が終わり、実演展示のために反転する艦隊。
 2列になった閲覧側が、2列のまま1艦ずつ順番にくるりとUターンしていく。

 礼砲。花火みたいな音だった。

 ボフォース(対潜ロケット)の着弾。
 舷側に席を取り損ねて後ろのほうから撮影したので、他人の頭が写りこんでいる。

 ヘリの発艦。このまましばらくホバリングした後飛んでいく。
 この後浦賀水道に入るまで、各艦の回りを飛び回って愛想を振りまいていた。

 散水しながらIRフレアーを発射。その中につっこんで通過。

 地味に給油のデモンストレーションをしながら通り過ぎる給油艦。

 完全に撮るタイミングを逸した潜水艦のドルフィン航法。

 白波を蹴立ててすっ飛んでいくミサイル艇。この後にエアクッション艇もすっ飛んでいった。

 全てが終わってホームスピード(通常時より当社比1~2割スピードが速くなっております)で母港へ。
 風がすごいんですが。

 入港。
 乗員の人たちが手順を進めている艦橋の窓の外には、すでにタグボードに岸壁につけてもらっている艦が見える。
 スラスターを持っていて前後はもちろん左右にも動ける『ちはや』は、タグボートがなくても「車庫入れ」可能。
 その場でくるっと回って横に動いてぴたりと岸壁に寄せていた。
 おみやげ(?)は海自特製クリアフォルダに入った自衛隊と『ちはや』のパンフ、観艦式のプログラムにオリジナルボールペンだった。
 グッズはもちろん、艦内売店でパンやお菓子やアイスクリームや海軍カレーパンを売ってるわ、ジュースの自販機はあるわ、行き帰りには退屈しないよういろいろイベントを用意するわ、至れり尽くせり。
 海自の皆さん、お疲れ様でした。
 でも、艦から降りる時のBGMが『男たちの大和』のエンディングだったのだけは、どうかと思います。

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