落ちてしまったスカートの裾をまつっていたら早速ベルカが登場。
わざわざ膝に登ってきては興味津々で眺めている。
そりゃあ裁縫なんてめったにやらないから珍しいのも分かるが、そこまで好奇心むき出しの顔して来るほどのこともないだろうに……。
「鳥ども」カテゴリーアーカイブ
掴んで食べる
普段ならカメラを向けようものなら一目散にカゴの奥に逃げ込んでしまうヒューストン。
でも大好物のヒマワリの種につられてうっかり満足げなカメラ目線。
片足でものを持つというのはインコやオウムでは有名な仕草だが、うちではやるのはヒューストンだけである。他のインコどもが不器用とかいうのではなく、単に種類的なものらしい。
どうもインコにも右利き、左利きというのはあるようで、物をつかむ時ヒューストンは常に右足を使っている。そういえば寝る時上げるのも右足だから、もしかすると左足で立つほうがバランスが取りやすいというのもあるのかもしれない。
……でもなんかちょっと足の位置と身体の傾き具合が微妙に変な気がするのは気のせい?
はじめての豆
単調な鳥どもの食生活に変化を与えるべく、人間様は日々努力している。
今回買ったのは「お好み豆」。なんだか酒のつまみのようなネーミングだが、乾燥させた白エンドウ豆やら緑エンドウ豆やらグリーンピースやらが数種類パックになっていて、水で一晩ふやかしてあげるとインコたちが喜びます、というもの。それじゃ喜ばせてやろうと早速それぞれに与えてみた。
・結果
ブロッサム、通称ちびころ
やや警戒したものの、基本的には人間様が差し出す物は全て食べて良いものと思っているため、すぐに食す。だが少しかじってやめてしまった所を見ると気に入らなかったらしい。
ベルカ
完全無視。そもそも食べ物とすら認識していない模様。
ヒューストン
一目散に逃走。カゴの中に逃げ込んで威嚇しまくり。
ぎっくちゃん
すぐにくちばしをのばしてきたが、どうやら濡れているのがイヤらしく、ちょっと触っては首をぷるぷる振ったり止まり木にくちばしをこすりつけたりしている。
・結論
総じてあまり評判はよろしくない。
……うーむ、1キロも買っちゃったよ。
あけましておめでとうございます
ご来訪いただきました皆様、どうもありがとうございました
やっと大掃除終了。
と思ったら、インコどものカゴをすっかり忘れていたことに気付いた。
……すまん、正月はそれで迎えてくれ。
燃える闘魂
ブロッサム、通称ちびころがわたしのそばで「掻いてちょうだい」とやっている。
1メートルほど離れた場所では、ぎっくちゃんが鏡を見つめている。
と、ぎっくちゃんが何を考えたか歩き出し、ブロッサム通称ちびころから50センチほどの所を通過。この時何か見えないゴングがブロッサム通称ちびころの中で鳴ったらしい。
おーっとブロッサム通称ちびころ、いきなり走ってぎっくちゃんに飛びかかった! ものすごい速さだ! ぎっくちゃん、下敷きにされてもがいているがすぐさま抜け出して反撃! つるつるした羽毛はこういう時便利だ。あっ得意のどつき攻撃出た! 「ぎゃうっ!」という鳥っぽくない悲鳴はブロッサム通称ちびころか。だが彼女も負けていない。姿勢を低くして再び飛びかかるタイミングを狙っているぞ!
あーっとここでレフェリーが両者を分けた、分けた! だが両者ともまだまだやる気満々、今度はレフェリーに襲いかかっている! レフェリー怒った。退場です、両者退場となりました。ぎっくちゃん、ブロッサム通称ちびころ共に鳥カゴの中で納得いかない顔をしていますが、いちばん納得できない心境なのはレフェリーかと思われます。
最初は誰かな
最近インコどもに大人気なのが、空になったティッシュの箱。
ヒューストンが散々かじって立ち去ると次はベルカが、ベルカが去ると次はブロッサム、通称ちびころが、そして彼女がいなくなるといつの間にか再びヒューストンがといった具合に、入れ替わり立ち替わりしてかじっている。勢い余って中身の入っている別の箱までぼろぼろにされつつあるが、まあ箱目当ての鳥にとって中身のあるなしは関係ないので、とりあえずは黙っていることにしている。
さて、飼われているインコにとって、自分で食べ物を見つけ、努力して取るというのは大変楽しい遊びであり、ストレス解消になるのだという。
それならば我が家でもやってみようかと、早速このティッシュの箱にヒマワリの種を5~6粒入れてみた。我が道を行くぎっくちゃんを除いた3羽はこれが大好きだから、もし見つけて自分で取れば大変嬉しいおやつになるはずである。
ところが、みんな箱をかじることにばかり夢中になって、中に何があるかまで気が回らないらしい。入れてから早1週間がたつが、順調にぼろぼろになっていく箱の中で、ヒマワリの種はいまだ誰にも見向きもされずに転がっている。
まあ、鳥だからね……。
ずれてるふたり
本人は全く気付いてないにしろ、罪もないのに常にぎっくちゃんに威嚇されっぱなしブロッサム、通称ちびころ。
では、いつもとは逆のパターンで、ぎっくちゃんが彼女のそばに行くと一体どういうことが起こるのか? と思い立ったら即実験。床でなにやらせせくっているブロッサム通称ちびころのそばに、ぎっくちゃんをそっと置いてみた(注:殺傷能力がないと確信できるインコ同士以外ではやらないでください)。
床に降ろされるままに、その場にたたずみ何やらぼんやり考え始めたぎっくちゃん。一方のブロッサム通称ちびころは、めざとくぎっくちゃんを見つけると(といっても目の前に置かれてるんだが)「来ないで!」とばかりに問答無用で襲いかかったのである。ぼんやりしてたらいきなり体当たりされたぎっくちゃんはびっくり仰天。けたたましい悲鳴と共に一目散に飛んで逃げていってしまった。
……つまり、根本的にテンポが合わないんだなこいつら。