食事ビビ

 ビビのお食事風景。
 なぜか止まり木にはとまらず、金網にはりついたままさかさになって食べている。
 お腹がいっぱいになるとそのまま前へ移動し、またさかさになって水を飲んでいる。
 そしてそのまま金網を伝って止まり木に戻っていく。

 昔テレビで見た、逆立ちしながらストローで牛乳を飲む芸を思い出す。
 食事の度にわざわざこの位置に行くので、ビビ的には何か意味があってやっているのだと思う。
 脚力とか腹筋とか鍛えてるのだろうか?

実録憑かれている

 本当はワールドコンは今日までなのだが、さすがに会社のほうに行ってきた。
 憑かれた目をしてオモチャを揺らし続けるぎっくちゃん。
 別に2日間放っておかれたからやつあたりをしている訳ではなく、毎日毎日1年365日の習慣。

 クリックするとムービーが始まります。
(WMVファイル 3.95MB 22秒)
 とりあえず、ほどほどの所でやめてほしいとは思う。

またワールドコン

 特撮の分科会企画に参加してたら、隣の企画のゲストのはずのデイビット・ブリンがいきなり入ってきた。
 しばらくけげんな顔をしていたが、やがて間違いに気付いて「ゴメンナサイ!」と逃げていった。
 かわいかった。

 みっしりと釘が植わった上に横たわっても、体重が分散されるので怪我をしないという「釘ベッド」実験。
 横たわってるのは主催した人。企画のためとはいえご苦労様です。

 ボウルをふたつぴったり密着させて空気を抜くとはずれなくなるという「マグデブルグの半球」実験。
 この後大人と子供合わせて20人ぐらいが廊下で引っ張って、やっとはずれた。

 やっぱりいたクリンゴン人。

そしてワールドコン

 スターバックスのテラス席で朝食を食べていたら、鳩が数羽やってきてそばをうろつきはじめた。
 どうやらおこぼれを期待しているらしく、ものほしげな目でじっとこちらを見上げたりするのだが、とりあえずは無視する。

 未練げにそばで背を向けてふくらんでいる鳩。
 インコどもで見慣れているので、それぐらいのアピールではびくともしない。
 土日にはいったせいか、男女ともにいわゆるオタク系の日本人参加者がどっと増えた。
 まあそれは仕方がないが、同時にほのかに異臭のする参加者が次第に増えてきたのが少々閉口させられるところ。
 そういえば、父子連れで参加して、オタク父のほうが企画に夢中、子供が退屈しきってぐずると(小松左京の企画では無理もない)ちゃんとしてろと叱っていたりする。
 なんのために子供を連れてきたんだと内心で思わないでもない。

 おとといそのへんのじーさんと間違えてしまった小松左京。
 左側の女性は小松左京のマネージャー。小松左京を苦もなくあしらう敏腕女史。

 こんな企画はいやだ……。

 おみやげに各種「横浜名物」が売っていたが、はっぴとか変なマスコットとかそこかとなく一般向けから離れたものばかりのような気がする。
 それはともかく、横須賀出身者としてはかなり納得できないのがこの「横浜名物ペリーチョコ」。
 はっきり言っておくが、ペリーが来たのは横浜ではなく横須賀である。

今日もワールドコン

 今日は2日目。
 今日明日と、ホテルに泊まって参加している。
 実は通える距離なのになんでわざわざ泊まるのかという話もあるが、SF大会の時は、普段なら絶対泊まれないような高級ホテルに団体料金で安く泊まれるのである。
 今回も、横浜の海が良く見えるホテルで贅沢ライフを満喫中。

 会場風景。
 なんかもう普通に日本じゃなくなってる。

 大人も子供も大喜びの液体窒素実験企画。
 フィラメントだけにした電球を液体窒素に漬けてスイッチを入れると、普通につきますという実験。

『スター・トレック(宇宙大作戦)』のジョージ・タケイ。
 なにが信じられないといって、これでとっくに60才過ぎてるということが信じられない。
 しかし、英語のできない日本人が無理してバイリンガル企画をすることほど痛々しいものはない。
 今日やっていた、とある日本の伝統技術について師匠から話を聞くという企画がまさにそれで、普通に同時通訳を連れてきて師匠の日本語を訳させていけばいいものを、何をはりきったのか主催者が解説からパワーポイントの資料から全て自ら英語でやろうと試みたらしい。
 ところがこの主催者、肝心の英語力はといえば高校生程度のものしかなく、しかも舞い上がりやすいタイプのようで、説明は時制から何からめちゃくちゃなブロークン英語、ちょっと複雑な単語になると電子辞書で確認しないと分からず、英語でつっこみが入るとすぐしどろもどろで口ごもってしまう。もうあまりひどいもので、見かねたらしい手伝いのスタッフが遙かに達者な英語でフォローに入るのだが、そんなになってもなお自分が解説をしたいらしく、スタッフの英語の合間にしきりと口を挟んでくる。
 結果、外国人参加者は訳の分からない片言の説明ばかり聞かされて混乱、解説者が英語にばかり必死になったために日本語のほうがおろそかになって日本人参加者も混乱、肝心のゲストはその混乱に巻き込まれて予定していた半分の話もできないと、悲惨なことになっていた。
 企画そのものは興味深い分野だっただけに、かなり残念。というか、なんで誰もこの主催者の無茶(というか無謀)を止めなかったのか。

今日からワールドコン

 今日からパシフィコ横浜でワールドコン(世界SF大会)。
 初日なのでめぼしい企画もないのだが、何だったらみなとみらいで買い物すればいいしと行ってきた。

 海洋研究開発機構(JAMSTEC)が展示していた地球深部探査船『ちきゅう』の模型。取りあえず正面顔。
 実物は長さ210メートル、総トン数57,087トンの戦艦大和とためをはれる大きさ。
 他にもビデオ上映やパンフの配布、3時間に渡る企画など、今回JAMSTECはとっても力が入っている。

 ディーラーズルーム(即売コーナー)の円谷プロ直販コーナーにいたバルタン星人。後ろにはウルトラマン。
 他にも天野喜孝原画展とイラストレーターのアートショーや、コミケのパンフを延々展示したコミケinワールドコンとか……。

 オープニングの挨拶にいきなり登場した中田宏横浜市長。

 挨拶が終わって人力車で去る中田市長。
 さらに、来るんじゃないかと思っていたらやっぱり麻生太郎前外務大臣、現自民党幹事長から祝電が来て会場は爆笑の渦。
 でも外国人はなんでこんなに受けているのか分からずキョトンとしていた。
(麻生氏はマンガ好きで一部オタクから絶大な支持を集めている。実はポンキッキの制作で有名なSF作家・翻訳家の野田昌宏氏のいとこでもある)
 そういえば、歩き疲れて会場内ロビーで一休みしてたら、近くの喫煙室に車椅子のじーさんがいた。
 こんなじーさんでも来るんだなあと思って見てたら、小松左京だった。
 ……まあSFコンベンションでは良くある話。

甘いもの!

 おやつコーナーで山盛りのヒマワリをついばむブロッサム、通称ちびころを、カゴの中からヒューストンがうらやましそうに眺めている。
 じゃあヒューストンには半生マンゴーでもあげようかと、ヒマワリに夢中のブロッサム、通称ちびころは放っておいてヒューストンのカゴの前に行き、手に持ったマンゴーの容器の蓋を開けた。
 その瞬間、後ろで羽音がしたかと思うとブロッサム、通称ちびころが人間様の肩に飛びついてきて、マンゴーの容器のほうを熱心に覗き込み始めた。
 いいからお前はヒマワリを食べてなさい!

黙って我慢

 雷で停電。
 あわてふためいて暴れるブロッサム、通称ちびころと一気にテンションが上がって鳴き始めたぎっくちゃんを懐中電灯で照らして過ごすこと数分(ビビは声すら出ずに硬直)、電気がついたのでふと振り返ったら、カゴの上で黙ってこんな顔してるヒューストンがいた。

 ちなみに、隣でやってるのは世界陸上。
 ……気配すら感じなかった……。