ながら族

 幸せなひととき。

 ぎっくちゃんはどういう訳か、掻いてもらってうっとりしてくると羽づくろいをしたくなるらしい。
 うっとりしながら羽づくろいを始め、羽づくろいしてる途中でまた動きを止めてはうっとりしている。
 鬱陶しいからどっちかにしなさい。

ティッシュが好き

 今日もティッシュ遊び。

 最近のビビは、ティッシュを一口サイズにむしりとると、口の中でもぐもぐやっている。
 見てるといつまでたってももぐもぐやっているので、食べようとかいうのではなく、ガムか何かのように噛み心地を楽しんでいるらしい。
 安上がりでいいけどね。藁編みオモチャは3個680円だからあんまり壊してほしくないし。

ビビにだってできるもん

 最初は何かと持てあましていたビビの藁編みオモチャ。
 いつの間にかすっかり慣れてついに完全分解。

 でもヒューストンのように粉砕はできないので、分解後も長いままいつまでも止まり木にひっかかっている。
 それがまた気になって仕方がないらしく、さかんにいじくり回すビビ。

 …………。

 やっぱり気になるらしい。
 ところで、海自の関西でのお見合いパーティのレポートを幹部が艦隊戦に例えて隊内新聞に載せたのが、女性蔑視と新聞にすっぱ抜かれておりましたな。
 これ、人間様も参加していたトーキングフェスタの呉版だと思うんですが。
 女性蔑視より何より、その幹部の寒すぎる文章力とギャグセンスのほうが心配です。

不思議な人間様

 人間様が横になる姿が不思議でたまらないらしいぎっくちゃん。
 ゴロゴロしているとかならずカゴの上から降りてきて見おろしている。

「何してるの?」
 でもかまわれるのは嫌らしく、指を出すとさっさとまわれ右してのぼっていってしまう。
 でもまたすぐ降りてくると、人間様をしげしげと見つめ始める。
 人生が不思議に満ちていていいな、お前は。

次善の策

 普段は床を歩いて活動しているブロッサム、通称ちびころだが、休む時にはやっぱり止まり木っぽい所がいいらしい。
 愛用しているヒューストンのハシゴを人間様がうっかり片付けてしまったら、こんな所を探して一休みしている。

「らくちん」
 なにもわざわざそんな所を選ばなくても……。

ビビぎっく

 カゴを並べて撮ってみた。

 ビビは普通の顔をしているのに、というかぎっくちゃんのことなど気にもしていないのに、なんだか妙に斜めになってビビの様子をうかがっているぎっくちゃん。
 ……つまり、ビビが恐いんだな?

最強伝説

 爪楊枝がまっぷたつ。

 実は、ぎっくちゃんやブロッサム、通称ちびころには、こういう芸当はできない。
 ビビ、というかマメルリハは、身体に比べて頭とくちばしが異常と言っていいぐらい大きくて強力なのである。
 多分、我が家の4羽を同じ大きさにしたら、最強の座につくのは文句なくビビだと思われる。が、現実にはこのとおりみそっかすクラスの小ささなので、他の鳥どもからは歯牙にもかけられていないのが現状である。
 がんばれよ、ビビ(何をだ)。

シングルタスクの男

 いちどにひとつのことしかできないぎっくちゃん。
 どうやら、何かに熱中すると他のことを感じなくなってしまうらしい。

 ビビを監視することで頭がいっぱいなので……

 人間様に触られていることに気付きません。
 ……この生き物が厳しい生存競争を絶滅もせず生き抜いてこられたのが、時々とても不思議になる。