実録横くねくね

 普通インコは吐き戻しをする時首を縦に振るのだが……。
普通(かどうかは微妙に疑問がある)のインコの吐き戻し例
 ビビの吐き戻しは横にくねくね。

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 WMVファイル(4.54MB 20秒)
 初めて見た時には何が起こったのかと思った。

ビビと膝掛け

 すいません。昨日は渡辺多恵子の『風光る』を読んでたら日を回ってました。
 いや、新撰組なんて確か沖田総司が結核で死にましたっけぐらいしか知らないし、いわゆる「ファン」というものの存在にはっきり言うと不気味な印象しかないので近付こうとも思わないのだが、この人のは前に別の作品を読んで割と面白かったので手を出してみた次第。
 実は新撰組物コミックは岩崎陽子の『無頼』も読んでるのだが(やっぱり別作品から流れた)、なんか両作品とも主人公の視点がほとんど同じなのが(もちろん人物は全く違う)ちょっと微笑ましかった。
 多分エピソード作りのネタにしてる資料が一緒なんだろうなあ。
 それはさておき。
 そんなマンガを読みながら例によってビビをおやつコーナーに出していたのだが、いつもならヒマワリを食べ飽きると戻してほしいとやってくるビビが、今日に限って寄ってこない。
 別に入りたくない訳ではないようで、遠くのほうから心細げにテーブルの上のカゴを見上げたり人間様を見上げたりはしているので、一体どうしたんだろうと思っていたら、どうやら人間様が使用中の膝掛けが恐くてたまらないらしいことが判明。
 人間様が膝をずらしてフリンジが動いたりするたびに、びくっとなって逃げている。
 ……お前まで膝掛けは使うなと……?

爪のお手入れ

 ビビは足の爪の長いのがいやらしく、しょっちゅうこうやって自分でお手入れをしている。

 くちばしで爪を囓って削って整えている模様。
 ぎっくちゃんもヒューストンもビビほど神経質ではないが、ちゃんと自分で手入れをしているらしくてあまり爪がのびない。
 唯一ブロッサム、通称ちびころだけが、のびようが何しようが全くおかまいなし。
 人間様がとっつかまえて切ってやるまで、爪をカーペットにひっかけながら歩いている。
 こういうのって性格なのかね。

応用の利くビビ

 最近ちょっぴりずうずうしいビビ。
 おやつコーナーへ自分で行けなくて、カゴから人間様に連れていってもらっているのは相変わらずなのだが、ヒマワリをお腹いっぱいたべて満足すると、今度はとことこ人間様のそばへやってきて、「ぴ、ぴ」と小さな声で鳴きながら、連れて帰ってほしいと訴えるようになった。
 しかもただ鳴いているだけではなく、人間様が床に手を置いていると、当然のような顔でその上に乗ってきて、連れていってもらうのを待っていたりする。
 さらに、手を見つけられない時は、足やスカートに目標を変えて、囓ってアピールしたりする。
 ひとつの目的を達成するのに複数の方法を考え出すというのは、意外と頭がいいと思う(そうか?)。

分かってるんだから


「…………」
 床に座ってぎっくちゃんを構っていたら、こんなところで掻いてちょうだいアピールを始めたブロッサム、通称ちびころ。
 しかしどう見てもそれは手ではない。

「……ねえ、まだ?」
 ……一応、手と共通性のある器官だということは分かってるんだな?

デブへの楽園

 とうとう禁断の楽園を見つけてしまったビビ。

 すごい満足げ。
 もう最近のビビはおやつコーナーでヒマワリを食べることしか頭にないらしく、出すと視線はここに釘付け。
 一生懸命首をのばしたり縮めたりして、行きたい、行きたいと訴えてくるので(自分では行けない)、ちょっとだけ連れていってやっている。
 何しろ身体が小さい割に食べる量が他の鳥と変わらんので、好きなだけ食べさせるとデブ確実。

飛びビビ

 栗田ターンと安倍総理の辞任は、もしかすると同じ境地でのことだったんだろうか? と香山リカの知ったかぶりな心理分析を見ていてちょっと思った。
 でもどう見ても、安倍総理より小沢党首のほうが無責任に見えるんだけどなあ……。
 それはさておき。
 やっと風切り羽が生えそろってきたビビだが、実はこの鳥は飛ぶことそのものがうまくできないらしいのに最近気付いた。
 まあ、生まれてこのかた文字どおりの箱入り暮らしで自由に飛ばせてもらったことなどないだろうし、無理もない話ではあるのだが、問題は飛べないくせに飛ぶ気だけはあるところ。
 今日も外で遊ばせていたら、何を思ったのかロフトベッドのハシゴの最上段めがめていきなりばっと飛び上がった。
 その高さ約1.5メートル。なんとか高さは達したものの、飛ぶことに慣れない悲しさ、着地しようとして足を滑らせご丁寧にハシゴの一段一段にぶつかりながら転げ落ちてきた。