今日は2日目。
今日明日と、ホテルに泊まって参加している。
実は通える距離なのになんでわざわざ泊まるのかという話もあるが、SF大会の時は、普段なら絶対泊まれないような高級ホテルに団体料金で安く泊まれるのである。
今回も、横浜の海が良く見えるホテルで贅沢ライフを満喫中。
会場風景。
なんかもう普通に日本じゃなくなってる。
大人も子供も大喜びの液体窒素実験企画。
フィラメントだけにした電球を液体窒素に漬けてスイッチを入れると、普通につきますという実験。
『スター・トレック(宇宙大作戦)』のジョージ・タケイ。
なにが信じられないといって、これでとっくに60才過ぎてるということが信じられない。
しかし、英語のできない日本人が無理してバイリンガル企画をすることほど痛々しいものはない。
今日やっていた、とある日本の伝統技術について師匠から話を聞くという企画がまさにそれで、普通に同時通訳を連れてきて師匠の日本語を訳させていけばいいものを、何をはりきったのか主催者が解説からパワーポイントの資料から全て自ら英語でやろうと試みたらしい。
ところがこの主催者、肝心の英語力はといえば高校生程度のものしかなく、しかも舞い上がりやすいタイプのようで、説明は時制から何からめちゃくちゃなブロークン英語、ちょっと複雑な単語になると電子辞書で確認しないと分からず、英語でつっこみが入るとすぐしどろもどろで口ごもってしまう。もうあまりひどいもので、見かねたらしい手伝いのスタッフが遙かに達者な英語でフォローに入るのだが、そんなになってもなお自分が解説をしたいらしく、スタッフの英語の合間にしきりと口を挟んでくる。
結果、外国人参加者は訳の分からない片言の説明ばかり聞かされて混乱、解説者が英語にばかり必死になったために日本語のほうがおろそかになって日本人参加者も混乱、肝心のゲストはその混乱に巻き込まれて予定していた半分の話もできないと、悲惨なことになっていた。
企画そのものは興味深い分野だっただけに、かなり残念。というか、なんで誰もこの主催者の無茶(というか無謀)を止めなかったのか。