おしおき激写

 最近、おやすみカバーをかけると、エサ入れの中のエサをガサガサはね散らかしにかかるブロッサム、通称ちびころ。
 いくら怒ってもやめないので、不意打ちでカバーをめくって激写してみた。

「!」
 どうやら少しはこたえた模様。
 それにしても、なんて格好してるんだか……。

無題の日

 最近、カゴの中のぎっくちゃんは、カメラを見るとすぐ「なにー?」と首をのばしてきてしまう。
 なので素早く撮ろうとすると、こんな風に失敗する。

 写真タイトル「明子姉ちゃん」
 ……すいません、もうしません。

人間様はお仕事中

 寝ながら外に出してもらうのを待つぎっくちゃん。
 実に気持ちよさそうにつぶれている。

 ご注意
 これはサザナミインコだから「気持ちよさそう」なのであって、普通の鳥の場合は確実に「病気」です。
 決して「ぎっくちゃんがこうだからうちのも大丈夫」などとは思わず、一刻も早く医者に診せてください。

大どんでん返し

 クリスマスを控えて米軍も軒並み入港中。

 さて、海上自衛隊には『トーキング・フェスティバル』というイベントがあることを最近知った。
 主催は横須賀上級海曹会、「艦船または陸上の部隊で日頃から勤務に精勤する独身隊員や事務官を対象に、多くの女性との出会いを通じ、交友関係、社会見聞を広げ、人生を豊かにしてもらいたいという願いのもとに始めた集い」(案内状より)で、申込み可能なのは20歳以上の独身女性限定。
 そういえばひとりぐらい海自の友人がほしいなあと思った人間様は、申し込んで行ってみた。
 実態は、「独身海曹との集団カップリングパーティ」であった。
 ……いやびっくりしたよ。

硫黄島の黒い砂

 とりあえず確実なのは、団塊の親父と席が隣り合わせになったら、心静かに鑑賞するのはあきらめたほうがいいということ。
 なんであの世代ってああ行儀が悪いかね、いい歳こいてさ。
 というわけで『硫黄島からの手紙』を見てきた。
『父親たちの星条旗』はガラガラだったのに、今回は大混雑。座席指定の映画館に1時間前に行ったのだが、それでもいちばんいい席はすでに埋まっていた。
 ジャニーズ系女子はとりあえず見当たらないようだったので、アメリカでの3冠受賞効果なのかな?
 若々しいつるつるのお肌に坊や声の二宮和也が、妻子持ちのパン屋の店主(推定30歳、ちょいワル喋り)というのが、のっけから強烈な違和感だった。まあ確かに、設定と展開を考えると、30代の俳優でも難しかったとは思うのだが、もうちょっと老成したタイプの人のほうが良かった気がする。
 というか、最初30歳だったのが、段々ノリが10代になってっちゃって、ラストで「あれ? そういえば何歳の設定だったっけ?」と思うんだよね。
 どう見ても悲劇で終わるしかない話をどうまとめるのかというのが、今回いちばん興味があったところなのだが、後味が悪くない形でうまく終わらせていた。とにかく死と絶望、闘争の連続で突き進んだ果ての、悲しい中でもささやかな一抹の救いという感じ。多少ご都合主義な気もしないでもないが、さすが悲劇が嫌いなアメリカ人というか、これはこれでいいと思う。
 というか、このラストだったから賞が取れたんであって、日本人が戦争映画というとやりたがるタイプのラストだったら、絶対賞は無理だったような気がする(笑)。全体的に、日本の戦争映画のクオリティ高い版みたいな印象もあるこの映画だが、そういう意味では明らかにアメリカ的な作りをしているかもしれない。
 でもアメリカ人はどう見るかな。ある意味、アメリカ人が考える日本人の美学を体現しているから、そのあたりを評価はされるかもしれないが、こちらが『父親たちの星条旗』をフーン、だから? な調子で見ていたように、向こうでもこの映画を理解する人はさほど出ないかもしれない。
 むしろ、イラク戦争と重ねて見られる部分が多そうな気がする。
 映画のそこここに『父親たちの星条旗』と場所や時系列が重なる場面があって、なるほど確かに2部作だと妙な所で納得した。DVDが出たら2本連続で見ると「日本側がこうだった時アメリカ側では……」みたいな同時並行的楽しみかたができるかもしれない。
『父親たちの星条旗』がずいぶんと遠慮がちなつくりになっている感じで、正直なところ、『硫黄島からの手紙』もこの調子だと何だかなあと思っていたのだが、実際には作り手が相当力を入れてやっている印象だった。これはやはり、明確な原作がある作品とない作品の差だろうか?
 しかし中村獅童の役柄、ありゃ何じゃい(笑)。
 そしておまけ:映画館の近くの案内所。

 無料だってさ。

尻尾テク

 猫はかまってほしくなると、キーボードや原稿の上にわざわざ来て邪魔をするようだが。

 インコだってやります。
 自分は安定のいい所にとまって、長いしっぽでキーボードをブロック。

 分かった、邪魔だよ。
 でも、つかまれてどかされちゃうんだけどね。