ふたりそろって

 ブロッサム、通称ちびころとぎっくちゃんが離れて遊んでいるのを確認してから、台所で洗い物を始めた。
 すると、早速人恋しくなったらしいブロッサム、通称ちびころが飛んできたので、右の肩に乗せてやったらいきなりフンをされた。
 しばらくして、自分ひとりが取り残されたのに気付いたらしいぎっくちゃんが慌てて飛んできて頭にしがみついたので、左の肩に乗せてやったらまたしてもいきなりフンをされた。
 ……おまえら……。

強気と弱気の境界線

 自分の鏡(脳内認定)でブロッサム、通称ちびころが遊んでいるのが非常に気になるのだが、いまいち怒りに行く勇気がないぎっくちゃん。
 ちなみにテーブルの足についてるカバーはインコよけ。

 年中無休でブロッサム、通称ちびころを敵視しているぎっくちゃんだが、時々みょーに弱気になるらしく、彼女が近付いていくとびくびくしながら隠れたり、いきなり逃げてったりすることがある。
 一体何を基準に強気と弱気の間を行ったり来たりしているのか不明だが、まあ人間様としては、なるべくならいらん衝突は起さないでもらいたいので、ぎっくちゃんが逃げまどう分には放っておくことにしている。

カメラの中

 デジカメを使っていると、被写体を見なくなることに最近気付いた。
 まあ見てないことは普通のカメラでも同じなのだが、普通のカメラだとファインダーごしに被写体を直接「見つめている/見つめられている」感がある。
 だがデジカメはどうしてもモニタのほうに注目するので、完全に被写体から目をそらしてあさってのほうを見つめてしまうことになる。いわゆる「運動会でデジカメばっか見てるお父さん子供の競技も見てやれよ」状態である。
 なのでせめてインコどもを撮る時には、モニタではなく鳥を見ながら撮ることにしたのだが、これだと今度はシャッターのタイミングが難しい。
 一体どうしたものか。

 そんなキラキラした瞳でこっちを見ても駄目だぞ。

眼下の敵 2

 またやってる。

 というかブロッサム、通称ちびころが気にしているのはぎっくちゃんはなくてその後ろのカメラなんだが……。
 まあ、見知らぬ人が挨拶してきたから疑問に思いつつも挨拶返したら、実は自分じゃなくて後ろの人へのだったってこと、たまにあるよね。

野生を楽しむ

 ブロッサム、通称ちびころが食べこぼした餌を食べているベルカ。
 外に出る度に、他の鳥のカゴの前をこうやって回っている。

 たまには野生の気分に戻って餌をついばむ楽しみを味わいたい気持ちは分かるが、なぜ自分のカゴの前に落ちているものは食べないのだ?

返事をする

 感心なことに、我が家の鳥どもは呼ぶとちゃんと返事が返ってくる。
 ただし、常に2羽かそれ以上から。
 ベルカを呼ぶと、本人とヒューストンが返事をする。
 ブロッサム、通称ちびころを呼ぶと、本人とヒューストンが返事をする。
 ぎっくちゃんを呼ぶと、本人とブロッサム通称ちびころが返事をする(たまにヒューストンが混じる)。
 ヒューストンを呼ぶと、本人とベルカが返事をする。
 ……皆さん、返事は自分の時だけでいいですから。

2度目の寿命

 そろそろ2度目の寿命が近いかと思われるオモチャ。
 なぜヒューストンが得意げにポーズをとっているのかは不明。

 でもこれが落ちれば落ちるで、今度は上にのこったもさもさの部分をかじって遊ぶので、まだもう少し現役として通用しそうな予感。
 ってそこまでみみっちく使うほどのものでもないんですが。

みずあびきらい 2

 一応自分でもやってることはやってるのである。たまには。
 こんな風に。

 でも実は格好だけで、終わってみるとくちばししか濡れていない。
 どうやらくちばしだけ濡らして水浴びした気になってるらしい。
 ……駄目じゃん。

みずあびきらい

 あまりに脂粉で粉っぽいので、有無を言わさず霧吹きで強制水浴び。
 水がダマになってるよ……。

 こんなベルカだが、水浴び後2日くらいは、羽のグレーがより鮮やかになっているような気がする。
 気がするだけ、かもしれないが。