あの人何してるんだろう

 最近すっかりカーテンレールを自分の場所認定したらしいぎっくちゃん。

 暇さえあれば飛んでいってくつろぎまくりで羽づくろい。
 なんだその格好は。
 そして下にはそんなぎっくちゃんの動向が気になって仕方ないビビ。

 カメラが接近してきたので、ぎっくちゃんとどっちに注意を払うべきかちょっと迷っている。
 ビビとぎっくちゃんの関係は、ぎっくちゃんとブロッサム、通称ちびころのように戦いに発展しないので安心していられる。
 というか、ブロッサム、通称ちびころが誰にでもケンカ売りすぎなんだけどさ。

羽模様

 ブロッサム、通称ちびころの翼の羽数枚には、生まれつき謎の白いスポットがある。

 テーブルの上に置いて台紙代わりになる物を探していたら、やってきたぎっくちゃんが持ってくれたのでそのまま撮影した。
 その後ボロボロにされたけど。
 特に身体に白い部分があるわけではないので、なぜこんな風になっているのかいつも不思議に思う。
 というか、これがブロッサム、通称ちびころだけの特徴なのか、それともセイキインコは全部こうなのか、そこから分からない。

待ちの姿勢

 相変わらず、ティッシュをかぶせられると取ってもらえるまで大人しく待っているブロッサム、通称ちびころ。

「…………」
 でもしばらく待っても取ってくれないので、ちょっと様子を見に出てみた。

「……もういい?」
 いや、別にそこまで待たなくていいから。

高い所へ登るもの

 床で遊んでいたブロッサム、通称ちびころがいきなり走り出したので、一体何を見つけたのかと思ったら……。

 急にお立ち台に乗りたくなったらしい。
 本当にお前は好きだねそこ……。
 でも待ちかまえる一眼レフの視線が気になったのか、結局乗ってくれなかった。

なにかされてるらしいけど

 テーブルのすみっこでちんまりしているブロッサム、通称ちびころのまわりに意地悪して紙くずを置いてみた。

 ほーらどんどん置いちゃうぞー。

 ほーらもっと積み上げちゃうぞー。

「……?」
 ……お前、無反応でつまんない!

この人誰?

 今日の鏡はブロッサム、通称ちびころ。

 テーブルの下が彼女の定位置。
 お陰で写真が撮りづらくて仕方ない。
 ブロッサム、通称ちびころはあまり鏡への執着がないようで、ひとしきり眺めるとすぐ去っていってしまう。
 まあ、この鳥はそもそも自分を鳥だと思っていない節があるので、同族への興味も薄いのかもしれない。