ちょっとだけうらやましいかも

 後ろから視線を感じませんか。

 ヒューストンの奴は、かまってやろうとしても逃げるくせに、いざ人間様から知らんぷりされると寂しくてたまらないらしい。
 他の鳥と遊ぶと、その様子をいつもこうして金網にしがみついて眺めている。
 これはいわゆるツンデレというものだろうか?
 ぎっくちゃんを入れたら遊んであげるから、待ってなさい。

出会い頭

 近所の商店街に行こうと歩いていたら、住宅の間から黄色い顔のセキレイがてててて……と小走りに出てきたのにばったり出くわした。
 飛んで逃げるかと思ったら、そのままセキレイは向きを変えて人間様と併走。数メートル並んで歩いてからようやく足を止め「あれ?」というような顔で振り返ると人間様を見上げ始めた。
 このあたりでセキレイと会ったのは初めてだし、別に見上げられるようなことをした覚えもないので、そのまま人間様も足を止めて見おろしていたのだが、数秒後、そのセキレイは不意に何かに気付いたように慌ててくるりと後ろを向くと飛び立っていった。
 もしかして、人間様のほうが逃げてくれると期待でもしていたんだろうか?

それでも一緒

 ファンと地元民の間では有名なのだが、横浜ベイスターズの練習場は割とすごい場所にある。
 それはさておき。

 背を向けながらもお互い牽制しあっている2羽。
(あんまりな散らかり具合なのでちょっと上を切りました)
 ……そんな風にまでして同じ場所に居ようとしなくてもいいと思うんだが。
 もしかして、実は一緒にいないと寂しくてたまらないのか?

惨劇の直前

 人間様のすぐそばでまったりとした時を過ごしているぎっくちゃん。

 こうやってただ何もせず座っているだけで満足らしい。
 でもこの直後、いつの間にかテーブルに上がって忍び寄ってきたブロッサム、通称ちびころに思いっきり背中をどつかれ、文字どおり悲鳴と共にふっとんで逃げていった。
 さすがにブロッサム、通称ちびころを叱りました。

ちょっとした工夫


 オモチャ(の残骸)で体を支えて楽ちん。
 最近は暇さえあれば金網に貼り付いているので、そろそろ止まり木を入れてやってもいいかと思うのだが、歩くとやっぱりコロコロ転げるので心配でいまいち踏み切れない。
 足以外はすっかり元通りなのにね。
 困ったもんだ。

もふもふビビ

 仕様上は28センチが最短撮影距離となっているD60レンズキットの標準レンズだが、ズームを使えばちょっとしたマクロの真似事みたいなこともできる。

 幸せそうだね。
 ブロッサム、通称ちびころとかにくらべると、ビビはひとつひとつの動作や感情表現が幼い印象があるのだが、やっぱり若いせいだろうか?
 でももう3歳にもなればいい加減大人だと思うんだけどな。

まだらのヒュー

 そのあくび恐いんですが。

「あ~」
 ところで、写真で見るとヒューストンの羽はいつもまだらでぼそぼそなのだが、これは、長い間毛引き防止のカラーをつけてて羽づくろいができなかったため。
 今の所、病気のせいで毛引きは止まっているので、これで換羽があればきれいに復活すると思われ……ることを期待。

難しい距離感

 距離が違うふたつのものをいちどに撮るのは難しい。

 珍しく諍いもせずにそれぞれの場所でくつろぐ2羽。
 D60だと、どっちかにしかピントが合わない。

 ならばとRICOHのR8を出してみたがやはり同じ。

 そのうち、撮られることに飽きたぎっくちゃんはお尻を向けて去っていってしまった。