押し入れ

 我が家の押し入れは、なぜか鳥どもに大人気である。
 ごくオーソドックスに布団一式が入っているだけなのだが、柔らかくて大きくて適度にすき間のあるこの空間が、奴らにとってはとっても魅力的らしく、ちょっと油断すると皆すぐそこへ行ってしまう。
 布団にフンでもされては困るので、鳥どもが出ている時は必ず押し入れの戸は閉めるようにしているが、それでも、わずかのすき間から、奴らは隙あらば中に入り込もうと試みている。

 そんな訳で、1センチほど開いた戸のすき間に頑張ってとまっているブロッサム、通称ちびころ。

あなたが寝てる間に……

 鼻血(?)をくちばしにこびりつかせながら、もりもり朝ご飯を食べているぎっくちゃん。
 この写真を撮っていたために会社に遅刻したというのは秘密。

 朝起きてカゴにかけてある布を取ったら、こんなになっていた。
 本人はケロリとした顔でいつものとおり「おはよー」と首をのばして挨拶してくるのだが、挨拶されるこっちはびっくり。
 実はぎっくちゃんは、時々どこからか出血している。
 床に1滴血が落ちていたり、止まり木に点々と血染めの足跡がついていたりするのだが、別にどこを痛がるでも気にするでもないし、身体もきれいなままなので、一体どこから血が出ているのか分からない。
 なんか心配になってきたので、ヒューストンのついでに病院送りにすることに決定。

水浴びぎっく

 霧吹きをかけてもらって大喜びのぎっくちゃん。
 左手で霧を吹きながら右手で撮っているので、大変見づらい写真になっております。

 どうもぎっくちゃんは掃除中とか料理中とか、忙しい時間に水浴びをしたくなる傾向があるようである。
 この時も人間様は掃除機をかけている真っ最中。気配を感じて振り返り、水入れの前で水を浴びる仕草をしながら一生懸命アピールしているぎっくちゃんを見た時には、ほんのちょっぴり「またか」という気持ちになったものである。
 ……いいんだけどね。

うたが好き

 ぎっくちゃんは歌や口笛の類が好きらしいことを最近発見。
 近くで歌ってやると、ぎっくちゃんはとことことすぐそばに寄ってくる。そして首をかしげて口元を見ながらじっと聞いている。
 そのうち乗ってくると、歌に合わせて「くー」「くー」と鳴いてみたり、口笛の真似をしたりし始める。
 ちなみに何曲か試した結果、自分も一緒に鳴く歌、聞きはするが特に反応もしない歌がちゃんとあることが分かった。
 鳥のくせに好みがあるのか……。

ベルカの威嚇

 カゴのすみっこはベルカのくつろぎスペースになっている。
 気配がしないと思うとそこに引っ込んで、ひとり静かに羽づくろいをしたり床に敷いてある新聞紙をかじったりしている。
 ベルカにとってはここは誰の介入も許さないプライベートなスペース(のつもり)らしく、人間様がのぞこうものならこうやって羽を半開きにし「フッ、フッ」と声を出しながら左右にゆらゆら揺れて威嚇する。

 でも威嚇しているうちに段々気分が乗ってきてしまうらしく、気がつくと威嚇の姿勢のまま、上機嫌になって何やらごじょごじょさえずり始めている。
 ……まあ、機嫌のいい時とポーズはほぼ一緒だからね。

光害

 ヒューストンのエリザベスカラー全体像。
 かなり大きいが、付け方がゆるいので普段の動作にはそれほど支障はないらしく、この姿でカゴの金網をがしがし登ったり降りたりしている。


 ちなみにこのカラー、やや柔らかめのプラ板でできている。
 で、このプラ板が結構電灯の光を反射する。こうやってパソコンをやっている時など、ヒューストンとの位置関係で不意に視界の隅がチカチカ光り出したりするのでちょっぴりびっくりしたりする。
 まあ、ヒューストンが悪い訳では全くないのだが。

三点倒立

 あやしげな格好で新聞紙を囓っているブロッサム、通称ちびころ。
 新聞があるほうが重力面。後ろはカーテン。
正面斜め横
 ブロッサム通称ちびころがあまり餌をはねとばすので、エサ入れを頭を入れると足が入らなくなる小さいものにしてみた。
 ところが、彼女は何がどうあっても餌を飛ばしたいらしく、何度も何度も頭と足を一緒にエサ入れに入れようとトライ。とうとうかなり無理矢理入り込むことに成功し、またしてもガサガサとやっている。
 まあ、こんな格好で新聞紙を囓れるくらいだから……。

やきもち

『どうぶつ奇想天外!』で犬や猫も嫉妬をするかという特集をやっていたが、インコだって嫉妬をする。
 しかもかなりストレートに。

 ブロッサム、通称ちびころの写真を撮っていたら、自分もかまってと金網に貼り付きっぱなしで鳴いているぎっくちゃん。
 でももともと無表情なのであんまり嫉妬してるように見えません。

まるい

へんないきもののぎっくちゃんの写真を会社でプリントアウトしてデスクに貼っていたら、それを目にした同僚がぽつりとひとこと。
「なんでそんなに丸いんですか……そんなに丸くて大丈夫なんですか……」
 ……言われてみれば、うちに来た時はもっとほっそりしていたような気も……。

お弁当持ってどこ行くの

 水浴び直後に餌を食べたため、顔が大変なことになっているぎっくちゃん。

 我が家のインコどもの中では、ベルカとヒューストンが比較的きれいな餌の食べ方をする。
 カラは全部エサ入れの中に残し、食べこぼしもあまりしない。もちろん、くちばしのまわりにエサをくっつけていることなど絶対にない。
 対照的なのがブロッサム、通称ちびころとぎっくちゃん。水を飲んだりとか人間様にお愛想をしながらとか、とにかく落ちつきなくあちこちとうろつきながら餌を食べるので、顔は餌だらけだしカゴの床は散らかり放題。ブロッサム通称ちびころに至っては、エサ入れの中に入り込んで餌をかっとばす始末。
 そんなお行儀の悪い子に育てた覚えはないのだが……。