来るなら来い!

 ヒューストンは今日も元気に人間様を襲っています。

 襲撃直前のショット。
 ふらつきは良くもならず悪くもならずというところ。
 というか、ふらつく以外は全く普通の状態。毛引きまで普通にやってるのが何というかまあという気がしないでもない。
 なんだろうねえ、神経の問題なのかな。

甘えたい日

 今日は妙に甘えてくるブロッサム、通称ちびころ。
 やっぱり人間様がいないのは寂しかったらしい。

 暇さえあればこうやって貼りついて頭を掻いてくれるのを待っている。

 しょーがないのでしばらく掻いてやるのだが……

 やめてもずっとそのままの格好で待ち続けている。
 普段からそれぐらいいじらしければいいのに。

夏の蔵王

 でもって10,11日は蔵王で山歩き。
 が、10日に泊まった宿がネット環境なしだったためにアップできなかったのだった。
 しかもテレビが100円テレビだし。
 そのかわり露天風呂とか山形の夜景とかいろいろ楽しかったから良かったけど。
 10日の山歩きはお釜見物。
 古いカルデラに水がたまったもの。

 ロープウェイ。
 これでまず地蔵岳に向かう。

 高山植物。

 ロープウェイ乗り場から地蔵岳山頂を越える途中から振り返って写してみた。
 このへんが冬には樹氷になるらしい。

 お釜を見るには地蔵岳の次にあの峰(熊野岳)を越えなくてはならない。
 1時間ぐらいで行けるというが、とてもそうは思えない。

 しかもそんな近道はいやです。

 なんかいっぱいなっていた。
 ちょっとえぐ味を感じたが、何の味もしなかった(食ったのか)。

 ようやくお釜が見える場所に到着。
 右から吹く乾いた風と左から吹く湿った風が、丁度お釜のあたりでぶつかって左側に雲が作られている。
 雲のできかたの見本みたいな風景。

 と思ったらコマクサの群生地に迷い込んでしまい、踏まないように焦る。

 お釜到着。
 ガスって見えない日も多いそうだが、この時ははっきり見えた。

 できたての雲を背負ってるお釜。

 正面から見たお釜。
 耳をすますとかすかに底のほうからシュウシュウ音が聞こえるのだが、ガスでも出ているのだろうか?

 変な虫。

 反対側の刈田岳から見たお釜と熊野岳。
 結局まわりを半周してしまったので、帰るにはまたあれを越えなくてはならない。

 峰についたあたり。
 刈田岳は駐車場やレストハウスがあるので大変にぎやかだが、熊野岳は何にもないので本当に人がいない。
 ここまで人がいないと逆に風の音に混じって話し声みたいなのが聞こえてきたりする。

 熊野岳についたと思ったらガスが出てきた。
 雲も急に低くなってきたので、あわててロープウェイ乗り場にゴー。

 やっとたどりついてレストランで一休み。
 木のてっぺんだけ白く枯れているのは、この部分が冬に雪に埋もれず風にさらされてしまうからだそうな。
 そして11日の山歩き(じゃない部分のほうが多い)。

 鳥兜山の大黒天展望台から。

 鱒か何かが泳いでた。
 でも釣りは禁止らしい。

 アサギマダラ。地元のガイドの人に写真を見せたら教えてくれた。
 渡り蝶で、もうすぐ南へ旅立つらしい。
 3匹いたのだが、すぐ飛んでしまってなかなか撮れない。

 もう原生林状態の山道。

 不動滝。
 本当は滝壺のほうにもおりられるはずなのだが、去年の秋の台風で崖崩れが起きて道が埋まっていた。
 仙台の海を満喫(?)した翌日には2000メートル級の山を満喫できるのだから、日本はいい国だと思う。

仙台の海

 ……のはずだったんですが、ブラウザが変な動きをしたため1時間かけて書いた内容が消えてしまいました。
 ちょっとショックだったので、後日UPしなおします……。
 アップしました。

『むらさめ』と『はるさめ』
 今回人間様が乗ったのは『むらさめ』

 すごく立派な『むらさめ』の給弾室のプレート。
 丁度全部の速射砲の真下。

 仙台港は民間港なので、こんなのもある。
 左:巨大なコンテナクレーン。鈍重なイメージだが結構なスピードでコンテナを積み込んでいた。
 右:護衛艦と並んで泊まっていた貨物船。すごい大きい。

 タグが来ると出航間近。

 出航後、展示に参加するSH-60Kが『むらさめ』と『はるさめ』から発進する。

 左:プロペラのチェック。
 右:半分地下(?)になっている管制室。ここからヘリや艦橋に指示をする。

 左:プロペラが回り始める。この時『むらさめ』は離陸に備えて艦首を風上に向けようと必死で左右に蛇行中。
 右:なんかぐりんぐりん回っていた部分。レーダー?

 左:機首がかわいい離陸。
 右:そのまま向かって右側へ去っていく。
   そういえば『しらせ』の時も飛び立ったヘリが同じ方向に行ったが、決まりがあるのだろうか?

 東京湾と違って完全な外海のせいか、風が強く結構艦が動揺する。
 波もちょっと大きい。

 写真を撮るのも結構必死。
 

 艦に相対速度をぴたりと合わせながら飛ぶというSH-60Kなみの高度な技を披露するウミネコ。
 普段海を行く船から餌でももらっているのか、けっこうしつこくついてきていた。

 今回は仙台のほかに石巻からも艦が出航している。
 潜水艦『あらしお』と遠くに見えている何か。
 ……いつも思うのだが、『はるさめ』も『あらしお』ももうちょっと名前を考えてあげることはできなかったんだろうか?

 海洋観測艦『ふたみ』『わかさ』。
 仙台の海は青くてとてもきれい。

『むらさめ』を先頭に隊列を組む。海が青いので実に映える。
 そして人間様はまた今年も受閲側……。

 ふとみたら普段閉まっている格納庫隣の扉が開いて消火ホースが出ていた。

 観閲開始。
 左:すす払いの『えんしゅう』
 右:甲板では登舷礼。でも鈴なりになってる見学者の間に紛れてしまっているのが気の毒。

 左:観閲官が乗っている『さわかぜ』。
 右:こんな風に観閲側と受閲側がすれ違っていく。

 P-3Cがその上を飛ぶ。

 方向転換。
 航跡まで青い!
 

 陣形を変更して『むらさめ』『はまぎり』『さわかぜ』『あすか』がVの字になる。
 これは後方の『さわかぜ』と『あすか』。それまで縦に並んでいたのがささっと位置を変えてあっという間に横に並んでしまう。

 左:『さわかぜ』がこちらに向けて礼砲。
 右:今度は向こうに向けて礼砲。
 実際には発射の瞬間に炎も見えるのだが、音に頼ってシャッターを押すと音速と光速の差でどうしてもタイミングが遅れるので煙だけしか撮れない。

 さっき離陸したヘリがやってきた。
 艦橋のところにいたので近付くのが分からず、気付いたらこんな所に。

『はまぎり』のほうに向かうヘリ。
 その後も海水が巻き上がるほどの超低空飛行やホバリングを披露していた。

 これで訓練展示は終わり。陣形を崩して帰路につく。
 ほとんど横滑りみたいに傾いて針路を変えている『はるさめ』。

 そして『むらさめ』と『はるさめ』にヘリが帰ってくる。
 左:ゆっくりと近付いて……。
 右:着艦!

 港に入り、タグに押されて接舷する『はるさめ』。
 この後『むらさめ』も続いたのだが、押されている最中にいきなり無関係の水上バイクが2台乱入。
「なにあの空気読めない奴ら」的な艦上からの視線には全く気付かず、得意げに艦のまわりを回って去っていった。
 横須賀では海自はともかく米軍がただでは帰さないからこんなことをしでかすおバカちゃんはいないのだが……というか、そもそも港にこんなのが入り込んでいいのか?

 そしてこちらは停泊中、ずっと艦の周囲で待機していた機雷処分隊の皆さん。
 多分溺者とか対策だと思うが、ご苦労様でした。
『爆発物処理班』のTシャツがまぶしいです。
 狭くて船がひしめいている東京湾で行った去年と違い、広くて船のほとんどいない太平洋をまるっと使えるので、潜水艦の潜航(写真撮りそこねた)実演や陣形の変更など内容も豊富で面白かった。
 あと、なんといっても海が青くてきれいだったこと。
 さらに言えば、入港した後で艦の構造物を見たら、びっしりと塩の結晶がついていたのにびっくりだった。
 確かに波しぶきとかヘリのホバリングの飛沫とか、浴びまくりだったもんなあ。

北の国の七夕

 明日9日が仙台湾での海自の展示訓練なので、本日会社を早退して仙台入り。
 だって夜行バスに耐える体力なんかないんだもの。

 ちょっといつもと違う気配を察したのか、不安そうなブロッサム、通称ちびころ。
 お前を置いて旅行に行くのはこれが初めてじゃないだろが。

「ん?」
 ……お前はもういいや。

 仙台は七夕祭りの真っ最中。
 
 牛タンを食べようと思ったが、どうせ方向オンチで決めた場所には絶対行き着けないので、適当にふらふら歩くことにした。
 そしたら何とかロードとかいう商店街に迷い込んでびっくり。
 この飾りが頭をこするどころか、のれんよろしくいちいちくぐらないと歩けないほどの高さで、しかもそれが数百個l単位で列を作ってみっしりとぶら下げられている。
 もう店なんか営業どころではない感じ。
○おまけ

 東京の東北新幹線乗り場で発見。数人の荷物をひとりが番してた。
 明日の手伝いに行くんだろうか?

ぎっくサイズパソコン

 工人舎の700グラムサブノート。
 店頭で見たときはそれほど小さいとは思わなかったのだが、ぎっくちゃんと比較するとものすごく小さく見える。

 もう気になって気になって仕方ないらしく、まわりでうろうろしっぱなし。
 見るだけならいいけど、囓らないでよ。

あなたは何者?

 謎のコリドラス。

 ロビネアエの中に混じっていたので買ってみた。
 ただのコリドラス・エレガンスという気もするのだが、模様や体型がなんか違う感じもする。
 コリドラスは亜種が多くて同じ種類でも模様にかなり差があるから、良く分からない。

連れてかれる?

 ヒューストンの病院の時間は大体午後である。
 なので、午後に人間様が着替えを始めると危ないと思っているらしく、何もなくても一目散にカゴの隅に逃げ込んでしまう。
 そしてこわごわ様子を伺っている。

 どきどき。
 ちなみに、午前中に着替えをしてもヒューストンはけろりとして眺めているのだが、たまーに午前中も病院に連れていかれるパターンがあることにはまだ気付いていないらしい。

天敵が来た!

 もぐりオモチャで幸せに遊んでいたら、ブロッサム、通称ちびころが急に床からテーブルに上がってきたのでびっくりしたぎっくちゃん。
 一生懸命威嚇しながら後ずさっていったらオモチャからお尻が出てしまい、進むも退くもできなくなってそのまま硬直している。

 多分、ここを出たら攻撃されるとでも思っているらしい。
 写真だと分かりにくいが、ぎっくちゃんの背中にはものすごい緊張感が漂っている。
 しばらくこの状態が続いていたが、ブロッサム、通称ちびころが無視していたら、ゆっくりとオモチャの外に出てきてそのまま一目散に自分のカゴに逃げていってしまった。
 テーブルにブロッサム、通称ちびころがいる時には平気で飛んでいってケンカ売るくせに……。

夏恒例の

 海自サマーフェスタ。
 年を追うごとに苦行度が高まってる気がする。
 今年は米軍基地の開放や横須賀の花火大会と重なったせいかすごい人出だった。
 米軍基地→海自の順で行こうと思ったのだが、米軍基地のゲートの前についたのが開門20分前だったにも関わらず、10分ぐらい歩かないと最後尾につかない程の長蛇の列。
 しかもそこまでやって入ったら、今年は1隻しか公開してないし。

 左:米軍基地内で公開されている護衛艦『はつゆき』
 右:米軍側の公開艦『マスティン』
   『ジョン・S・マケイン』や『カウペンス』と同型なので、はっきり言って新鮮みがない。

『マスティン』から『はつゆき』を見たらこんなことをやっていた。
 ご苦労様です。

 海上保安庁も登場。低速でとことこ港に入ってきた。
 なんか電光板で文字を流しているので、パトロールついでにこっちも隊員募集してるのかと思っていたのだが、写真を拡大してみたら「NUCLEA(R)」と書いてある……。

 で、岸壁に泊まっていた米軍潜水艦の横を、妙に挑戦的に触れそうなぐらい近付きながら通り過ぎ、Uターンして去っていった。
 ……あとで『マスティン』の乗員にちょっと意地悪して「あそこにいるのは原潜? 通常型潜水艦?」と聞いてみたら「何も言えないよ。僕は知らないな」という答えが返ってきたのだった。

 左:『マスティン』の艦橋。
 右:『マスティン』の艦橋を後ろから。

 給油菅。ボロ布をつっこんで栓をしてある……。

『はつゆき』から見た『ブルーリッジ』のお尻。
 でっぱった所にあるの機関砲じゃないかと思うんですけど、なんでこんなところに?

 左:艦内の説明板。
 右:シースパローに貼られた文字。
 フレンドリーさに心がなごみます。
 ここで米軍基地は終わり。この時点で昼頃。
 シャトルバスに乗って海自の横須賀基地に移動したら、まるで近所の商店街の祭りみたいな混みっぷりでいきなりげんなりする。
 そういえば、いつもは朝いちに行ってこの時間は大抵艦内にいるから、外がどうなってるのか良く知らないのだった。

 とりあえず仮設風呂。
 阪神大震災でも活躍したらしい。

 水曜日と違う部分を探してください。
 今回嬉しかったのは、『ひえい』が公開されていたこと。
 人間様が生まれて始めて乗った護衛艦がこれと『はるな』だったこともあり、もういちど見たいと思ってたのだ。

 わーい。『ひえい』だー。

 でも隣の『カウペンス』はもうスルーでいい。

『ひえい』は古いので、他の艦とはずいぶん形が違う。
 他の艦には1基しかない砲塔も、この艦には2基。

 ヘリだって3機も積めちゃう(後ろに1機いる)。

 他の艦では鉄になってる士官室のドアも、『ひえい』では木。
 しかもすごい立派な表示……。

 砲撃訓練用の曳航標的。
「当たっちゃったらどうするんですか?」と聞いたら「当たっちゃったらもったいないけどしょうがないですね」だって。

 こっちは『さざなみ』の艦長室内部図。艦長室のドアの横に貼ってあった。
 なぜトイレをわざわざ「ウオッシュレット」と表示してあるのかは分からない。

『しらせ』と小さいお友達用の『やえしお』。
 そういえば『さざなみ』で乗員相手に「え~もう『しらせ』自衛艦旗返納しちゃったんですか~。返納式を2日にしてくれれば~」とか変な駄々こねてる女がいた。

 今日もいた『ちびしま』。
 なんか見るたびに装備が充実していってる気がする。

 水中処分隊の展示。
 実は水曜日に同じ場所で何かやってるのを見て不思議に思ったんだが、これの練習だったんだな。

 基地の隣のダイエーから撮影したヘリの降下訓練。
 ダイバーを降ろしてまた引き上げている。
 もーとにかく暑いし人は多いしでいやになって早々に出てしまった。
 ちゃんと楽しもうと思ったら、もっと早く来て並ぶぐらいの根性がないと駄目かもしれない……。
○おまけ

『さざなみ』のマスコット。その名もさざなみ太郎。
 なんでも国産1号艦だから元ネタを金太郎にしたらしい。ってなんで?

 しかもこんなものまでできている……。