昨日あたりニュースになっていたが、13日から自衛隊を中心に7カ国合同で『拡散に対する安全保障構想(PSI)海上阻止訓練』が行われている(なんの拡散?)。
今日はそのうち護衛艦と英、オーストラリア、フランスのフリゲートが横須賀で一般公開されたので、行ってきた。
開始が14時からで、13時半には現地に着いたのに、ボディチェックゲート前はもうこの行列。
ディズニーランドのアトラクションですか?
左:左から護衛艦『まきなみ』、試験艦『あすか(見学はなし)』。
右:左から英艦『モンマス』、オーストラリア艦『パース』、フランス艦『ヴァンデミエール』
ヤマトっぽく『まきなみ』の速射砲ごしに艦橋を見てみた。
この間のマリンフェスタで飛んでたSH-60J。なんかクジラの尾びれみたい。
外国艦への道。
また並んでる……。
艦名の幕も由緒ありげ。
それにしても、こんな所まで乳母車で乗りつける親ってどうよ?
しかもやってるの自衛官らしいし。
ロイヤルネイビーの象徴、煙突には王冠のエンブレム。
なんかハープーン発射装置の下にあった妙にアナログなカートっぽいもの。
奥の仕切りのサイズが発射管にぴったりな所を見ると、ここにミサイルを置いてよいしょと装填するのか?
『モンマス』と『パース』の艦橋。
とにかく人が多いので、どういう撮り方をしてもオヤジの頭とかが写りこんでしまう。
『モンマス』から見た『ヴァンデミエール』のフランス国旗と猿島。
針路表示もかっちり。さすが紳士の国イギリス。
でも中は触ったら感電しそうな電気回路むきだし。
ロジスティック・オフィサーって主計士官室?
格調高げな扉とプレートはさすが貴族の国イギリス。
でもひとつラッタルを上がると、かなり空気読めてなさそうな緊急通報に関する注意書き。
艦橋。設備は護衛艦と同じだが、配置がかなり違う。
窓際にずらりとまとめてあるので、ずいぶん広々とした感じがする。
ついでに床はカーペット敷き。
操業中の漁船に注意、ということか?
どこの国も大変だね。
整備中らしいヘリコプター。ローターのブレード(っていうの?)の形がなんか違う。
ノーズに描いてあるモーターヘッドっぽいシンボルマークがかっこいい。
『パース』の格納庫。手前のお姉ちゃんは画面外のオーストラリア士官の撮影に夢中。
何を言っても聞こえなさそうなのでそのままシャッターを押した。
今日はこんな風に外国人士官の写真コレクションに励む女性が目立ったが、そんなもんコレクションしてどうすんだろう?
のぞいてみたらトレーニング室だった。並んでいるのはダンベル。
ビリーもやったりするんだろうか?
格納庫の所に置いてあったもの。
ずらりと並んだポケットに乗員の名前がひとりひとり書いてあって、何かと思ったら居場所確認表らしい。
勤務中は「DUTY」、艦内にいれば「IN」、外出中なら「OUT」の札をポケットに入れておく。
そういえば、士官に「YAMAMOTO」と読める名字があったんだが、日系人かな?
『パース』のエンブレム。
そういえばこの艦の艦長は女性。初めての女性艦長だそうな。
アイロン台とアイロン……。
『パース』から撮った『あすか』と『まきなみ』のお尻。
『パース』艦橋。配置は『モンマス』と似てる。
この前にCICを見せてくれたのだが、さすがにそこは撮影禁止。
……そういえば手前のこのオヤジ、前の写真にも写りこんでたような……。
『パース』と『ヴァンデミエール』の艦橋。
『ヴァンデミエール』は英、豪の艦よりひとまわり小さい。
そのせいか乗っていても他の艦より揺れる感じがした。
『ヴァンデミエール』のヘリ。真っ黒でかっこいいが、正面から迫ってこられたらものすごく恐そうだ。
そんなもので順路の指示をしないでください……。
士官の制服一覧らしい。半ズボンいまだ健在。
機械室。ここも設備は護衛艦と同じだが、配置が違う。
乗員の人がひとりいたので説明してもらおうと思ったのだが、当然ながらお互い相手の言葉が全然分からない。
しょーがなくて双方外国語である片言の英単語と身振り手振りで頑張った。
でも最後はちゃんと「メルシー」って言ったよママン。
降りたら風が強くなって、いい感じに国旗がなびいていた。
今日の公開の全体像。
こうやって見ると護衛艦もけっこうでかい。
今回、外国艦は全部フリゲートだったのだが、やっぱり国によって結構雰囲気が違って面白かった。
そういえば、案内などに出ている人が階級を問わず皆白人なのが少し不思議だったのだが、海軍って意外と東洋系や黒人っていないものなんだろうか?
ちなみにいちばん見れる場所が少なくてつまんなかったのは『まきなみ』だったのはここだけの話。
○おまけ
『ヴァンデミエール』の売店。
……ライオン歯磨き……?