かなり今さらながら思いつきで鳥どもの成分分析。
ヒューストンの成分解析結果 :
ヒューストンの39%は電力で出来ています。
ヒューストンの25%は心の壁で出来ています。
ヒューストンの22%は魂の炎で出来ています。
ヒューストンの13%はやらしさで出来ています。
ヒューストンの1%は言葉で出来ています。
どうやら25%の心の壁が毛引きを引き起こしているらしい。そうだったのか。
ぎっくちゃんの成分解析結果 :
ぎっくちゃんの66%はやらしさで出来ています。
ぎっくちゃんの25%は血で出来ています。
ぎっくちゃんの7%は下心で出来ています。
ぎっくちゃんの2%は鉄の意志で出来ています。
なるほど、だから隙あらばオモチャや人間様の手に交尾を要求するのだな。
良く血出てるし。
ブロッサム、通称ちびころの成分解析結果 :
ブロッサム、通称ちびころの58%は明太子で出来ています。
ブロッサム、通称ちびころの27%は運で出来ています。
ブロッサム、通称ちびころの9%は嘘で出来ています。
ブロッサム、通称ちびころの3%は心の壁で出来ています。
ブロッサム、通称ちびころの1%はアルコールで出来ています。
ブロッサム、通称ちびころの1%は睡眠薬で出来ています。
ブロッサム、通称ちびころの1%は愛で出来ています。
3羽中で最もあやしげな結果。
構成成分の58%が明太子とは……人間様はこれまでたばかられていたのだろうか。
そういえば「桔梗インコのオスです」と言われて買ったら実は全然違うインコのメスだったんだな、こいつは。
ついで。
深度測定長の成分解析結果 :
深度測定長の65%は元気玉で出来ています。
深度測定長の16%は毒物で出来ています。
深度測定長の11%は信念で出来ています。
深度測定長の7%は気合で出来ています。
深度測定長の1%は宇宙の意思で出来ています。
……ノーコメント。
「鳥ども」カテゴリーアーカイブ
恐怖の克服
いやしかしすごかったですねえ。イースタンチャレンジャー号。
まさか平成の世になって、ラムアタックで沈没する船なんてのを見る日が来ようとは思いませんでした。
それはさておき。
ヒューストンのオモチャのひとつがいい加減破壊しつくされていたので、新しいのと換えてやった。
入れた直後。
警戒して反対側にぴったり寄り様子をうかがうヒューストン。
10分後。
ちょっと気になってきたので、襲われないよう金網に張り付きながらこっそり観察。
30分後。
全く相手が動かないので、次第に警戒体勢を解除しつつあるヒューストン。
でも近寄るだけでまださわれない。
1時間後。
ようやく触ってみる気になった模様。
微妙にへっぴり腰でかじってみたりして。
分かりやすいな、お前は。
返事をしたら
死んだ者が去っていく一方で、生きてる者は変わらず日々の営みを続けている訳で。
ヒューストンがお気に入りのティッシュ(日替わり)をくわえてもそもそ噛んでいるのを見つけたので声をかけたところ、ヒューストンは「びゃっ!」と元気よく返事をした。
その瞬間、くわえていたティッシュを床に落っことし、右往左往していた。
お前はイソップの犬か。
ベルカ永眠
長い夜の見張り
そろそろ夜も短くなりつつありますが。
そばに寄って撮ると威嚇のポーズしか撮れないヒューストン。
ならばと遠くからズームを駆使して撮影すると、今度は同じような正面顔になってしまう。
さて、ヒューストンは(ヒューストンに限ったことではないが)眠っている時以外は常に人間様を監視している。
なんか気配を感じてふっとカゴの方を見ると、何を言いたいのかまんまるの目でじっとこちらを見ているヒューストンと視線が合う。
一体何を期待しているのか、それはもうまばたきもせずに見つめてくるので、ふといたずら心を起こしてあやしい動きをしてみたりなんかすると、とたんになんだか不安そうな顔になってそわそわし始め、しまいに「びゃっ!」とかとり繕うように鳴いたりする。
面白いな、お前。
ベルカ闘病記 5
ちょっとさびしい
桜と鳩
今をときめく靖国神社に桜を見に行ってきました。
三島由紀夫みたいな人とか参拝反対のシュプレヒコールの人なんかに遭遇したらどうしようとわくわく恐かったですが、普通に桜の名所でした。鎌倉の八幡様よりにぎやかだよ。
でもなんか、ざんぎり頭の変な国士か夏目漱石の「坊ちゃん」みたいな袴の人がいるんですけど……。
そういえば江田島で見た母宛の特攻隊員の遺書に
「もし僕に会いたくなったら靖国神社に来てください。
父と一緒に桜になって咲いています」
というようなのがありました。
やたらと手触りのいい靖国神社の鳩ぬいぐるみ。
馬やフクロウもいた。
1羽捕獲。
タグはちゃんと靖国ブランド。
ここの資料館では定期的に映画上映をやっているようなんですが、行ったら丁度やってたのが『明治天皇と日露大戦争』。なんかすごいタイトルですが、見てみました。
はっきり言って『男たちの大和』より面白いと思いました。
宇津井健の広瀬武夫は微妙でしたが。
明治天皇の台詞の言い方が明らかに昭和天皇のしゃべり方の真似で、思わず笑ってしまいました。
隣の席のオヤジが、ぺちゃぺちゃ、ゴリゴリ音を立ててアメをなめるのは何とかしてほしかったです。
桜と錨
青山霊園は桜の季節です。
向こうに見えるのは六本木ヒルズ。
今日は「軍神」広瀬中佐の命日だったりします。
旅順は寒かったでしょうが、お墓は桜の中です。
すんません、航海記更新さぼってます。
さて、今日はなぜこんな所に来たかというと、花見も兼ねて巡洋艦『畝傍』回航員の名前を調べに来たのでした。
防衛研究所の戦史資料にもなくて、どうしたもんかと思ってたんですが、そこでふと思い出したのがこの青山霊園に慰霊碑と墓があったこと。ここをチェックすればいいじゃーん、ととことこやってきたのでありました。
が。
墓、立ち入り禁止。
『畝傍』が遭難したのが1886年。つまり墓も慰霊碑も建てられてから120年ほど立っている訳で、倒壊の危険があるんですな。現に3メートルはあろうかという回航員たちの墓石は、倒れないようロープでそこらの木に結んである始末。で、10メートル四方ほどのその一角も、丸ごとトラロープで封鎖してありました。
遺族というか、子孫が墓参りする時どーするんだ、とか、そもそも子孫ももう覚えてないのかもしれない、とかそんなことを考えてちょっと淋しくなりながらも、ここまでわざわざやって来てそのまま帰るのはどうも納得がいきません。
で、自己責任でくぐりましたよトラロープ。
以下が墓の倒壊と管理人さんに見つかって怒られることにおびえながらも、決死の覚悟で突入してメモしてきた『畝傍』日本人回航員8名の名前です。防衛研究所にもないらしいので、ちょっぴり貴重な資料かも。
……いや、だからどうだという訳でもないんですが。
『畝傍』回航員(8名)
大尉 飯牟礼 俊住
大機関士 大友 彦六
機関師 佐藤 専一郎
機関手 古内 松次郎
船匠 網谷 幸吉
士官候補生 杉 成吉(? 良く読み取れず)
上等兵曹 市村 松甫之
一等兵曹 新庄 憲雄