今年は横須賀市の市制100周年である。
で、小栗上野介以来の横須賀市とのつきあいである海上自衛隊も、一般人を乗せてのミニ観艦式『横須賀マリンフェスタ』を行うことになった。
当選すればどこの地方の人でも乗れるんだけどね。
で、人間様もまた当たったので行って来た次第。
観艦式、サマーフェスタに続いて3回目だが、陸自の総火演はどうやっても当たらない。
右から『きりしま』、人間様が乗る『たかなみ』、『しらね』。
この他に田浦の船越から『しらゆき』『さわゆき』が出る。
いい天気なのだが、暑い……。
今回は機械室(だっけ?)で出港を見た。
ただいまエンジンを起動中。モニタに映っているのは機関室。意外と少人数であっさり動かしてるっぽい。
米軍基地を通過。
昨日帰ってきた空母『キティホーク』の……正面顔? お尻?
浦賀水道で見たコンテナ船。
なんか前が見えてないっぽい気がするんですけど。
速射砲の実演。
こっち向けるな。
機関砲の実演。
「タチコマにしか見えない」と後ろのアニオタっぽい人たちがしゃべっていたが、あんまりそーいう感想は言わないほうがいいと思うぞ。
面白くてついじっと見ちゃうんだけど、見てると確実に船酔いできる悪魔の誘い、航跡。
前を行く『しらね』。
観艦式の時は閲覧する側だったが、今回はされる側。
一般人を乗せてない艦は、先に沖合に出て待って合流する。
これは潜水艦『せとしお』。後ろにもなんかいるけど分からない。
例によって隊列を組む。
『せとしお』の正面顔。
白いのはエンジンの排気らしい。
シルエットからするとイージス艦っぽいんだけど……イージス艦は参加艦艇に入ってないはず。
なぜ一緒になって待ち合わせしているのだろう?
『たかなみ』の後ろについた掃海艇『のとじま』、『つのしま』。さらに後ろに『せとしお』。
これで横須賀地方総監の観閲を受ける。
で、総監はどんな艦に乗って観閲するんだろうと思ったら、やってきたのは多用途支援艦『すおう』と特務艇『はしだて』。
……えー、これだけ?
しかもただのクルーズ船にしか見えない『はしだて』。
まあ、来賓接待用だそうだし。
艦の間に見えるのは観音崎灯台。
しばらく前にはベイブリッジが見えていたはずなのだが、一体どういうコースで動いているのかさっぱり分からない。
飛んできたSH-60J。
『亡国のイージス』でも同型機が出演してるらしい。
シャッター速度が速すぎて、空中で停止しているようにしか見えないSH-60J。
で、例によって閲覧が終わると縦列陣のまま回頭。
そして再びSH-60Jの編隊。
『たかなみ』が回頭する番。
左側に回頭済みの艦列、右側にこれから回頭する艦列がきれいに並んでいる。
あっという間に来てあっという間に去っていった何かの作業艇。『バラクーダ』とか言うらしい。
赤いやぐらが謎。
通り過ぎる『せとしお』。
今年3月に配備されたばかりの最新鋭艦だそうな。
『はしだて』に向かって礼砲。
展示が終わって入港準備に整列。
結構長い時間なので途中でいろいろおしゃべりなんかもしてるのだが、カメラに気付くとさりげなくやめて気をつけするのがちょっとかわいい。
1隻居残ってた『きりしま』の隣に入港。
『きりしま』では艦長さんたちが入港を見物してた。
ダイエーの手前に普通に米軍の駆逐艦がいる。
ある意味シュールな写真。
事前にプログラムがさっぱり分からなくて、しかも最後まで良く分からないまま終わってしまった印象だった。
でも良く考えたら、15年ぐらい前に見た最初の頃の観艦式ってこんな感じだったような気がする。でも当時は別に不満にも思わなかった。
海自もサービス良くなったんだなあ。
夜の電飾。
○例によっておまけ。
小さいお友だちにも大きなお友だちにも大人気の『ちびしま』。
ちゃんと諸元もある。
なんか写りこんでるけど気にしないでください。
……確かに元気バッチリになりそうだ……。
○おまけのおまけ
ベイブリッジ近くの海上でケータイの位置情報サービスを使ってみたら、自信満々で出てきたのがこの結果。
一体どこなんだここは。
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そして今年も行ってきた
海上自衛隊のヨコスカサマーフェスタ。
なんだか年々知名度急上昇のようで……
なにこの横須賀駅。
しかも、旅行会社が江田島とこのフェスタを回るツアーを組んだりしているらしく、江田島五省紙袋をぶら下げるおっさんやおばちゃんが大量にいた。
会場の展示も艦だけではなくなんかいろいろ大規模になっていて、1日潰す覚悟でないと全部見きれない。
なんてこった。
今年から展示されたSH-60K。
時々飛んでみせてた。
その隣の浮き桟橋には掃海艇『のとじま』。
暑くて日傘をさしてたら写真を撮るタイミングを逸したので、どんな艇かは海自のデータベースをご覧ください。
『のとじま』艦橋。
何が驚いたって、伝声管がいまだに現役なのにはびっくり。
多分通信システムが使えなくなった時に備えてあるんだと思う。
お風呂の中で走らせたらきっとかわいい機雷処分具PAP104 MARK5。
これがリモコンで機雷の所まで行き、持ってる爆弾を機雷に落として爆破するらしい。
最近ちょっぴり意地になってる正面顔シリーズ。
左:最近漂流高校生を助けて話題になった『しらせ』、『たかなみ』『ありあけ』、米軍から特別参加したイージス駆逐艦『ジョン・C・マケイン』
右:『うらが』『しらね』『あすか』
『砕氷艦しらせ』は英語ではこう言うらしい。
なんか最終兵器みたいでステキ。
とりあえず、あんまり(というかほぼ確実に)見る機会のない『ジョン・C・マケイン』を最初に見てきた。
前甲板から艦橋。
その巨大すぎる旗は何だ。
同じく前甲板から。
ずらりと並んだ日本の護衛艦(じゃないのもいるけど)。
後甲板の手すりに十数個くくりつけられていた謎の小瓶。しかもここにだけ。
多分中に「返事をください」と書いた紙が入っていて、航海中に流す訳ではないと思う。
アメリカの艦は日本の艦のように、立ち入り不可区域が明確にロープで遮られている訳ではない(でもなにげに小銃持った警備兵が立ってるので恐い)。
なので勝手にとことこ行って眺めていると、米兵がにこやかに寄ってきて「コンニチハ、コッチヘドウゾ」とか連れ戻されたりする。
こうしてみると、立ち入り禁止ロープって日本独特の文化(?)なのか?
正面顔を取りそこねた潜水艦『やえしお』。
例によって見学できるのは若いお友だちだけ。
今年は体験航海が事前申込み・抽選制になっている。
そしてなにげに人間様は当たっていたりする。
右側の大きいのが人間様が乗った『はたかぜ』。
小さいほうは『しらゆき』
乗艦者の注目を一身に浴びながら、『はたかぜ』を押して出航位置まで持っていっているタグボート。
後ろに蹴立てている白波がかなり頑張っている。
空母『ジョージ・ワシントン』を迎えるべく拡大工事中の噂の米軍基地空母岸壁。
通称キティちゃんこと『キティホーク』はいなかったが、ちょこんと沈んでいる米軍の潜水艦を発見。右が拡大。
……原潜?
『はたかぜ』から『しらゆき』に乗ってる隊司令にラッパと敬礼で挨拶。
Uターンしてます。
発光信号。
確か「夏休み最後の土曜日によい思い出を」とか何とかいう内容だったかな。
しかし今回、浴衣で来ている女の子たちがいたのは、さすがに空気読めなさすぎじゃないかと思った。
おまけ:『ありあけ』の艦旗
……大漁旗?
フリンジ♪
芸術への創意工夫
お口も一緒に
ヒューストンは良く、自分の頭を足で掻きながら、口も一緒になってあわあわあわあわ……と動かしている。
わざとやっている訳ではなく、気持ちが良くてつい口が動いてしまうらしい。
人間様を意識してすました顔で頭を掻きながら、口だけをあわあわあわあわ……とやっている姿はちょっと笑える。
ちなみに人間様の妹は、はさみに合わせて口も一緒に動かさないと紙が切れない女なのだが、これとはちょっと違う気がする。
遠慮がちなアピール
となりの海上自衛隊
我が家のすぐ近くに、「団地」としか形容しようのないアパート群がある。
何というか、雰囲気が高度成長期なコンクリートの感じが絶妙で、今時一体どこの社宅だと思いながらたまに通り過ぎていたのだが、今日、駐車場に立っている看板を見て驚いた。
『関係者以外の立ち入りを禁ずる 東京業務隊司令』
…………。
まさか住宅地のど真ん中で、司令とかついてる看板に出会うとは思ってもみませんでした。