近所のイトーヨーカドーで2,700円。
あまりグッズ系には興味がないのだが、これはちょっと欲しいと思った。
でも、買っても絶対差せない。
この肩越しににらむ感じが、何となくすねた時のブロッサム、通称ちびころに似ていないでもない。
「その他生物」カテゴリーアーカイブ
冷蔵庫の上の猫
親ガモ子ガモ
コンパニオン
昨日のNHKで、ペットに惜しみなくお金をかける人々と、それを狙ったペット産業の話をやっておりましたが。
ぶっちゃけた話、「自分がうれしいのだから犬もうれしいだろう」という典型的な勘違いと、それを是正するより煽ったほうが儲かるので煽りまくるという商法ですな。
ところで最近、ペットのことを「コンパニオンアニマル」とか「コンパニオンバード」とか言い換える向きがあるらしい。
要するに、ペットという“見下した存在”ではなく、自分たちと同等のパートナー、家族の一員として動物を扱おうということらしいが、それこそ人間のエゴだと思えるのは、気のせいだろうか。
しょせん人間は人間、動物は動物なのだから、そのラインを守ってつきあうのがお互いのためであり、それを踏み越えることは、本来の有り様を無視して人間扱いされる動物と、動物を人間と同等の存在だと思いこむ飼い主、双方にとって不幸だと思う。
まあ、我が家はすでに人間様がインコどものしもべなので、どう言葉を飾って言い換えても無駄ってだけなんですが。
動物病院雑景
動物病院にはいろいろな動物、いろいろな飼い主がやってくる。
大抵は動物が変わっているか、飼い主が変かどっちかなのだが、両方備えたものに遭遇することもたまにある。
家族総出で白いアヒルを連れてきた一家。
先に来た父親が受付に「あのー、診察券忘れたんですけど」などとやっている間に、母親がアヒルを抱えて待合室に入ってきた。
普通、鳥を病院に連れてくる時は、キャリーやケース、それがなければ段ボールなどに皆入れてくる。鳥と人間、お互いの安全とマナーのためであり、よっぽど大型犬とかでない限り、他の動物でもそれは同じだと思う。
だがこの母親の場合、アヒル本体をそのまま抱えてやってきたのである。茶髪系のまあいわゆる今風母親が、白いアヒルをがっしりと持っているその勇姿に、待合室中の目が思わず集まる。母親は知らん顔して小学校低学年ぐらいの息子に何やら指示すると、息子は待合室の隅に新聞紙を敷きはじめた。
そして、敷いた新聞紙の上におもむろにアヒルをおろす母親。解放されてすっきりしたのか、ご機嫌でお尻ふりふり羽づくろいを始めるアヒル。それを暖かく見守る一家。
待合い室内はもう全員目が点。
その様子に何やら得意げに母親に囁く息子。
ちなみに、待合室には「トラブルや感染の可能性もあるので、待合い室内で動物をケースから出さないでください」という貼り紙があるのだが……まあ、そもそもケースに入れてきてないんだからしょーがないか。
しばし後、診察の順番が回ってくると、母親はまたおもむろにアヒルを抱え、診察室にGO。新聞紙を持った息子が後に続く。
しばらくたって終わったらしく出てきたが、母親の顔を見るとなんだかべそをかいている。
こりゃーアヒルが余命宣告でも出されたかと思って見てみたが、腕の中のアヒルは普通。
ということは、先生に怒られでもしたのかな。
無理もないけど。
猫心理の謎
実家の猫は母が嫌いである(理由:何かというとつかまえて抱っこしたがるから)。
なので、母が少しでも近付こうものなら、猫の奴は身を翻して部屋の外まで逃げていってしまう。
ところが、猫に逃げられた母があきらめて人間様と話し始めると、いつの間にか部屋の入り口にちょこんと座ってこちらを眺めている。
そして、母が猫の存在に気付かないでいると、そっと近付いてきて母の脚に身体をこすりつけ「にゃおん」と甘えた声で鳴いてみたりする。
かまわれたいのか、かまわれたくないのか、一体どっちなのだ、猫よ。
えびちゃん
今日も元気なHOLOHOLOのエビ。
大きさは1センチぐらい。
天敵もライバルもいないケースの中で、悠々自適の毎日を送っている。
こういう瓶入り系の生物はすぐ死滅するものだと思っていたら、なんだかんだでもう3年頑張っている。
……といっても1匹しか生き残ってないけど。
そして今日も脱皮。
写真だと分かりにくいが、きれいにエビの形がそのまま残っている。
後でご本人のおやつになります。
母よ
母親からFAXが届いていた。
「鳥はまた買ったんですか?」
……絶対なにか誤解されてると思った。
赤い宝石
猫なりに……
今日は実家。
暇にまかせて居間で茶を飲みながらマンガを読んでいたところ、隣の部屋で母と祖母が言い合いを始めた。
まーそのうち終わるだろうと知らんぷりしていたら、そのへんで昼寝をしていた猫がむくりと起きあがり、すたすた歩いていったかと思うと、ふたりが侃々諤々やっている部屋の出入り口にぴたりと座った。
しばらくそのままじっと座っていたのだが、どうも言い合いはなかなか終わらない。すると猫はおもむろに振り返り、何か言いたげな顔をして人間様を見つめ始めた。
……もしかして、仲裁してほしいのか?