魚卵

 昨日寝る前に水槽を見てびっくり。

 コリドラスの卵!
 後ろはせっかく寝たのにまたいきなり照明をつけられてちょっと不機嫌なミッキーマウスプラティ。

 産んだのはどうもこいつっぽい。
 良く見ると、水槽の奥のガラスにも100個以上、みっしりと卵が産み付けてある。
 会社から帰ってきてエサをやる時にはなかったので、寝るまでの数時間の間に人間様の眼を盗んで地道に産んでいた模様。
 

 そして1日。
 有精卵は茶色くなるそうなので無精卵かと思うのだが、でもなんか胚ができてるようにも見える……。

○○基準

 冷蔵庫を掃除していたら、ドアの内側にこんな表示があるのに気がついた。

 いくらなんでも、と思うのだが、こんな所まで最近は気を使わなくちゃいけない訳ね……。
 きっと、うっかりパッキンをはずさずに粗大ゴミに出して、子供が入り込んで死んだら訴えられたりしかねないんだろうなあ。

月世界へ飛んだ人々

 今日から公開の『ザ・ムーン』を見てきた。
 ぶっちゃけて言えば、おじいちゃんになった元宇宙飛行士たちの昔話なので、ある程度アポロ計画や宇宙開発の背景、宇宙飛行士たちについて知識があったほうが面白いかもしれない。
 というか、やるならとことん宇宙飛行士の回想録でいくか、アポロ計画の秘蔵映像をひたすら見せまくるか、どっちかに徹したほうが良かった気がする。どうもどちらも中途半端な感があって、見終わった後に微妙な不満足が残った。
 あと、『アポロ13』みたいな分かりやすいドキドキハラハラのドキュメンタリーを期待すると絶対寝ると思う。
 隣で見ていた宇宙開発的発想とは全くご縁のなさそうなカップルも終わる頃には椅子に沈んでたし。
 でもアポロの記録映像はすごかった。今の時代なら確実に同程度の映像はCGで作れるんだけど(現にアポロ13でもやってたけど)、やっぱり本物が持つ迫力は違う。
 月の映像なんかも、最近JAXAが飛ばしたかぐやの映像のほうが格段に鮮明で階調も豊かなのに、アポロのほうのが美しく見える。
 この映像だけでご飯三杯はいけます。
 個人的には、管制官ももうちょっとクローズアップされても良かったかなあと思う。単にジーン・クランツが好きなだけだけど。
 どんな話も冷静に淡々と、顔の筋肉ひとつ動かさず語るジョン・ヤングがいろんな意味ですごいと思いました。
 あ、あと、平井堅の歌はいらない。

ちょっと横着

 ヒューストンの病院行き用のケージに敷き紙を敷いていたら、うっかり手を切って血が紙についてしまった。
 ほんのちょびっとだったし、敷き直すのも面倒臭かったのでそのままヒューストンを入れて病院に連れていったら、診察室でケージをのぞいた先生が仰天。
「あらっ、ヒューちゃん血が出てる!」
 ……ごめんなさい先生、それ人間様のです……。

こっち見んな

 食事を終え、喧噪を避けて水槽の隅でぼんやりとくつろぐベタ。

 プラガットはヒレが長い一般的なベタに比べると性格が穏やからしいが、こいつの場合は穏やかどころか闘争心皆無なのが困る。
 流木のすき間に入ったエサを苦労して取り出しても、他の魚が来るとそのままあげてどっか行っちゃうし。

 あ、気付かれた。

年末の風景

 大掃除中。
 人間様が1日中ガタガタ、ごそごそしているものだから、インコどももちょっと落ち着かない。

 風呂場をカビキラーしようとスカーフを三角巾がわりに頭にしたら、すっかりおびえてしまったブロッサム、通称ちびころ。
 なぜそこでおびえるのかさっぱり分かりません。

 一見びくびくしっぱなしだが、ヒマワリの種をやると普通に食べたり、退屈するとさえずったり、実は割と悠々自適にすごしてるっぽいビビ。

 この人はもう何があってもマイペース。

 この人も意外とマイペース。
 掃除機を見ると「ぎゃーう」と変な声を出すぐらいで、あとは適当に食ったり飲んだり寝たりしている。
 明日中に終わるかな……。

ミッ○ーちゃんのお魚


 会社で飼いきれなくなったのを引き取ったミッキーマウス・プラティ。
 ちなみに奥のネオンテトラもそう。
 こういう色なので水槽が華やかになったのはいいが、大食漢なのが困る。
 冗談でも通称でもなく、熱帯魚ショップではちゃんとこの名前で販売されている。
 この魚は崩れちゃってるが、尾びれのあたりに入ってる黒い模様がミッキーマウスのシルエットに見えるから。
 とりあえず、ディズニーが文句をつけたという話は聞かないので、問題はないらしい。

動画の楽しみ

 最近YouTubeでのインコの面白動画が楽しみ。
 見ていると、世の中には変なインコはぎっくちゃんだけではないなあとちょっと安心する。
 でもって、ついでに見つけた何かふっきれたらしい海上自衛隊。

 この間見学に行ったときに、なんでやってくれなかったんだろう……。

ご休憩

 通路兼休憩場所としてコリドラスたちに人気の素焼きのトンネル。
 高さといい広さといい彼らには理想的らしく、時には数匹が連なったり重なったりして一休みしている。

 超がつくほど温和なコリドラスは、絶対に他の魚にちょっかいを出したり攻撃したりしない。
 ただ、一方では超がつくほどマイペースでもあるので、たまに石か何かと間違えて他の魚に乗り上げちゃったりはしている。

G1修行へ

 我が家にやってくる新しいカメラは、まずインコを撮った後、修行として潮風吹きすさぶ(たまに戦車の砂塵にまみれる)場所に連れていかれることになっている。
 というわけで、LUMIX G1をたまたま横浜でやっていた海上保安庁の巡視船『いず』一般公開に連れていった。
 今回は全部おまかせiAで撮影。ただしうっかり縦横比指定を16:9にしてしまったことに気付いて途中で変更している。

 巡視船『いず』
 全長110メートルだそうなので、護衛艦でいうと『あぶくま』型ぐらい?
 でもあぶくま型って見たことないんだけど。

 左:操舵装置。この形なのは小回りをきかせるためだと思う。
 右:巡視船のブリッジ。ものすごい広くて3部屋になっている。
 ここはエンジンの監視装置や航空管制装置が置いてある真ん中の部屋。この後ろにさ10メートル四方ぐらいの会議室っぽい部屋がある。

 医務室。
 左:診察用ベッド。
 右:病室。膝より下のとっても低いベッド。船が揺れて落ちると大変だからこの高さにしているのかと思ったら、実は病院で使っているのと同じものなのだが、キャスター部分を取ったらこんなに低くなってしまったんだとか。

 医務室にはちゃんと患者専用トイレがある。

 大型船のせいか、通路が広くて居住性がよさそう。

『いず』の甲板から撮った『くりこま』(大きいほう)と『みさき』(小さいほう)の正面顔。

 海保のマスコット。アザラシがモデルのうみまるくん。
 他に女の子のうーみんちゃんもいる。

 お子様や海保LOVEなおねえちゃんを相手に記念撮影に忙しい海猿の人(とその装備)。
 見てるほうがちょっと寒いです。

 こちらは作業服と防護服に身を包んだ機動防護隊のマネキン。

 青い海と白いマンション群をバックにさわやかに微笑むマネキン。

 左:船尾側上甲板から。
 右:船首側上甲板から。

 このシルエットはきっと機関砲。

 護衛艦にくらべるとブリッジ構造物が大きいのが分かる。
 ちなみに、べたべた貼られているのは、子供が対象の海の絵画コンクールの作品。

 この後救難訓練展示に参加するヘリが飛んできてアプローチサービス。

 港にはいろんなサイズの船がごちゃごちゃと停泊している。
 どこかで似たような風景を見たことがあって、どこだろうと思っていたのだが、実家近くの漁港だということにようやく思い当たった。
 で、ここで救難訓練等の海上展示があるということなので、見に行ってみた。 

 基地のお向かいはあまり知られていないが米軍基地になっている。
 横須賀にいるのは戦闘艦艇だが、ここにいるのは割と特殊艦艇が多い。
 左:多分なんか補給艦あたりだと思うんだけど……。
 右:後ろのでっぱった構造物から考えると、きっとケーブル敷設艦。

 展示をやるといっても別に立ち入り禁止指定をしているわけではないので、定期船やプレジャーボートがどんどん入ってくる。
 そのたびに警備担当船がすっとんできて「ここ入らないでください」とか放送したりしているのだが、中には空気読めずにしきりとうろちょろしては手を振っていったりするおばかなモーターボートがいたりして、なかなか大変。
 この遊覧船もなかなか言われた通りにしないので、巡視艇から「聞こえてます?」とかツッコミ入れられてた。

 まずは巡視艇3隻の行進。
 サイレンを鳴らしながら一斉に回頭して海上を横切っていく。

 そして今度はものすごいスピードで戻ってくる。

 3隻の残した波にあおられて大揺れしている通りすがりのシーバス。

 左:次はおなじみヘリによる救助訓練。
 右:遭難船役の巡視艇に近付く救助ヘリ。ダウンウオッシュに太陽光が当たってうっすらと七色になっている。

 虹を敷いた救難ヘリから、遭難船役の巡視艇に救助員がロープ1本で乗り移る荒技を披露。

 ……の瞬間、観客の視界を遮って悠々と通り過ぎていくクルーズ船『マリンルージュ』。
 なんなんだお前は!

 そしてさらに釣り上げ作業時にはなんかの作業船が乱入。

 左:救難展示が終わると巡視艇『はまぐも』の放水展示。
 右:虹だー。
 ちなみに、救難展示が終わった時点で展示終了と勘違いして帰っちゃった人たちが結構いて、『はまぐも』からの「放水展示始めまーす」という放送にわらわら戻ってきていたのがちょっとおかしかった。

 展示終了後、駐機場に降りようとしている救難ヘリと、この後行われる地上での救難展示の準備に走っていく救難員。

『いず』と並んで停泊していた消防船『ひりゅう』。
 双胴船。

 そしてついでに晒し者になっている常設展示されている某国工作船も見てきた。
 こぢんまりとした内容だったが、体験物とかが多くて面白かった。
 G1は液晶モニターが実際の画像より鮮やかに表示される傾向があるようで、液晶で確認した時にはいいと思ってもPhotoshopで見ると妙にくすんだ色になっていたり色転びしていたりしたのがちょっと不満。
 あと、狭い範囲にめいっぱいボタンやスイッチを配置しているせいか、写す時に無意識にいらないボタンを押してしまうということが割とあった。
 
○おまけ

 かわいかったので買ってみた海保お弁当袋。
 家でG1を入れるのに使おう。

 ……目がちかちかする……。