目の敵

 相変わらずティッシュ嫌いなブロッサム、通称ちびころ。
 フンを拭こうとしただけでこの騒ぎ。

「なんで来るのよ!」
 しかも、生意気にティッシュとそれ以外の紙をちゃんと見分けているらしく、たとえばティッシュに手が届かなくてそのへんに落ちてたレシートなどで拭き取りを代用しても、別に何も言わない。
 不憫だなあ、ティッシュよ。

爪のお手入れ

 ビビは足の爪の長いのがいやらしく、しょっちゅうこうやって自分でお手入れをしている。

 くちばしで爪を囓って削って整えている模様。
 ぎっくちゃんもヒューストンもビビほど神経質ではないが、ちゃんと自分で手入れをしているらしくてあまり爪がのびない。
 唯一ブロッサム、通称ちびころだけが、のびようが何しようが全くおかまいなし。
 人間様がとっつかまえて切ってやるまで、爪をカーペットにひっかけながら歩いている。
 こういうのって性格なのかね。

応用の利くビビ

 最近ちょっぴりずうずうしいビビ。
 おやつコーナーへ自分で行けなくて、カゴから人間様に連れていってもらっているのは相変わらずなのだが、ヒマワリをお腹いっぱいたべて満足すると、今度はとことこ人間様のそばへやってきて、「ぴ、ぴ」と小さな声で鳴きながら、連れて帰ってほしいと訴えるようになった。
 しかもただ鳴いているだけではなく、人間様が床に手を置いていると、当然のような顔でその上に乗ってきて、連れていってもらうのを待っていたりする。
 さらに、手を見つけられない時は、足やスカートに目標を変えて、囓ってアピールしたりする。
 ひとつの目的を達成するのに複数の方法を考え出すというのは、意外と頭がいいと思う(そうか?)。

分かってるんだから


「…………」
 床に座ってぎっくちゃんを構っていたら、こんなところで掻いてちょうだいアピールを始めたブロッサム、通称ちびころ。
 しかしどう見てもそれは手ではない。

「……ねえ、まだ?」
 ……一応、手と共通性のある器官だということは分かってるんだな?

信じてるから

 ブロッサム、通称ちびころのおやつコーナーは、人間様のチェストのすぐ前にある。
 まあインコが出ている時にまず開ける用はないのだが、たまーにそういう必要が出てくる訳で。

 どうせ言ったって聞きやしないので、そのまま開けることにする。

 ここまで平然と居続けられるとさすがに憎たらしい。
 いつも思うのだが、信頼となめられるって実は紙一重なのではないだろうか?

横須賀マリンフェスタ

 今年は横須賀市の市制100周年である。
 で、小栗上野介以来の横須賀市とのつきあいである海上自衛隊も、一般人を乗せてのミニ観艦式『横須賀マリンフェスタ』を行うことになった。
 当選すればどこの地方の人でも乗れるんだけどね。
 で、人間様もまた当たったので行って来た次第。
 観艦式、サマーフェスタに続いて3回目だが、陸自の総火演はどうやっても当たらない。

 右から『きりしま』、人間様が乗る『たかなみ』、『しらね』。
 この他に田浦の船越から『しらゆき』『さわゆき』が出る。
 いい天気なのだが、暑い……。

 今回は機械室(だっけ?)で出港を見た。
 ただいまエンジンを起動中。モニタに映っているのは機関室。意外と少人数であっさり動かしてるっぽい。

 米軍基地を通過。
 昨日帰ってきた空母『キティホーク』の……正面顔? お尻?

 浦賀水道で見たコンテナ船。
 なんか前が見えてないっぽい気がするんですけど。

 速射砲の実演。
 こっち向けるな。

 機関砲の実演。
「タチコマにしか見えない」と後ろのアニオタっぽい人たちがしゃべっていたが、あんまりそーいう感想は言わないほうがいいと思うぞ。

 面白くてついじっと見ちゃうんだけど、見てると確実に船酔いできる悪魔の誘い、航跡。

 前を行く『しらね』。

 観艦式の時は閲覧する側だったが、今回はされる側。
 一般人を乗せてない艦は、先に沖合に出て待って合流する。
 これは潜水艦『せとしお』。後ろにもなんかいるけど分からない。

 例によって隊列を組む。

『せとしお』の正面顔。
 白いのはエンジンの排気らしい。

 シルエットからするとイージス艦っぽいんだけど……イージス艦は参加艦艇に入ってないはず。
 なぜ一緒になって待ち合わせしているのだろう?

『たかなみ』の後ろについた掃海艇『のとじま』、『つのしま』。さらに後ろに『せとしお』。
 これで横須賀地方総監の観閲を受ける。

 で、総監はどんな艦に乗って観閲するんだろうと思ったら、やってきたのは多用途支援艦『すおう』と特務艇『はしだて』。
 ……えー、これだけ?

 しかもただのクルーズ船にしか見えない『はしだて』。
 まあ、来賓接待用だそうだし。

 艦の間に見えるのは観音崎灯台。
 しばらく前にはベイブリッジが見えていたはずなのだが、一体どういうコースで動いているのかさっぱり分からない。

 飛んできたSH-60J。
『亡国のイージス』でも同型機が出演してるらしい。

 シャッター速度が速すぎて、空中で停止しているようにしか見えないSH-60J。

 で、例によって閲覧が終わると縦列陣のまま回頭。

 そして再びSH-60Jの編隊。

『たかなみ』が回頭する番。
 左側に回頭済みの艦列、右側にこれから回頭する艦列がきれいに並んでいる。

 あっという間に来てあっという間に去っていった何かの作業艇。『バラクーダ』とか言うらしい。
 赤いやぐらが謎。

 通り過ぎる『せとしお』。
 今年3月に配備されたばかりの最新鋭艦だそうな。

『はしだて』に向かって礼砲。

 展示が終わって入港準備に整列。
 結構長い時間なので途中でいろいろおしゃべりなんかもしてるのだが、カメラに気付くとさりげなくやめて気をつけするのがちょっとかわいい。

 1隻居残ってた『きりしま』の隣に入港。
『きりしま』では艦長さんたちが入港を見物してた。

 ダイエーの手前に普通に米軍の駆逐艦がいる。
 ある意味シュールな写真。
 事前にプログラムがさっぱり分からなくて、しかも最後まで良く分からないまま終わってしまった印象だった。
 でも良く考えたら、15年ぐらい前に見た最初の頃の観艦式ってこんな感じだったような気がする。でも当時は別に不満にも思わなかった。
 海自もサービス良くなったんだなあ。

 夜の電飾。
○例によっておまけ。

 小さいお友だちにも大きなお友だちにも大人気の『ちびしま』。

 ちゃんと諸元もある。
 なんか写りこんでるけど気にしないでください。

 ……確かに元気バッチリになりそうだ……。
○おまけのおまけ

 ベイブリッジ近くの海上でケータイの位置情報サービスを使ってみたら、自信満々で出てきたのがこの結果。
 一体どこなんだここは。