こどものさかな

 頑張ってマジックフィッシュの稚魚の写真を撮ってみた。
 半透明なのでとにかくピントが合わない。
 こういう時オートフォーカスは困りもの。

 これは白いほう。
 なんか目つきが悪いんですけど。

 ちなみに、この中のどれかになるらしい。
 右上のがいいな。毒々しさ加減がいい感じ。
 そろそろ水槽に放ってもいいかな、と思うのだが、うっかり濾過器のフィルター掃除をしてしまい、水流が強くなったためもう少し先に延長。
 時々、吸い込まれて濾過器の中で泳いでる稚魚がいるし。

さかなのこども

 さて、日曜日に設置したマジックフィッシュだが、どうやら4匹ほど孵化した模様。
 容器が安物で中が歪んで見えにくいので分かりにづらいのだが、5ミリぐらいの白っぽいのが2匹と黒っぽいのが2匹、泳いでいるのを確認できる。
 うーむ、こんなんで大きくなるのか……なんか騙されてる気分。
 でもHOLOHOLOも、どうせすぐ死ぬと思って騙されたつもりで買ったら、1匹だけとはいえもう4年元気満々で生きてるからなあ。縁日のウズラのヒヨコは3日の命だったけど。
 とりあえず、生命は良く分からん。
 

さかなのたまご

 東急ハンズでこんなものを売っていた。

 商品名『マジックフィッシュ』
 まーいわゆる豊年エビとかカブトエビだとかの孵化セットの熱帯魚版だと思えばいい。
 後ろには警戒心満々のヒューストン。

 中身。これ以外に説明書がある。
 右の袋にピートモス(分解しかけた植物繊維)と孵化直前の卵生メダカの卵が入っている。
 左は孵化した稚魚の餌になるブラインシュリンプの卵。こっちも孵化させないと使えない。

 ピートモスと水を容器に入れて準備完了。数時間から1日で孵るらしい。
 ついでに右で餌用ブラインシュリンプの孵化も開始。わくわく。

 ……まだ警戒してたのか。

8月15日

 まあ年にいちどのことだし。たまにはこんな話でも。
 決して鳥のネタがないからではありません。

 しかし見てるだけで暑いな、お前は。
 「?」
 それはおいといて。
 人間様には祖父がいる。
 まあ、有性生殖の生物である以上、必ず祖父に該当するものは存在するのだが、人間様の場合少々事情があって、祖父の名前と、死去の直前に何をやっていたかしか知らないのである。とはいえ、特攻隊だったとか、どこかの島で戦死したとか、米潜水艦と死闘の果てに海に沈んだとか、シベリアで捕虜になっていたとか、そんな話では全然ない。
 祖父は、満鉄の承徳線で土木技師をしていた。満鉄の関係者で作る満鉄会の名簿に名前がないので、どこかからの出向か、現地での雇用なのか、軍属か軍人だったのか、はたまた実は満鉄とは全く関係のない仕事をしていたのか、そのあたりは全然分からない(念のために書いておくと、日本人というのは確実である)。昭和18~20年頃、現地で病死し、残った家族は日本に引き揚げたのだが、向こうに墓があるのかどうかも知らない。
 ただ、とりあえず承徳線は中国で現在も利用されてるようで、祖父の手の跡が今もそんな形で残っていると思うと、少々得意である。
 さて、そんな風に曖昧模糊とした祖父だが、やはりその足跡の一端でも知りたい、と数年に渡って調べてみている。
 が、何しろ場所が場所だし、時代が時代である。承徳なんてマイナーな場所の資料は、ほとんどが戦禍のために散逸してしまっている状態らしい。
 というかそもそも、、このあたりの資料がどこで資料が管理されているのか、まずそこから分からない。国土交通省を始め思い当たるいくつかの場所に問い合わせを出してみたのだが、どこでも他の場所にたらい回しされて終わっている。はっきり言って、満鉄会の名簿に名前がないと、調べようがないというのが実情らしい。
 戦後61年が過ぎ、明らかに戦争や、それにまつわる昔のものごとを知っている人は少なくなった。それでも人間様が子供の頃は、ご近所や親戚にそんなじじばばが必ず数人はいて、面白いのか面白くないのか分からん話を聞かされたものだが(ちなみに人間様の書道の先生は、水雷屋の特務大尉だった。だから今こんな風になった訳では決してない)、今では自分の身内についてすら、調べることが難しくなっている。
 結局、祖父には一生手が届かないまま、その痕跡は消えていくのだろう。そういう「歴史」があるということは、それはそれで淋しいものである。

夏の山(2000メートル級)

 草津白根山にて。

 野生のブルーベリー……と思ったら実は違ったらしい。
 誘惑に負けて、ひとつ食べてみたのはここだけの秘密。
 ……天罰てきめんでございました……。

 同じく野生のコケモモ。
 雨が降ったせいか水っぽかったが、少なくともすっぱくはなかった(また食ったのか)。
 種は土に返しました。

 おまけ。
 山頂の土産物屋で発見。
 ブロッサム、通称ちびころも、頭を指で押さえるとこんな顔をする。
 そういえば、山道をひとりでサクサク歩いていたら、ヤマガラだかなんだかが近くの木に来てこっちを眺め始めたので、しばらく写真を撮ったりして遊んでいた。
 すると、最初1羽だったのが、いつの間にか2羽に増えている。
 2羽そろって、いつまでも何かごじょごじょ言いながら人間様を右目で見たり左目で見たりしている。
 ……もしかして、こっちが観察されていたのだろうか?

恋病には効かない場所

 実は昨日から草津にいるのです。

 熱帯植物園(だったか?)にて。
 もうかまってもらう気満々の人たち。

 こちらはお愛想をしているのか威嚇しているのかいまいち微妙な人。

 明らかに威嚇しているキングコブラの人。
 写真を撮ろうとしたらものすごい勢いで怒られた。
 生コブラにシャーッとやられたのは生まれて初めてである(普通はそう)。
 念のために書いておくと、草津には軍関連のものは一切ない。

夏のいきもの

 昨夜のこと。
 雨戸を閉めていたら、途中で何か妙な感触。
 同時に「ジジジジジ!」と悲鳴(?)が聞こえたので、おっと、と思って雨戸を元に戻した。
 どうやら雨戸の通り道にセミが止まっていたらしい。
 しばらく間をおいてから、もう逃げただろうと再び雨戸を閉めかけると、また妙な感触と「ジジジジジ!」という悲鳴。
 また元に戻して、少したってからみたび閉めようとすると、また「ジジジジジ!」という悲鳴。
 ……いつまで頑張るつもりだ。

住居事情あれこれ

 ところで、人間様が現在住んでいるのは、1Kのアパートである。
 当然ながら、インコどもも熱帯魚も同じ部屋で暮らしを共にしている。まあにぎやかでいいといえばいいのだが、夜中にぎっくちゃんが寝言で吹く口笛にぎょっとして目が覚めるような環境というのは、やはり何かが間違ってるような気がするわけで。
 せめて、人間部屋とそれ以外の生物の部屋を分けられたらと考えて探しているのだが、そんなこのアパートになんと夫婦というか、カップルで住んでいる人がいるのを発見してしまった。
 ごめんなさい、人間様が贅沢でした。

遙かイスタンブールより


 フンをされたり、囓られたり、むしられたり、インコどもの虐待に日々耐えている無印良品のカーペット。
 写真のバックとしてもおなじみ。

 実はこの下には、こんな絨毯が隠れている。
 親のトルコ土産で本人たちは高級品だと主張するのだが、なんか焼けが入って手前と奥で色味が違ってたりするので、品質の程は分かる人にしか分からない謎。
 でもトルコからはるばる日本までやってきて、インコどもの餌食になるのもかわいそうなので、こうやって防御している……が、こうなると果たして敷いている意味があるのかいまいち不明。

にらんでいる

 この格好で居眠りしている所を撮ろうとしたら、睨まれた……。

 実家のコザクラインコは大抵こんな風。
 母と猫は大好きだが、他の人間が近付いてもいまいち無愛想。かまおうとすると、段々目つきが悪くなって背中の羽がふくらんでくる。
 でも、小さくて色がきれいで顔がかわいいので、皆からは大目に見られている。
 やはり、小さかったり美人だったりかわいかったりするのが得というのは、真理らしい。