微妙に相容れない感じの2羽。
ぎっくちゃんはビビにひそかな、しかし強烈な嫉妬を抱いているらしい。
最近では、外に出るとお気に入りのプリンタの上ではなく、まずビビのカゴに近いカーテンレールに飛んでいく。
そして、さかんにビビに威嚇されながらも、じろじろ見おろしている。
しかも、人間様がぎっくちゃんに背を向けてビビをかまっていると、いきなり後ろから頭に飛びついてきたりする。
どうもぎっくちゃんは、人間様がドライヤーを使う時、その音に合わせてさえずっているらしい。
らしい、というのは、ドライヤーを止めると同時にぴたりと鳴くのをやめて黙り込んでしまうため、現場を押さえられないからである。
でも、たまに夢中になりすぎてタイミングを誤るらしく、ドライヤーを止めても1,2秒、そのままさえずっていることがある。
そして、音がやんでいるのに気付くと、慌てて沈黙している。
……やっぱりぎっくちゃんだな、お前は。