裏表のある鳥

 カメラが近付くのがいやで、なにげに逃れようとして表になったり裏になったりしているぎっくちゃん。
 でもなぜか、飛んで逃げればいいということは思いつかないらしい。

 表側。

 裏側。
 というかお前、他の場所ではカメラなんて全然気にしてないじゃないか。

キャベツを食べる

 浅漬け用のキャベツをおすそわけ。

 わざわざそんな足で掴んで食べにくい格好せんでもいいと思うが。
 最初は一口かじって「いらない」という調子だったのだが、最近は入れるとすぐに大喜びでやってくる。
 そして葉っぱがしおれるまで、暇を見てはシャクシャクシャク、モグモグモグ、シャクシャクシャク、モグモグモグと音を立てて食べている。
 なんでそんな兎みたいな音がするんだ?

ただいま充電中

 ぎっくちゃん、久々の電池切れ。
 つい今しがたまで膝掛けにもぐって遊んでいたと思ったら、床で動かなくなっている。
 せっかくなので、いろんなアングルから写真を撮ってみよう。

 これは遠景。

 これは俯瞰。

 これは横から。
 前から撮ろうとしたら、充電完了したらしく逃げていってしまった。

ぎっくの小さな冒険


 自分のカップ(本人認定)が出ているのに気付いたぎっくちゃん。
 そばに行きたくて人間様の膝にやってきたが、直接テーブルに飛び移るには空き場所がちと足りない。

 しばらく首をのばしたり縮めたりしてカップを眺めた後、まず人間様の腕に乗ってそこからカップに近付けばいいと気付いたらしいぎっくちゃん。
 勢いをつけて飛びついてきたものの、中途半端な所にとまったために自重で下に回ってしまってちょっと焦る。

 しばらくじたばたした挙げ句、ようやく登攀に成功。
 満足してとりあえず愛の告白。
 というかさ、このカップ、別にお前のじゃないんだけどね。

寒い日のセカンドハウス

 最近のぎっくの巣。

「あたたかい……」
 どうやら人間様の膝掛けが気に入ったらしく、床に置いておくともぐっている。
 一旦もぐると30分でも1時間でもひとりでぴよぴよ鳴きながら遊んでいるので、ほったらかしできて楽でいいのだが、冷え性の人間様にとっては、この季節に鳥に膝掛けを占有されるのはちとつらいのも事実である。

ぎっくびっくり

 何にびっくりしてるのか分からないが、とにかく何かにびっくりしているぎっくちゃん。

 びっくりするのはいいのだが、何か足の位置が変じゃないかね。
 いや変なのは足の位置だけじゃないけどさ。

 5分後。
 どうやらまだまだびっくりしている模様。
 ずいぶんと長続きするびっくりだこと。

降ります、降ります


 ……まあ、電気コードを伝ってのぼりおりできるぐらいだから、カーテンをさかさに降りるぐらい朝飯前か……。

 途中、台の上で遊んでいたブロッサム、通称ちびころと睨み合い。
 がっちり布を掴んでいる足元に注目。

 でもリーチが届かないので、知らんぷりすることにしたらしい。
 フンしないんなら、いくらそこで遊んでもいいんだけどね。