50年前の新しいカーペット

 日夜インコどもにフンをされたりかじられたりし続けている無印良品のラグマット。
 最近なんだか形が歪んでへたれてきたので、何かかわりはないかと思っていたら、良く行くデパートのペルシャ展示会でこんなものを見つけた。

『キリム』という、トルコとかイスラム圏の遊牧民が織ったウールの薄手のカーペット。
 遊牧民が使うものなのでとにかく丈夫。100年ぐらいは軽くもつらしい。これも未使用品だが50年ぐらいはたってるんだとか。
 ちなみに中央の顔みたいなのは魔よけとのこと。

 なんかかわいい動物模様。
 手織りなので1匹1匹表情が違う。
 ちなみにお値段は、行きつけ価格で2割以上割引してもらって、無印良品ラグが100枚以上買える程度。
 確かにネットで検索してみても、未使用品の50年物でこれだけ緻密な模様のものはなかなかないのでしょーがないかと思う価格ではあるのだが、そんなわけでとてもではないがインコどもに蹂躙させる気にはなれず、いまだに無印良品は現役のままである。
 まあ、人生に計算違いはつきものだよね。

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