道具を使う

 昨日は残業で帰ったら12時でした。
 さて、ティッシュ囓りの大好きなビビだが、最近妙な遊びを覚えたらしい。
 新しいティッシュを入れてやると一口囓り取り、ガムでも噛むようにもぐもぐやりながらおもむろに水入れに降りていく。
 そして口の中のティッシュに水をしみこませると、またもぐもぐやって染み出てくる水を飲むのである。

 もぐもぐ。
 昔動物事典か何かで、チンパンジーが葉っぱを噛んで柔らかくして、それをスポンジのように使って水を飲むというのを見たことがあるのだが、自力で同じことを思いつくということは、ビビにはチンパンジーと同レベルの知能があるということのだろうか?
 あんまりそうは思えないけど。

忘れた、忘れた

 さて、今日も今日とてヒマワリをむさぼっていたビビだが、何に驚いたのかヒマワリをくわえたままおやつコーナーから急に1メートルほどもふっ飛んで逃げてきた。
 いい加減時間もたっているしついでに入れようと思って手を出したら、ほっとしたようにヒマワリの種を捨てて手のほうにやってきたビビだったが、片足を乗せかけたところで「あっ」という顔になったかと思うと慌ててUターン。一旦捨てたヒマワリの種をくわえてまた戻ってきた。
 ……捨てたんじゃなくて、うっかり忘れちゃっただけだったんだね……。

びっくりした!

 ビビが餌入れに思いっきり首をつっこんでエサを食べている最中、ヒューストンが「くちゃん!」と大きなくしゃみをした。
 すると不意を打たれたビビがびっくり仰天。文字どおり吹っ飛んで餌入れから飛び出すと金網に貼り付いてしばらくどきどきしていた。
 ……なにもそこまでエサに熱中しなくても、と人間様は思う。

接近テスト

 こうの史代の『ぴっぴら帳』を読んでいたらこんな時間になってしまった……。
 というわけで(何が)、G1が嫌いなビビが、どこまで近付いたら逃げるか試してみた。

 そろり。

 そろり。

 そろり。
 ……意外と平気なのかと思ったら、単に硬直していて動けないだけだったらしい。

かじって、むしって

 ビビはティッシュが大好き。
 固くねじって金網にはさんでやると、いそいそとやってきてはボロボロになるまで遊んでいる。

 もぐもぐもぐ。

 んー。
 こういうのを見ていると、鳥にも楽しいという感情はあるんだろうなと思う。

お風呂上がりの乾燥肌

 ビビは水浴びをしない。
 最近なんか背中のあたりとか羽毛に変な筋ができてたりするので強引に霧をかけたら、最初のうちこそ逃げ回っていたものの、そのうち段々テンションが上がってきて大はしゃぎ。
 で、乾いてきたら今度は痒くなったらしく、人間様にさかんに催促しては頭を掻かせている。

 どうやら、鳥も風呂上がりに痒くなるのは同じらしい。

そこにいるのは誰?

 いつものとおりカゴに入ろうとして、急に下をしげしげと覗き込み始めたビビ。
 テーブルに映る自分の姿が気になるらしい。

 覗いている。

 ものすごく覗いている。
 別に昨日今日映り始めた訳じゃないのに、なんで今ごろになってそんなに気にし始めるのか……。