ちょっとした工夫


 オモチャ(の残骸)で体を支えて楽ちん。
 最近は暇さえあれば金網に貼り付いているので、そろそろ止まり木を入れてやってもいいかと思うのだが、歩くとやっぱりコロコロ転げるので心配でいまいち踏み切れない。
 足以外はすっかり元通りなのにね。
 困ったもんだ。

まだらのヒュー

 そのあくび恐いんですが。

「あ~」
 ところで、写真で見るとヒューストンの羽はいつもまだらでぼそぼそなのだが、これは、長い間毛引き防止のカラーをつけてて羽づくろいができなかったため。
 今の所、病気のせいで毛引きは止まっているので、これで換羽があればきれいに復活すると思われ……ることを期待。

宙ぶらりん

 ヒューストンの足は、運動神経が麻痺しているものの、感覚と力は普通にあるので、爪がひっかかる場所さえあればこんなことも可能。

 地上でお腹の羽づくろいをするとバランスを崩して転げてしまうので、良くこうやって天井にぶら下がってやっている。
 ヒューストン的にはこのほうが楽らしいのだが、見ているほうはいつ落ちるか気が気ではない。

「なに撮ってるのよ」

遠くから

 ヒューストンはカメラが大嫌いなので、アップを撮ろうと近付くと、ものすごい勢いで襲ってくるか、すみっこに逃げ込んで絶対撮らせないようにしてしまう。
 そこで、レンズが大きく一見どこを狙っているか分かりにくいD60の望遠で、金網に貼り付いているヒューストンを遠くからなにげなく撮ってみた。

「?」
 こういう小細工をされると気付かないあたり、やっぱり鳥だなお前は。

がんばってみた

 3日に入間の航空祭に行こうかどうか迷っている。
 ブルーインパルスはまあもういいかもという感じなのだが、C-1輸送機の編隊飛行が見たいのだ。
 だって、輸送機のくせにアクロバット飛行するんだよ。
 丁度D60がファインダーのゴミ取り修理中だから、見るのに集中できそうだし。
 それはさておき。
 相変わらず歩くとコロコロ転ぶばかりだが、それ以外はすっかり元気になったヒューストン。
 血液検査も脾臓の酵素が異常に高いぐらいで、後は全て正常値内におさまり、先生が困っちゃうぐらいだし、餌もちゃんと食べるので、体重も増えて止まっていれば普通の鳥と変わらない。
 そしてとうとう、こんなことをやらかした。

 オモチャをまっぷたつに破壊。

 昨日までのオモチャ(左上)。
 その部分はヒューストンが寝る時に身体を支えるのに使っていたはずなのだが、今夜からどうするつもりなんだろう。

アクロバティックヒューストン

 またあやしげな格好をしている。
 なんか歌舞伎か何かでこんな感じの決めポーズなかったっけ?

 一体何が言いたいんだ、お前は。
 ところで、ヒューストンはようやく水入れからちゃんと水を飲むようになった。
 スプーンで釣って水入れに誘導したり、無理矢理くちばしの近くに水入れを持っていったり、いろいろと責め立てた結果、人間様に飲ませてもらうのではなく自分で飲まなくてはならないと諦めた模様。
 体重も少しずつ増えてきているんだが、ふらふらは治らないんだよね……。

飲み水大作戦

 なんか結構のんびりやってるっぽい。

 脚のお手入れ。
 ところで、ヒューストンが最近水を飲まなくて困っている。
 最初は新しく入れた床置き用の水入れ(実はハムスター用の餌入れを流用)が気に入らなくて口をつけなかったらしいのだが、あまり飲まないので心配した人間様がスプーンで水を飲ませてやっていたら、今度はどうやら「水は人間様が飲ませてくれるもの」という図式がヒューストンの脳内で完成してしまったらしい。
 今ではいくら水入れを変更しても知らんぷり。近くに持っていくと不思議そうに眺めるだけということになってしまったので、仕方なく人間様が家にいる間はせっせと水をやっている。
 で、人間様がいない昼間はというと、どうやらひたすら喉の渇きを我慢している模様。
 果たしてこの鳥は物覚えがいいのか悪いのか、時々疑問になることがある。

ヒューちゃんの要求

「カゴの中どこでも餌入れレイアウト」をしたら、減り続けていたヒューストンの体重がようやく増加に転じ始めた。
 ただ、そうやって体重が増えて元気が出てくると、途端にこういうことを始めるのが困る。

「かまって」
 普段歩くのにも不自由してるくせに、こういう時だけはガッチリつかめるんだよね。足。
 

今日もチャレンジ

 ヒューストンがあまり動かなくても餌を食べられるように、カゴの中のレイアウトを変えてみた。
 というか、止まり木を全部とっぱらって餌入れを低いものにしただけなんだけど。
 ちなみに左端の青い容器はブロッサム、通称ちびころから取り上げて使っている。

 高さがあるからちょっと食べにくいけど、でもがんばってごはん。
 ……だからヒューちゃん。
 どうしてそうお前はそうややこしい方向性に行きたがるんだ。

窓際の女

 足元定まらなくて外に出られないくせに、人間様が家に帰るとカゴの扉を開けろと要求するヒューストン。
 しつこいので仕方なく開けてやると、金網に足をかけて満足げに外を眺めている。

「♪」
 安定がいいのは認めるけど、それ、方向性として間違ってるから。