と書くとなんかやばげな国の話のようだが、漢字では「万世橋」。
旧万世橋駅跡にある交通博物館が来月で閉館、埼玉に移転するというので、行ってきましたよ。
正確には、閉館メモリアルイベントの「万世橋駅遺構見学会」が目当てだったんですが。
明治時代の新橋駅(模型)。
手前の建物も全部駅の施設。やたら広かったらしい。
明治時代の万世橋駅(模型)。
手前のおっさんふたりの銅像が、広瀬中佐と杉野兵曹。多分実物は10メートルぐらいある。
東京駅もかくやのオシャレ駅だが、実際、大正3年に東京駅ができるまでは、国鉄きっての豪華ターミナル駅だったそうな。
ちなみにこの建物は関東大震災で焼失。その後再建されるにはされたが、やたらショボくなってしまったらしい。
でも銅像は戦後誰かに撤去されるまでここに立っていた。
そして、今の万世橋駅跡。
ホームに出る階段。高架下を通って改札につながっていた。
右手の木の柱のすぐ向こう側に開口部があるが、目の高さぐらいの所がレンガで作られた高架のアーチの天井になっている。
おまけ。
日本で初めて飛んだ飛行機(多分複製)。こんなのまであった。
飛ばしたのは日野熊蔵陸軍大尉と徳川好敏陸軍大尉。
そういえば、実は日野大尉が引っ張り出されたのは、徳川大尉がその名のとおり清水徳川家嫡男だったので、墜落でもしたら大変だとまわりが心配したからだとかいう話を聞いたことがあるな。
万世橋見学は1回20名の完全予約制なので悠々だったが、館内が家族連れでえらい混みよう。折角来たのだからと根性で全部見たが、最後は結構ふらふらだった。
買いたいと思った旧万世橋の絵葉書は売り切れで、どうしたら入手できるかと聞いたら再入荷後お取り置きはできますので、また来てくださいとか言われるし。
それにしても、博物館が閉まったあと、万世橋駅はどうなるのだろうか。
昔、知人が、日本は江戸時代とか平安時代とかのものは熱心に残したがるくせに、近代以降のものには見向きもしないと怒っていたことがあったが、これもどさくさにまぎれて解体、埋められでもするのかな。
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ふふふふ。こんなこともあろうかと、旧万世橋駅の絵はがきは2セット買ってあるのだよ。じゃ、送っときますね~。
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うわっ本当ですか! ありがとうございます!
あれだけはどーしても欲しくて、今週中にリターンマッチ予定してたので、すごい嬉しいです。
もーなんでもいたしますのでポチと呼んでください(笑)。
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