恐かったの

 雷で停電。
 丁度この時出ていたのは我が家きっての臆病者ベルカ。突然の暗闇に人間様でさえ一瞬びびった位だから、パニックを起こして部屋中大暴れかと思いきや、平気な声で「ぴょん」「ぴょん」と鳴いている。
 ああこの鳥もやっとそこまで度胸がついたかと思いながら懐中電灯を探して声のするあたりを照らしたところ、身体をガチガチにこわばらせたベルカがふっとんで肩にとびついてきた。
 ……実は恐怖のあまりハイになっちゃってたらしい。

後ろ姿

 2羽並べて撮ってみました。
 奥にあるのはヒューストンのカゴ。

 実はこの2羽、身体の大きさは大体同じ。
 明らかに違うのは体型。どちらかといえば流線型に近いブロッサム、通称ちびころに対して、ぎっくちゃんのほうが頭が大きくて羽が短く、ずんぐりした印象がある。
 というか、ぎっくちゃんのほうがブロッサム、通称ちびころに比べて確実に太っている。
 ……そろそろダイエットかな……。

邪魔をする

 スペースシャトル『ディスカバリー』の打ち上げを見ていた。
 発射の瞬間に「頭掻いてちょうだい」とやってくるベルカ。
(しょーがないので掻いてやりながら見た)
 補助ロケットブースター切り離し直前に人間様お気に入りのカーペットをいたずらし始めるベルカ。
(叱って追い払いかろうじて切り離しを見逃さずにすんだ)
 燃料タンク切り離しの時に何か言いたげにそばに寄ってくるベルカ。
(無視した)
 ……おまえ、人間様に何か恨みでもあるのか?
 

わたしを見て

 マンガを読んでいる人間様の気を引きたくて仕方がないベルカ。
 さかんにまわりをうろうろしている。

 右へ行ってみたり……。

 左へ行ってみたり……。

 膝に乗ってみたり……。
 ……だから何だっちゅーだよ!

地震

 またしても遭遇したのは鳥病院ででした。
 カラーを取り替えてもらうのにヒューストンを先生に預けて待合室で読書中。まあ診察室から悲鳴も聞こえないし大丈夫だろうと思ってたら、やっぱり大丈夫だった。
 留守番をしていたインコどもも普通の顔をしていたので、特に問題なくやりすごした模様。ただ、ドアを開けた時にいつものお帰りなさい鳴きがなかった所を見ると、やっぱりびっくりしたのかもしれない。
 実は、何かあった時の周囲への被害が最も甚大なのが熱帯魚の水槽。
 水があふれるだけならまだしも、帰ったら水槽が割れてて床が水浸し、しかも魚がぴちぴち跳ねている、なんてことになったらはっきり言って虚無的な心境になってしまうこと請け合い。
 なので実はインコどもよりも水槽をいちばんに心配していたのだが、今回は縦揺れだったせいか水があふれた様子もなかった。
 ……そろそろ水槽にも災害対策が必要かなあ……。

ご先祖様

 インコどものご先祖様らしい。
 HAMACON2のついでに行った『ジュラ紀の大恐竜展』にいた。

 ちなみに想像図はこんな感じらしい。
 右下のがなぜ踊っているのかは不明。

 さて、恐れていたほどインコどもの機嫌は悪くなかったので一安心。
 ただ、いつもより当社比1.5倍ほど遊べコールが激しい。