新しい宝物

 割り箸を入れてやったら嬉しいらしく、しきりに持ち歩いてはあっちこっちに差し込んでみている。
 オキナインコは木の枝で巣を作るそうなので、もしかすると営巣行動なのだろうか?

 宝物入れに入れようとしたらしいが、さすがにこれは入らない。

 で、オブジェに加えることにしたらしい。

64年前のぼくのなつやすみは戦争中だった

 化膿止めに飲んでる抗生物質の副作用で、お腹がゴロゴロしてたまりません。
 抜糸の時期も1週間から2週間にのびてるし。
 会社を出たら予想GUYにそっくりな人見ちゃったし。
 石原慎太郎のフィクション映画を見るぐらいならドキュメンタリーを見たいと言っていたら、日系人監督が作ったドキュメンタリー映画『TOKKO-特攻-』をやっていたので、行ってきた。
 この監督は、叔父が元特攻隊員だったという。そのせいかこの映画では「特攻隊は9.11に始まる自爆テロリストとは種類が違う。戦争を否定しながらもなお行かなくてはならなかったつらい立場の人たちなのだ」という主張が強く出ているようだった。
 それはそれで間違ってはいないと思うのだが、それを表現する方法として、4人の元特攻隊員のインタビューに終始してしまったのはちょっと隔靴掻痒、もっとはっきり言えば、底が浅い気がした。
 実際、死ぬのはいやだ、戦争は駄目だと口を揃えて言う4人だが、そのうちふたりは戦後海上自衛隊に籍を置いている。それこそしごきで死ぬような目に遭わされ、後には実際に死を命じられて塗炭の苦しみを味わったはずの彼らが、軍隊という枷をはずれた後でなぜまた再びその道を選んだのか。カミカゼが残した物をとことんまで追いかけたいのであれば、そういった部分も監督はまた掘り下げるべきだったのではないか。
 カミカゼという行為の悲惨さを訴えたいばかりに、監督はそういう「都合の悪い事実」からは目を逸らしているように見える。
 もっとも、それはこちらが日本人だからそう感じるのであって、アメリカ人からしてみれば、特攻隊員は冷酷なテロリストでも愚かな人間兵器でもなく、実は自分の“死すべき任務”に疑問を持ち苦しんでいた人間だった。彼ら個人には罪はなく、当時の大日本帝国や昭和天皇(この映画では、昭和天皇が特攻戦術を称賛し推進していたように巧妙に印象づけられている)が“悪”だったのだで終了すればそれでいいのかもしれない。
 そして、もっとぶっちゃけた言いかたをすれば、監督自身が「叔父の“無実”」を確信し、それを世の中に発信できれば、それで満足ということなのだろう。
 最近、若手の日系人が作った太平洋戦争時のドキュメンタリーが話題になるが、何だかどれもロジカルではなくエモーショナルな方向性に終始しているようなのは、やはり彼らも日本人の精神性から抜けきれていないということなのだろうか?
 あと、エンドクレジットに『同期の桜』を使うのは、どう見ても間違ってると思う。

悪事の背中

 自分が悪いことをしているというのを、大抵のインコはちゃんと自覚してやっている。

 人間様から見えないように背を向けて何かいたずらをしているヒューストン。

 チラ見。
 何をやってる? ん?

ヒューちゃん運搬セット

 ヒューストンを病院に連れて行く時は、こんな風にしている。

 特別に中身もお入れしております。
 移動用ケージをタオルでくるみ、後ろのバッグに入れて完了。
 バッグはまだペット用バッグなどなかった頃に渋谷の丸井で購入。妙に中途半端な大きさと形で、本来何を運ぶためのバッグなのかいまだに分からないのだが、これがケージにぴったりサイズの優れもの。
 しかもケージをふたつまで入れられる上に材質は防水仕様、口のところにはパチンととめられるボタンがついていて、閉めてしまえば中に入っているのがまさかインコとはまず誰にも気付かれないすぐれたカモフラージュ効果を発揮する。
 効果がありすぎて、混雑してる場所ではすれ違う人が遠慮なくドカドカぶつかってくるのが玉に瑕。

4000年の歴史の末に

 最近、中国から入ってくる食品やら製品やらが、全くもって信用ならんようになっておりますが。
 実はインコどものエサも原産地は中国。

 おいしいかい?
 健康食品として人類用に市販されている粟やらヒエやらの価格を見れば、全て日本製で揃えたりした日には大変な値段になることは分かっているのだが、それでもなんとなくこのまま使うことにやーな感じがし始めている今日このごろである。

ビビぎっく

 カゴを並べて撮ってみた。

 ビビは普通の顔をしているのに、というかぎっくちゃんのことなど気にもしていないのに、なんだか妙に斜めになってビビの様子をうかがっているぎっくちゃん。
 ……つまり、ビビが恐いんだな?