くつろぎのポーズ

 最近のぎっくちゃんは、カーテンレールの上がお気に入り。
 ここならライバル(ぎっくちゃん認定)のビビを見張れるし、ブロッサム、通称ちびころに追い払われることもなくくつろげる。

「んー」
 ……多分くつろいでいるのだと思う。
 ちょっと自信がない。

偉そうなアングル

 ぎっくちゃんの、久々の水浴び後。

 相変わらず足がでかい。
 そういえば、鷲か何かで丁度こんなアングルの写真を見たことがあるような気がする。
 これだけ見るなら、ぎっくちゃんもなかなか負けてはいない……かもしれない。
 自信ないけど。

困った顔

 目が大きすぎるからなのか、はえかたの問題なのか、ぎっくちゃんはふくらんだ時に良く羽毛が目にかかっている。

 微妙に情けない顔。
 というか、インコのくせにそんな視界が妨げられるようなことになってていいのか?
 人間様ですら髪が目にかかるとうっとおしくて仕方ないのに。

はじめての場所

 絶対これだけはするまいと決めていたのに、うっかりサイトのカウンタ12万を自分で踏んでしまいました。
 さて。
 台所仕事をしている最中にぎっくちゃんがしつこく呼び鳴きするので、連れてきて水切りカゴに乗せておいた。
 ちなみにここはぎっくちゃん的には初めてとまる場所。

「ここは……」

「……別にいいや」
 そうか、いいのか。

物陰からこっそり

 なんか変な視線を感じる……。

 お前か!
 ところで、石原慎太郎の特攻隊映画を今やっている訳だが。
 なんかテレビの予告CM見たら、内容的に戦艦大和が特攻機に変わっただけみたいなので、激しく見る気をなくしている。
 いや別に興味がない訳ではないのだが、何というか、平凡な若者の日常→動員されて戦争へ→大切な人との心のふれあい(死んじゃ駄目! と泣く主人公の大切な人)→戦闘開始→戦死というルーチンは、もう大和と回天でお腹いっぱいというのが正直なところ。
 なんでこう、自称個性的な作品づくりの連中が、揃いも揃って判で押したようなものしか作らんのか分からん。

怒りの鉄拳

 フンを取ろうとティッシュを出したら、何が気に入らないのかいきなり怒りながら襲ってきたぎっくちゃん。

 写真だとあまりそうは見えないが、実はかなり激しく攻撃をしてきている。
 でもしょせんぎっくちゃんなので、人間様は全くのノーダメージ。
 お前、最近ちょっと生意気になったんじゃない?

かくれてさえずり

 どうもぎっくちゃんは、人間様がドライヤーを使う時、その音に合わせてさえずっているらしい。
 らしい、というのは、ドライヤーを止めると同時にぴたりと鳴くのをやめて黙り込んでしまうため、現場を押さえられないからである。
 でも、たまに夢中になりすぎてタイミングを誤るらしく、ドライヤーを止めても1,2秒、そのままさえずっていることがある。
 そして、音がやんでいるのに気付くと、慌てて沈黙している。
 ……やっぱりぎっくちゃんだな、お前は。

ぎっくちゃんの楽しみ

 自分の抜けた羽で遊ぶのが大好きなぎっくちゃん。
 毛引きの原因になることもあるそうで、本当はあまりやらせてはいけないようなのだが、あまり楽しみを持たないぎっくちゃんの唯一といっていい娯楽なので、大目に見ている。

 片足で持ってかじったり、しゃぶったり。いつまでもいじくっている。
 落とすとわざわざ拾いに行くので、相当楽しいと思っているらしい。

 いや、そんな下を覗かなくてもちゃんと握ってるから。落としてないから。