誰に取られる訳でもないのに、わざわざおやつコーナーからヒマワリの種をティッシュ箱に持ってきて食べているブロッサム、通称ちびころ。
あーあ、箱の中にカスを全部入れちゃってるよ。
ハシゴの主張
ヒューストンは生手に乗らないので、外に出す時はカゴの入り口を開けっ放しにして出入り自由にしている。
普段はブロッサム、通称ちびころの休憩所になっているが、本来ハシゴはこう使う。
外に出たくなると、ヒューストンはこのハシゴを伝って出てきて遊んでいる。
一方、出たくなかったり機嫌が悪かったりする時は、くちばしで向かって右側(この写真では左側)の金具の部分をつまみ、くるりとひっくり返してしまう。
しかも、ひっくり返す時は、音も立てず、ハシゴも落とさずに一動作でちょこんとやっている。昔、『海軍めしたき物語』で、ご飯の盛りかたが気に入らないと、お箸の先だけできれいに飯碗をひっくり返してしまう古参兵の話を読んですごいと思ったものだが、まさにこんな感じだろうか(違う)。
でも、ひっくり返した後で結局出たくなったりするので、油断は禁物。
……そればっかりは人間様のせいじゃないからな。そんな目で見ても知らんぞ。
水浴び気分
闘争心
連休
猫心理の謎
実家の猫は母が嫌いである(理由:何かというとつかまえて抱っこしたがるから)。
なので、母が少しでも近付こうものなら、猫の奴は身を翻して部屋の外まで逃げていってしまう。
ところが、猫に逃げられた母があきらめて人間様と話し始めると、いつの間にか部屋の入り口にちょこんと座ってこちらを眺めている。
そして、母が猫の存在に気付かないでいると、そっと近付いてきて母の脚に身体をこすりつけ「にゃおん」と甘えた声で鳴いてみたりする。
かまわれたいのか、かまわれたくないのか、一体どっちなのだ、猫よ。
ウロボロス
熱い視線
邪魔しないで!
マンセー橋
と書くとなんかやばげな国の話のようだが、漢字では「万世橋」。
旧万世橋駅跡にある交通博物館が来月で閉館、埼玉に移転するというので、行ってきましたよ。
正確には、閉館メモリアルイベントの「万世橋駅遺構見学会」が目当てだったんですが。
明治時代の新橋駅(模型)。
手前の建物も全部駅の施設。やたら広かったらしい。
明治時代の万世橋駅(模型)。
手前のおっさんふたりの銅像が、広瀬中佐と杉野兵曹。多分実物は10メートルぐらいある。
東京駅もかくやのオシャレ駅だが、実際、大正3年に東京駅ができるまでは、国鉄きっての豪華ターミナル駅だったそうな。
ちなみにこの建物は関東大震災で焼失。その後再建されるにはされたが、やたらショボくなってしまったらしい。
でも銅像は戦後誰かに撤去されるまでここに立っていた。
そして、今の万世橋駅跡。
ホームに出る階段。高架下を通って改札につながっていた。
右手の木の柱のすぐ向こう側に開口部があるが、目の高さぐらいの所がレンガで作られた高架のアーチの天井になっている。
おまけ。
日本で初めて飛んだ飛行機(多分複製)。こんなのまであった。
飛ばしたのは日野熊蔵陸軍大尉と徳川好敏陸軍大尉。
そういえば、実は日野大尉が引っ張り出されたのは、徳川大尉がその名のとおり清水徳川家嫡男だったので、墜落でもしたら大変だとまわりが心配したからだとかいう話を聞いたことがあるな。
万世橋見学は1回20名の完全予約制なので悠々だったが、館内が家族連れでえらい混みよう。折角来たのだからと根性で全部見たが、最後は結構ふらふらだった。
買いたいと思った旧万世橋の絵葉書は売り切れで、どうしたら入手できるかと聞いたら再入荷後お取り置きはできますので、また来てくださいとか言われるし。
それにしても、博物館が閉まったあと、万世橋駅はどうなるのだろうか。
昔、知人が、日本は江戸時代とか平安時代とかのものは熱心に残したがるくせに、近代以降のものには見向きもしないと怒っていたことがあったが、これもどさくさにまぎれて解体、埋められでもするのかな。