女流一眼

 買ってみた。

 LUMIX G-1 ダブルズームレンズキット。
 こんなことばかりやってるからいつまでも貯金がたまらない。

 ちまたでは「小さい」と評判だが、D60とくらべてみるとそれほど小さくはない。
 あと、G1はズームにするとレンズが相当せり出してくる(しかもカッコ悪い)。
 ただ、G1のほうが確かに華奢な印象ではある。
 あと、ファインダーが液晶なので、速い動きのものにはどうしても反応が遅れる。
 自衛隊的に言うと、観艦式はいけるが航空祭はきっと無理。でも総火演のシート席は、可動モニターがあるのでカメラを人の頭越しに構えて液晶で確認しながら撮るという技が使えそう。後ろの人から怒られる気もするけど。
 鳥的には、可動液晶モニターのお陰で、低い位置にいても同じ目線で撮ることができるのがいい。
 ただし、上記のとおり速い動きをされるとタイムラグが起こってしまうので、一瞬ネタは厳しそう。

 カメラをテーブルに置いて撮ってみた。

 そしてやっぱり囓られた。

出会い頭

 近所の商店街に行こうと歩いていたら、住宅の間から黄色い顔のセキレイがてててて……と小走りに出てきたのにばったり出くわした。
 飛んで逃げるかと思ったら、そのままセキレイは向きを変えて人間様と併走。数メートル並んで歩いてからようやく足を止め「あれ?」というような顔で振り返ると人間様を見上げ始めた。
 このあたりでセキレイと会ったのは初めてだし、別に見上げられるようなことをした覚えもないので、そのまま人間様も足を止めて見おろしていたのだが、数秒後、そのセキレイは不意に何かに気付いたように慌ててくるりと後ろを向くと飛び立っていった。
 もしかして、人間様のほうが逃げてくれると期待でもしていたんだろうか?

試し撮り

 D60が予想外に早く戻ってきたので試し撮り。
 狙ったように変な顔をしてくれるぎっくちゃん。

 ちょっと露出不足だった。
 ファインダーにゴミがついてると言って出したら「ファインダーを取り替えました」という結果になっていた。
 えーゴミぐらい取ればいいじゃんと思ってびびったんだけど、最近の修理って、ちょっと不具合があるとまるっと取り替えてしまうものなのか?
 そういえば、うちには写真が趣味だった祖父が使っていた上から覗くタイプのカメラがあって、これがまだ立派に使えるそうなんだけど、こういうデジカメって寿命はどれぐらいなのかね。
 なんか意外と短そう。

高級魚


 コリドラス・ワイツマニー
 1匹4,500円(チョコレートグラーミィのおまけつき)
 ……いや、最初は全然違う(しかも数百円の)コリドラスを探しに言ったのだが、一目惚れしてついこっちにしてしまった。
 いいんだ、コリドラスは10年近く生きるらしいから、1年あたりにすれば450円だし。
 しかもおまけにチョコレートグラーミィもつけてもらったし。
 うん、いいんだ。

天の光はすべて星

 みなとみらいで10/1から10/5まで、2年にいちどの航空宇宙関連の技術展『2008年国際航空宇宙展』が開催されている。
 最新(じゃないかもしれないけど)の航空宇宙技術が見れるらしいので、行ってきた。
 ……たまに自分でも忘れることがあるが、人間様は実は小学生の頃からの宇宙開発好き。

「お休みなのにかまってくれないんだ……」
 ごめんよ。

 BMDのミサイル関連らしい海外企業のブース。
 とりあえず撮ってみた。

 JAXAの次世代超音速機の実験機。
 いろんな衛星とか観測システムとかのブースをひとしきり見た後、13時から会場裏の臨港パークで回転翼機のデモフライトがあるのでGO。
 過去の自衛隊系のこの手のイベントの実績(?)から、きっと大混雑するだろうと30分前に場所取りに行ったのだが……。

 しごくまったりしたのどかな雰囲気に拍子抜けする。

 正面はベイブリッジ。
 暑くもなく寒くもないいいお天気。
 半分眠くなりながら座って待つこと30分。アナウンスも何もなくおもむろにフライトが始まる。

 まずは空自の救難機。
 ついこの間見たような気がする……。

 左:ベイブリッジをバックに海上救難訓練。
 右:ダウンウオッシュの中で収容を待つ救難員。大変そう。

 左:横浜市安全管理局と川崎市消防局。消化剤を投下するデモをやったのだが、今日は酷使続きのD-60ではなく動作の遅いオリンパスのSP-510UZを持っていってしまったので、華麗に投下の瞬間を取り逃したのだった。
 右:陸自のUH-1。2機でやってきて、1機が機体をくるくる回転させながら飛んだり急上昇と急降下をしたりとダンスを踊ってくれた。

 同じく陸自のOH-1。こちらもダンスを披露。
 写真の縦横を間違えた訳ではなく、本当にこんな風に飛んでいる。

 これも何度も見たような気がする海自の救難機。
 観客の真上10メートルぐらいを低空飛行。

 左:展示のハイライト。空自のCH-47Jによる空中消火。
 右:まずぶら下げている袋を海に袋を入れて海水をくんで……

 左:機体がでかい上に水をくむためふんばっているので、ものすごい風が巻き起こる。
 右:舞い上がった海水が風に乗って正面の観客を容赦なく直撃。はずれた場所で良かった。

 左:海水でぱんぱんになった袋を持ち上げて上昇。
 右:ヘリが去った後、展示海域を示すブイが風圧で倒れていた。

 左:写真だと分かりにくいが、巨大な機体が重い袋をぶら下げてパワーに任せて飛んでいく様はものすごい重量感がある。
 右:散水!

 消火を2回繰り返した後、仕事を終えて駐機場に着陸していくCH-47J。
 実は木立のずっと向こうにあるのだが、大きいので遠近感が狂っている。

 この後は小型機による軽快な飛行。
 左:ユーロヘリEC135のダンス。
 右:川崎重工業BK117C-2もダンスを踊る。横滑りに飛んだりバックをしたり、まるっこいな機体なのにすごい器用。

 BK117C-2の急上昇。ヘリってこんな飛びかたができるんだ……。

 ラストを飾った特別参加らしい海自の救難飛行艇。
 でも飛んでくるまでにかなーり間があいたので、もう終わったと思って帰っちゃった人もいた。
 フライトが終わってからまた会場内へ戻って回ってみる。
 防衛省が開発してる次期ステルス機のモックアップとかあったのだが、撮影禁止な上に警備員がいっぱいはりついていて触ることすらできなかった。

 左:小型無人偵察機。
 右:四つ足の飛行機。良く分からないけど多分VTOL。

「特殊構造の不織布が、水と油を同時に拭き取る!」らしいヘルメットバイザー用クロスとクリーナー。
 こういうのも確かに必要なのだが、なんかものすごい違和感……。

 三菱重工のブース。H2Aに搭載可能な実験用マウスの飼育装置(開発中)。
 一見回し車みたいに見える部分がマウスを入れるところ。動かないが自力で適当に走り回れるよう、こんな風になっている。
 マウス的にはそれほど悪くない環境らしい。

 左:北の大地のCAMUIロケット 小。実際に飛んだ実機。
 右:北の大地のCAMUIロケット 大。
 すっごい面白かった。またやったら行こう。
 ちなみに、宇宙開発好きと言いつつそれ方面の写真が少ないのは、説明を聞くのに夢中になって写真そっちのけだったため。

夏の蔵王

 でもって10,11日は蔵王で山歩き。
 が、10日に泊まった宿がネット環境なしだったためにアップできなかったのだった。
 しかもテレビが100円テレビだし。
 そのかわり露天風呂とか山形の夜景とかいろいろ楽しかったから良かったけど。
 10日の山歩きはお釜見物。
 古いカルデラに水がたまったもの。

 ロープウェイ。
 これでまず地蔵岳に向かう。

 高山植物。

 ロープウェイ乗り場から地蔵岳山頂を越える途中から振り返って写してみた。
 このへんが冬には樹氷になるらしい。

 お釜を見るには地蔵岳の次にあの峰(熊野岳)を越えなくてはならない。
 1時間ぐらいで行けるというが、とてもそうは思えない。

 しかもそんな近道はいやです。

 なんかいっぱいなっていた。
 ちょっとえぐ味を感じたが、何の味もしなかった(食ったのか)。

 ようやくお釜が見える場所に到着。
 右から吹く乾いた風と左から吹く湿った風が、丁度お釜のあたりでぶつかって左側に雲が作られている。
 雲のできかたの見本みたいな風景。

 と思ったらコマクサの群生地に迷い込んでしまい、踏まないように焦る。

 お釜到着。
 ガスって見えない日も多いそうだが、この時ははっきり見えた。

 できたての雲を背負ってるお釜。

 正面から見たお釜。
 耳をすますとかすかに底のほうからシュウシュウ音が聞こえるのだが、ガスでも出ているのだろうか?

 変な虫。

 反対側の刈田岳から見たお釜と熊野岳。
 結局まわりを半周してしまったので、帰るにはまたあれを越えなくてはならない。

 峰についたあたり。
 刈田岳は駐車場やレストハウスがあるので大変にぎやかだが、熊野岳は何にもないので本当に人がいない。
 ここまで人がいないと逆に風の音に混じって話し声みたいなのが聞こえてきたりする。

 熊野岳についたと思ったらガスが出てきた。
 雲も急に低くなってきたので、あわててロープウェイ乗り場にゴー。

 やっとたどりついてレストランで一休み。
 木のてっぺんだけ白く枯れているのは、この部分が冬に雪に埋もれず風にさらされてしまうからだそうな。
 そして11日の山歩き(じゃない部分のほうが多い)。

 鳥兜山の大黒天展望台から。

 鱒か何かが泳いでた。
 でも釣りは禁止らしい。

 アサギマダラ。地元のガイドの人に写真を見せたら教えてくれた。
 渡り蝶で、もうすぐ南へ旅立つらしい。
 3匹いたのだが、すぐ飛んでしまってなかなか撮れない。

 もう原生林状態の山道。

 不動滝。
 本当は滝壺のほうにもおりられるはずなのだが、去年の秋の台風で崖崩れが起きて道が埋まっていた。
 仙台の海を満喫(?)した翌日には2000メートル級の山を満喫できるのだから、日本はいい国だと思う。

北の国の七夕

 明日9日が仙台湾での海自の展示訓練なので、本日会社を早退して仙台入り。
 だって夜行バスに耐える体力なんかないんだもの。

 ちょっといつもと違う気配を察したのか、不安そうなブロッサム、通称ちびころ。
 お前を置いて旅行に行くのはこれが初めてじゃないだろが。

「ん?」
 ……お前はもういいや。

 仙台は七夕祭りの真っ最中。
 
 牛タンを食べようと思ったが、どうせ方向オンチで決めた場所には絶対行き着けないので、適当にふらふら歩くことにした。
 そしたら何とかロードとかいう商店街に迷い込んでびっくり。
 この飾りが頭をこするどころか、のれんよろしくいちいちくぐらないと歩けないほどの高さで、しかもそれが数百個l単位で列を作ってみっしりとぶら下げられている。
 もう店なんか営業どころではない感じ。
○おまけ

 東京の東北新幹線乗り場で発見。数人の荷物をひとりが番してた。
 明日の手伝いに行くんだろうか?

ぎっくサイズパソコン

 工人舎の700グラムサブノート。
 店頭で見たときはそれほど小さいとは思わなかったのだが、ぎっくちゃんと比較するとものすごく小さく見える。

 もう気になって気になって仕方ないらしく、まわりでうろうろしっぱなし。
 見るだけならいいけど、囓らないでよ。