見つめあい

 時々、なぜこんな写真を撮ったか自分でも分からないことがありませんか。

 無表情にこちらを見るだけのブロッサム、通称ちびころ。
 ここまでノーリアクションで写真に撮られっぱなしのインコというのも、珍しいと言えば珍しいかもしれないが。

だからどいてよ!


 他に囓る場所はいくらでもあるのに、わざわざ人間様が押さえている場所を囓りたがるビビ。
 くすぐったいってばよ。あったかいけど。
 

 手がどいてくれないので段々じれてきた模様。
 でもどけばどいたでまたわざわざ手の側まで囓りに来るので、このまま放置。

 ……その足はなんだ。

青い翼

 インコに限らず、鳥は色を見分けるものが多いらしい。
 だから自分も美しい羽の色をしているんだとか。
 そう言われると何となく納得するビビのこの翼。

 羽づくろい中。

 アップ。
 でも、広げてアピールするとか見せびらかすとかする訳ではない。
 それどころか、まわりの羽に隠れてまるっきり見えないことのほうが多い。
 はっきり言うと宝の持ち腐れだと思う。

咳払い

 ヒューストンは移動中大変大人しいので、電車に乗る時や店に入る時にとても楽である。
 かのベルカは狭いケージの中をひっきりなしにカタコトカタコト右往左往しっぱなし、外出好きのセキセイインコのぽちに到っては、ご機嫌で延々さえずり続けてまわりの人に不審がられる程だったのだが、ヒューストンはケージに入る時こそ嫌がるものの、目隠しの手提げにおさまって一旦外に連れ出されてしまうと、あとは静かに居眠りしたり、羽づくろいをしたりして過ごしている(らしい)。
 そんなヒューストンが唯一反応するのは人間様の咳払い。咳払いをすると、手提げの中から一声、大声で返事を返してくる。
 しかもこれが、周囲がどんなに騒がしくても100%聞き分けるという精度の良さである。
 でも、咳払い以外の人間様の声は、周囲がどんなに静かでも完全無視する。
 一体どこに返事の基準があるんだか。
 というか、なんでそういう時だけ返事をするんだ。

水浴びのジレンマ

 水浴びの後、カーテンレールの上に飛んでいってしまったぎっくちゃん。
 ご満悦で羽づくろい。

 なんか訳の分からん状態になっている。
 つかまえたいのだが、濡れてる鳥を掴むと人間様も気持ち悪いので、なるべくやりたくない。
 かといって追い払って飛ばすと水があたりに飛ぶし。
 ちょっとジレンマ。

春の戦い

 ティッシュ箱と戦っているヒューストン。

 これまでヒューストンの遊び場というと自分のカゴの上限定だったのだが、最近またこうやって床で遊ぶようになった。
 どうやら季節や換羽などの関係で、定期的にこういう気分になるらしい。
 が、うっかり側に立つといきなり足に噛みつきにくるので油断できない。

朝の恐怖

 朝。
 いつものとおり声をかけた後でカゴのおやすみカバーを取ったらば、天井近くの金網に貼り付いたまま声も出せずに硬直しているビビがいた。
 しかも、金網にフンがついているところを見ると、ずいぶん長いことそうやっていたらしい。
 ……ど、どしたの?
 

お尻の面倒

 威嚇するのはいいんだけどさ、お尻のフンを取ってからにしたら?

 どうやら、お尻のところに丁度オモチャか何かがあったために、されたフンが下に落ちずにそのままくっついちゃったらしい。
 しばらく待ってみたのだが、気付かないのか気にならないのかいつまでもくっつけているので、とっつかまえて取ってやった。
 ずいぶんと長い間ほったらかしにしてあったらしく、完全に固まっていて、取ったら羽も1~2本むしれてしまった。