イチゴを食べていたら、カゴの中のブロッサム、通称ちびころが自分も欲しいと右往左往し始めた。
そこで、指先にイチゴのかけらを乗せて出してやったところ、大喜びで吹っ飛んできてほおばった……と思ったら、急にものすごく細くなって口を開け、ちょっと涙目気味で舌をもにゅもにゅさせている。
どうやらすっぱかったらしい。
へんないきもの 3
へんないきもの 2
へんないきもの
おやくそく
あまり手に乗りたがらないぎっくちゃんは、コントロールがしづらい。
コントロールといっても人間様の言うなりにさせるのではなく、行ってほしくない場所に行ってしまった時、今いる場所からちょっとどいてほしい時などに、手に乗せて移動できないのが困るのである。
これがベルカやブロッサム、通称ちびころなら、人間様の手は翼に代わる移動手段だと思ってるから(そう思われるのもそれはそれで哀しい)、簡単に別の場所に持っていくことができる。が、ぎっくちゃんの場合は、手を出しても「イヤ」とばかりに顔をそむけて拒否したり、知らんぷりしたりするのだ。まあ、いきなり噛みに走るヒューストンよりは遙かにマシとは言えるが、いずれにしろこちらが困ることには変わりない。
そこで、手に乗せるための「おやくそく」をぎっくちゃんとの間に作ることにした。
ぎっくちゃんは外で遊ぶのも好きだがカゴに戻るのも好きである。なので「人間様が止まり木を叩いてから手を出す時には、必ずカゴの中に入れてくれる」と教えるのである。方法は簡単。ぎっくちゃんがカゴの上にいる時に、止まり木を指先で軽く叩いて前に手を出す、乗ってきたら必ずカゴに入れる、これだけである。
で、ぎっくちゃんだが、最初の何度かをやや無理矢理気味に手に乗せて戻したところ、すぐにこの法則を理解したらしい。じきに、止まり木を指先でコンコンと叩いてから手を出すといそいそと乗ってくるようになった。そして今では、離れた床の上などにいても、わたしがぎっくちゃんのカゴの所で止まり木を叩くと飛んで来る。そして嬉しげに手に乗ってカゴの中に戻されている。
……もっとも、それ以外では相変わらずの態度なので、このおやくそくも実は役に立っているとは言いにくい。
うれしいストラップ
お気に入りのストラップの隣ですました顔のぎっくちゃん。
実は遊んでいる最中にフラッシュが来たのでのびたまま固まっているだけ。

ケータイのストラップを変えたので、それまで使っていたお古をぎっくちゃんにあげたのだが、見慣れない物を恐がるかと思いきや大変嬉しかったようで、暇さえあればかじっている。
さらに、下のもさもさ部分と丸いのは頭を掻くのに最適らしく、時々頭の上に乗っけてはうっとりしている。
……なるほど、そーいう使いかたもあるのか……。
掴んで食べる
普段ならカメラを向けようものなら一目散にカゴの奥に逃げ込んでしまうヒューストン。
でも大好物のヒマワリの種につられてうっかり満足げなカメラ目線。

片足でものを持つというのはインコやオウムでは有名な仕草だが、うちではやるのはヒューストンだけである。他のインコどもが不器用とかいうのではなく、単に種類的なものらしい。
どうもインコにも右利き、左利きというのはあるようで、物をつかむ時ヒューストンは常に右足を使っている。そういえば寝る時上げるのも右足だから、もしかすると左足で立つほうがバランスが取りやすいというのもあるのかもしれない。
……でもなんかちょっと足の位置と身体の傾き具合が微妙に変な気がするのは気のせい?
新聞紙
熱帯魚を買うと、お店では保温のために魚入りのビニール袋を新聞紙でくるんでくれる。
この新聞紙が実は結構面白い。なぜか4大紙はあまりなくて、いちばん多いのがスポーツ新聞(さすがにエッチページは使われてないが)。あと、珍しい所では、ペット新聞(業界紙?)、海外の情報紙らしい英語(だったか?)の新聞、地方新聞(東京で?)、赤旗、などなど。
なんだか未知の世界を見るようで、帰って魚を水槽に入れた後、ついつい広げて読んでしまったりする。
毛引き
何度か書いているが、ヒューストンは毛引きである。
エリザベスカラーのおかげで、特にひどかった首まわり以外の羽は普通なのだが、カラーをはずすとまたむしってしまう。とはいっても、いわゆるいかにも病気っぽく片っ端から引き抜いていくのではなく、羽づくろいのついでに気になる羽をぷちっと抜く感じ。なので抜くのは綿毛か「チェック」にひっかかりやすい生えかけの鞘羽ばかりだし、羽づくろいをしていない時は全くやらない。
つまり、症状としては比較的軽いのだが、やはりこれはいい状態ではない。なのでいろいろと対応を模索中。ただ毛引きの原因が心因性から病気まで様々な上に、心因性の場合、飼い主の数だけ飼育環境がある。たとえそのインコで成功したとしても、ヒューストンに効果があるとは言えないのだ。なので参考にするのは非常に難しい。
ま、どこでも共通して言っているのは、愛情を持って気長につきあうことだそうだが。
あーそれにしても昔「毛引きは良く分からないのでひどくなったらまた連れてきてください」などといってヒューストンを触ろうともしなかった藪獣医。
奴のいる病院が「鳥を看る病院」などと臆面もなく雑誌に紹介されてるのを見るたびに腹が立つ。



