足の届かない後頭部の真ん中へんに鞘羽が固まってしまっているぎっくちゃん。
　換羽期おなじみの光景とはいえ、鳥のくせに情けない。

　なんか気持ち悪い。
　こうなると、いっそ頭をほぐしてくれる友だちを買ってやったほうがいいのか、ちょっと本気で悩んでくる。

　人間様にもぐりオモチャを出してもらうのを待ちこがれるぎっくちゃん。

　そわそわ。

　うろうろ。
　テーブルに置くと文字どおりあっという間に飛び込んでいく。　　
　ここまで待ち望んでもらえればこのパンフも本望だろうが、そろそろぼろぼろになってきてるんだよね。
　……次どうしよう。

　また吠えてる。
　しかも遠吠え。
　

　こういう姿を見ると、このぎっくちゃんからもちょっぴり野生を感じたりは……しないな。
　だからどうしてシャッターを切る瞬間にあくびするんだろうね。

　マウスに懸命に交尾を迫るぎっくちゃんを激写。

　いくらなんでもそれは血迷いすぎだ。

　羽遊びをしていたら、うっかり落としてしまったぎっくちゃん。
　落ちていくのをちゃんと見ていたくせに、なぜか最初に探すのは自分の足。

　クリックするとムービーが始まります。
　WMVファイル　1.3MB（10秒）
　……落ちたのは幻で、本当はちゃんと握っているはずとでも思うんだろうか……。

　ぎっくちゃんも実は翼は割ときれいな色をしているのである。

　ビビとはまた違った色合いの青。
　でもお尻の青い松ぼっくりみたいな感じがちょっと気持ち悪い。

　計測シリーズ第3弾。

「好き」
　好きはいいけど、正確に測れないから頭上げてくれない？

　なんかものすごい睨みつけられてる感が……。

「…………」
　ぎっくちゃんの目は一見真っ黒に見えるが、黒い瞳孔と少し茶色い人間で言えば白目に当たる部分に分かれている。
　なので光の加減によっては、こんな人相の悪い写真になることがある。
　でもこれはさすがにどうかと思う。

　もぐりオモチャをそのへんに放りだしておいたら、本やら何やらに挟まれてよれよれになってしまった。

　ちょっとシュールなシルエットになったオモチャの中で、それでも満足そうなぎっくちゃん。
　……ごめんよ。
　もっといいのを買ってやろうかとも思うんだが、それを気に入ってくれる保証はないしなあ。

　ご機嫌で新聞紙をむしっているぎっくちゃん。
　しかし実際には引っ張ったり押したりしているだけで、ほとんどむしれていないのには気付いてない模様。

　クリックするとムービーが始まります。
　WMVファイル　3.55MB（27秒）
　ところで、最後の妙な間はなんなのだろう。