スカートの中の
期待満々
さかなのこども 第2弾
マジックフィッシュ第2弾。
封を開けたとき、土と卵の入った袋が前と違ってパンパンに膨れていた。
おかしいなと思いながらもそのままセットして待っていたのだが、3日たっても1匹も孵らない。
企業サイトを見ると、3匹程度は必ず孵ると書いてあるので、初期不良と断定。企業にその旨メールをして対応をお願いしたのだが、これまた3日たっても返事が来ない。
……まあ、見ると、この会社、資本3000万の台湾からの進出企業で、もともとは蛍光灯とか電球とか作ってるようなとこらしい。
それが、育て物ブーム(ブームか?)に乗じてこの方面に手を出した模様。要するに、まともなお客様相手ができるような企業ではないことはほぼ確定で、このまま知らんぷりされて終わりの可能性も果てしなく高い。
かといって、そのまま済ますつもりはないのだが。
ちなみに第1弾は3匹全員水槽に放流。皆元気でやっている。
白いほうは大きいのに混じってあちこちをちょこまか泳ぎ回っているのだが、黒っぽいほうは同じぐらいの大きさのブラックモーリーの稚魚と一緒に、水草の陰でひっそりと過ごしている。
種類によって結構性格が違うもんだなあ。
駆け引きのありよう
シャープな羽
日々是恐怖
こどものさかな 3
マジックフィッシュ。
その後、1匹が死亡したので、現在生きているのは3匹。そのうち大きい2匹を水槽へ放流した。
動きが速くて写真に撮れないのだが、とりあえずちょろちょろ泳ぎ回っている。
意外と気が強いらしく、エサ時など、自分に比べると遙かに巨大な魚たちがひしめいていても平気でつっこんでいくので、見てると楽しいのだが別な意味でちょっと心配。
で、案外面白いので、もう1個買って来ちゃいました。
いないいない……
海の中の出口
例によって、人間様.には見えない何かを警戒しているブロッサム、通称ちびころ。
……もしかして、人間様の頭上を見てないか?
『出口のない海』を見てきた。
いや、なんか普通に面白かった気がいたしますよ。最後は落としどころに困ってお手軽感漂うラストになったのがアレだけど。1ヶ月経ったら死体は腐乱してませんか普通。
折角魔球まで引っ張ったのに、いきなりテンション落ちて、そのへんはちょっとがっくりでした。画竜点睛を欠くを地でいった感じかも。
しかし海老蔵28歳で21~2の大学生はさすがに無理っぽさありましたな。事業服とか学生服とかひとりだけ変に違和感漂ってて笑った。もっとも、海老蔵の演技だったから映画に落ち着きが出たっていうのはあるかもしれないが。
しかし初めて回天の操縦を見たが(って普通見るようなもんじゃないが)、すごいですな。当然っちゃ当然だが全部手動ですよ。
舵は自転車のペダルみたいなのを(チェーンもついてる)手で右とか左とかに回して動かしてるし、操縦はもちろん、出力調整とかも全部人間が頃合いを判断して、手でちまちまとバルブ開け閉め、ハンドル操作をしなくてはならない。でそれをしながらさらに潜望鏡で目標を観測して、距離と方位を計算して当たりにいく。つまりこれは「人間魚雷」なんていう簡単なものじゃなくて、まさに人間をシステムの中枢として組み込んだ新機軸の兵器と言っていい。相当イヤンな新機軸だけど。
そういう部分を素人にも分かるようにある程度描いているのが「魚雷に乗せられて体当たりを強いられた悲惨な人たち」という見方と一線を画していたんじゃないかと思う。
回天で出られなかった(死ねなかった)と泣き、絶望する若者たちの姿は、現代人の目から見ると相当異様なものに移る。だが、それは、我々が現代人だからそう思うのであって、当時の人にとっては自然なものであったろう。そして、それをとやかく言う権利は、現場を知らない我々にはない。
……そういえばこの映画、大和やバルトと違ってひとりで来てるおじいちゃんが結構目立ったんだけど、何だったんかな。
回天同世代の皆さんなのかな。