ちっちゃくてまるっこい

 何だか確実にデブへの道をたどっているような気がする……。

 変な形になって羽づくろい中。
 でも、家に来た直後の時期に比べると、エサを食べる量は減っている気がする。
 家に来た頃はもう、暇さえあればエサ入れの前に陣取っていて、消費量もぎっくちゃん並みだった。あまり食べるので、これは実は何か病気でも持ってるんじゃないかとひそかに心配したものだったが、もしかすると、抜かれた羽をなるべく早く生やすためにもりもり食っていたのかもしれない。
 ちっちゃいのに良くできてるな、お前。

ビビのにおい

 ビビからは、常に甘いにおいがする。
 ちょっとナッツ系を思わせるにおいで、ベルカに似ているかもしれない。
 あとはシャンプー直後の実家の猫とか。
 というか、前にも書いたが、同じ部屋で同じエサを食べて、同じ生活サイクルで暮らしているのに、我が家のインコどものにおいは全く違う。
 一体どういうしくみでこのにおいが完成されるのか、良く分からない。

毎日の楽しみ

 雨が降ろうが槍が降ろうが、換羽で元気がなかろうが、出すと真っ先におやつコーナーにやってくるブロッサム、通称ちびころ。

 鳥というのは、つくづく正面からの鑑賞には向かない生物だと納得する1枚。
 10分ぐらい食べ続けるとあとはもう知らんぷりなのだが、別に食べ飽きている訳ではなく、人間様が殻を剥いて出してやるといくらでも持っていく。
 要するに、殻を剥くのが面倒臭くなってやめるらしい。
 横着者め。

だるころ

 最近、ブロッサム、通称ちびころに関するネタがないとご心配の皆様。

「ちょっとだるくて……」
 換羽がだらだらと1ヶ月以上続いているせいで、パワーがいまいちあがらないのです。
 そういえばこの鳥は明確にメスなのだが、生まれてからいちども卵を産んだことがない。
 恐らく人間様が気付かない体力的な問題があるのだろうが、不思議といえば不思議。

びびりビビ

 新しいオモチャを入れてやったのだが、こわくて止まり木にとまれなくなってしまった模様。
 まあ、2~3日すれば慣れて何事もなかったかのように遊び始めると推測。

 訴えるような目をして人間様を見る。

 そんなに後ろを気にしないでも、別に襲ってこないから。
 ちなみに、今まで入っていたタコ糸でつるしたキャットボールは、あっさり糸を食いちぎられてしまった。

間違った条件付け


 ティッシュ囓りに夢中のビビ。

 どさくさにまぎれて頭を掻いてやる。

 うっとり。
 ショップで掴まれたのがいやだったか、ビビは指を前に出しても乗らずに恐がって後ずさってしまう。
 手乗りに戻すには、まずこの恐怖心をなんとかしなくてはならないので、別に手が恐くないということを分からせるために、折に触れて頭を掻いてやることにした。
 すると効果があったらしく、段々手を恐がらなくなってきたのはいいのだが、今度は指を出すと、乗らずに頭を下げて掻いてくれるのを待つようになってしまった。
 ……世の中、なかなか思い通りにいかないものである。

ビビしっぽ

 ビビの後ろ姿。
 風切り羽がほとんどないのが良く分かる。

 ぎっくちゃん以上にちまっとしたしっぽ。
 ここまで短いとなくてもいいと思うんだが、そういうものでもないらしい。
 小さい小さいと言っているビビだが、具体的にどれぐらい小さいかというと、文鳥と同じ程度。
 頭とくちばしが大きいので大きめに見えるが、実はセキセイよりミニサイズなのである。
 でも噛まれると血が出るけどね。