誰?

 生まれてからまだ2年がたたないビビ。
 世の中はまだまだ不思議でいっぱい。

 鏡に映る何かに興味津々。
 でもそれが自分の姿だとは気付いていない模様。

 見る位置を変えてみる。

 違う場所からのぞいてみる。
 とりあえず、探求心は旺盛らしい。

ダーター・テトラ

 いつも思うのだが、こいつのバランス感覚は尋常ではない。

 腹の1点だけで流木にとまってくつろいでいる。
 体色は地味なくせに変なところに変な格好でとまっていることが多いものだから、妙に目立つ。
 まあ、他の魚が絶対にしないようなことをするというのも、ある意味身を守る手段なのかもしれないが。

終わらない生態系


 エビが消えてはや数ヶ月のHOLOHOLO。
 夏を越したというのに、水は全く痛んだり腐ったりする気配もなくきれいなまま。
 壁にはえてる藻も増えるでも減るでもなく、さらに良く見ると、今でもプランクトンらしき小さなものがいくつも元気に泳いでいる。
 どうやら、エビを必要としない別の生態系がこの中で成立しているらしい。
 ……困った、捨てられない。

気付かなかった存在

 歴史教科書の沖縄についての記述を見直すよう政府が検討しているという話だが、それは教育への国家権力の介入と言わんのか?
 というか、一部勢力が気に入らなければ「その気持ちに配慮して」事実の検証もせず記述を変更してあげますってやりかたは、ものすごくまずい前例を残すことになると思うんだが……誰もそれに気付いていないのか、気付いているが今さえよければいいのか。
 ある意味、誰かの都合によって、中立であるべき物事が平然と偏って書き換えられるって、戦前に似てきたと思う。
 それはさておき。
 我が家のパソコンは無理矢理小型化して狭い場所につっこんだ結果、冷却能力にちと問題があるので、夏場は上から小型扇風機で風を送りつつ動かしている。
 普段回しっぱなしにしているその扇風機をたまたま止めたら、下にいたビビが上を見上げてまあびびることびびること。

 びくびく。
 お前、今初めて扇風機の存在に気付いたんだな……。