知らなかった!

 ヒューストンが今朝から餌を食べなくなった。
 というか、食べる気はあるのだが、ふらついてしまって普段使っている餌入れからうまく食べることができず、結局あきらめてしまうという状態が続いている。
 そんなこともあろうかと、床に降りた状態で楽に食べられるように数日前から餌入れその2も置いてあるのだが、そっちには全然見向きもしない。ひたすらいつもの餌入れから食べようとしてはあきらめるというのを繰り返している。
 神経質なヒューストンのことだから、恐らく餌入れその2が恐くて無視しているのだろうと思うのだが、それでは餌が食べられないまま弱ってしまう。仕方ないので割り箸を使って(手だと噛まれるので)餌入れその2のほうにヒューストンを追いやってみた。
 するといやいやそっちのほうに逃げていったヒューストン、何気なく餌入れその2に目を向け、「あっ!」という顔になったかと思うと、猛然と餌入れその2に首をつっこみ食べ始めた。
 ……もしかして、単に存在に気付いてなかっただけかい。

頂上へ

 こらこらこらこら!

「よいしょ」
 カゴの扉でくつろいでいるように見せかけて、ちょっと目を離すと金網をのぼっていってしまうヒューストン。
 ところが、カゴの上には冷房の風よけにビニールが張ってあるので、今のヒューストンではちゃんと立てずにつるつるすべった挙げ句落っこちてしまう。
 もうカゴの中に入れっぱなしにしておきたいのだが、そうすると今度はまたストレスをためて毛引きが激しくなりそうな気がするので、いまいち踏み切れない。
 うーん、どうしたもんだか。

それでもとまりたい場所

 段々止まり木の上でバランスを取るのが難しくなってきているらしく、たまにこけたり落ちたりするようになったので、落ちると危ない上のほうの止まり木を取ってしまった。
 そしたら何を思ったのか、下の止まり木ではなくこんな所に居座るようになった。

「なに?」
 だからなんでそうバランスの取りにくいところにばかり来たがるんだ、お前は。

独眼鳥

 朝ヒューストンを起こしてびっくり。
 なんと右目が開いてない。
 抵抗するのをとっつかまえて調べてみたら、どうやら寝ている間に目やにが出てまぶたがくっついてしまったらしい。
 すぐ病院へ、と思ったのだが、あいにく今日は行きつけの鳥病院は休み。もう1軒知っていることは知っているが、そこはヒューストンの初期の毛引きを見抜けなかったヤブがいるので行きたくない。
 そんなことを考えながらヒューストンを見ていると、右目が開かない以外は普通に元気だし、餌も水も例によってもりもり食べている。脚が不自由な上に右側が見えないとなれば思わぬ事故が起こる可能性もあるが、とりあえず人間様は今日は会議があるので、休んで1日見ている訳にもいかない。
 そんな訳で、病院へ連れていくのは明日ということにして、そのまま出勤したのだった。
 ……んで急いで帰ってきたら、何事もなかったかのように両目をぱっちり開いて人間様を見上げるヒューストンがいた。

体重計

 ヒューストン用体重計(兼料理秤)を購入。
 中身も入れた状態で写そうとしたんですが激しく抵抗されたのでやめました。

 実はこれまで鳥の体重を量ったことはないのだが、ふらつくせいで下を向いて餌を食べられなくなる可能性があるので、定期的にチェックすることにした。
 ……と思ったら、購入2日目にして早くも人間様がはかりを手に持つとあっという間にカゴの隅に逃げ込むようになったヒューストンがいる……。
 頭がいいのも考え物だねえ、ヒューちゃん。

ごはんがおいしいのはいいこと


 もりもり食べてます。
 病院へ行ったら体重を量った先生がひとこと。
「体重、増えてますね」
 ……どうやら、脚が不自由であまり動かないのに餌の量が変わらないので、ヒューストンは段々太ってきているらしい。
 それってどうなんだろう……。

来るなら来い!

 ヒューストンは今日も元気に人間様を襲っています。

 襲撃直前のショット。
 ふらつきは良くもならず悪くもならずというところ。
 というか、ふらつく以外は全く普通の状態。毛引きまで普通にやってるのが何というかまあという気がしないでもない。
 なんだろうねえ、神経の問題なのかな。

連れてかれる?

 ヒューストンの病院の時間は大体午後である。
 なので、午後に人間様が着替えを始めると危ないと思っているらしく、何もなくても一目散にカゴの隅に逃げ込んでしまう。
 そしてこわごわ様子を伺っている。

 どきどき。
 ちなみに、午前中に着替えをしてもヒューストンはけろりとして眺めているのだが、たまーに午前中も病院に連れていかれるパターンがあることにはまだ気付いていないらしい。