学び舎の研修船

 今日はまた横浜で東海大学海洋調査研修船『望星丸』の一般公開だった。
 公開は10時からなのに、またしても朝9時半頃には公開場所である大さん橋埠頭についてしまい、しょうがないので船でも眺めていようとてくてく歩いていたら、突然出航ラッパの音と「出港よーい!」の放送が聞こえてきた。
 なんでこんな所でこんな時間に海自の出港用意聞くんだろうと思って大さん橋の上の公園に上がってみたら、丁度『しらゆき』が出ていくのに出くわしたのだった。
 そういえば『しらゆき』と『クワウテモック』は今日晴海に行くんだったっけ。

 左:外に舳先を向けるべく回頭中。こんなことなら望遠レンズ持ってくれば良かった。
 右:海保の巡視船『やしま』の横を通っていく。
 もう少し粘ってたら『クワウテモック』の出航も見れたのだが、風雨が強くてもう傘が役に立たずびしょ濡れ。
 諦めてターミナルに逃げ込んでしまった。
 んで『望星丸』。

 雨粒がレンズについて雲ってしまった。
 東海大学が自前で持つ海洋調査船で、乗員の他に大学の先生や学生を乗せて海洋研究を行っている。
 設備的に見ていちばんイメージが近いのは『しらせ』かな?

 左:やっぱり満艦飾。
 右:なんかウインチ。

 ブリッジ。全部の設備が中央に横一直線に配置されている。

 船首。このへんはどんな艦船も同じだね。

 通路は護衛艦以上に狭い上に妙に入り組んでいて動きにくいことこの上ない。
 変なところで行き止まりになったり逆に通り抜けができたりする。

 左:食堂で展示していたおなじみの「水圧で縮んだカップヌードルの容器」。
   カップヌードルが容器を紙にしちゃったので、代替品を探すのが大変らしい。
 右:明神海域(明神礁)から採集された溶岩。
   この他にも、1000メートルの深層海水をフライパンと電熱器で熱して塩を作るとか、海洋プランクトンのサンプル展示とか、採集装置の展示とかあった。

 ディーゼル発電機。

 ヌードル容器に人工的に1000メートルの深海と同じ高圧をかけて縮小させる実験。ちなみに前述の理由からここで使っているのはブタメンの容器。
 左:圧力をかける前
 右:かけた後

 人工繁殖させたクマノミのミニ水族館。

 左:正面顔
 右:正面顔×2
 実験とか資料展示とかすごく面白かった。
 先生の説明も分かりやすくて的確だったし。
 こういう大学で勉強するの楽しいだろうなあ。

 で、恒例の正面顔。
○おまけ

 同じ猫を左右反転してペーストしたわけではありません。

 こうしてみると鳩ってけっこうおいしそうだ。

水槽の中の老人


 写真は本文と関係ありません。
 季節の変わり目なせいか、ここのところ熱帯魚が立て続けに死んでいる。
 あの4500円コリドラスも死んでしまったのはちょっと涙目だったが、まあ生き物なので仕方がない。
 いつも話題豊富なベタ・プラカットも元気がないようで、以前のようにあちこち泳がなくなり、気付けば水槽のすみっこでぼんやりヒーターのコードに寄りかかっている。
 調べてみたら、ベタの寿命は約2年。こいつは確か空母『キティホーク』の最後の一般公開の帰りに買ってきたものだから、もういい加減いい歳なのかもしれない。
 願わくば、最後までその調子でのんびりと生きてほしいものである。

港横浜開国祭り

 今日は雨。
 気温も低くて出かけるのには不向き。
 よし!
 というわけで、ほぼ確実にすいているであろう横浜開国博に行ってきた。
 結論から言うと、これで“博”を名乗るってどうなのって感じ?
 とりあえず、2,400円わざわざ払ってみる物じゃないと思った。

 サスケハナ号とはそもそも別の船なのに、黒いというだけで「黒船」扱いでかり出されている可哀想な観光丸の正面顔。
 一般公開していたのだが、うっかり行き損ねた。

 帰り道についでに撮った日本丸の正面顔。

 頼まれていた分もあるのでカプセルフィギュアを大人買いしてみた。
 ……みなとみらいが4つもあった……。
 そういえばこの開国博、会場はショボいが艦船の一般公開イベントがものすごい充実していることが判明。
 とりあえず港横浜の面目にかけてかり集めた感じだが、予定されているだけでこれだけある。
・帆船『観光丸』 5/2~5/10、6/13~6/26、8/3~8/9
・帆船『海王丸』 6/1~6/2、7/18
・帆船『日本丸』(2代目) 7/18
・帆船『クワウテモック』(メキシコ) 6/2~6/5
・帆船『グロリア』(コロンビア) 7/4~7/5
・東海大学海洋調査研究船『望星丸』 6/6~6/7
・国際ケーブル・シップ株式会社『KDDIオーシャンリンク』 7/22
・航海訓練所『青雲丸』7/25~7/26
・航海訓練所『銀河丸』 7/25~7/26
・気象庁『凌風丸』 7/19
・海洋研究開発機構支援母船『よこすか』 6/13
・海洋研究開発機構有人潜水探査船『しんかい6500』 6/13
・海洋研究開発機構学術研究船『淡青丸』 7/18
・海洋研究開発機構海洋調査船『なつしま』 8/22
・海洋研究開発機構無人探査機『ハイパードルフィン』 8/22
・海洋研究開発機構海洋調査船『かいよう』 9/12~9/13
・海洋研究開発機構深海調査研究船『かいれい』 9/12~9/13
・海洋研究開発機構無人探査機『かいこう7000II』 9/12~9/13
・海洋研究開発機構学術研究所『白鳳丸』 9/27
・海上保安庁巡視船『いず』 7/25~7/26
・海上保安庁測量船『拓洋』 7/25~7/26
・海上自衛隊護衛艦『はたかぜ』(予定) 7/25~7/26
・海上自衛隊砕氷艦『しらせ』(2代目) 7/25~7/26
 個人的にはKDDIのケーブルシップが結構見たい……って平日かよ!

実はまだ寝ているのです

 爆睡していて写されているのにも気付かないベタ。

 しかもなんでコリドラスたちの場所占拠して寝てるんだよ。
 調子に乗って何枚も撮っていたらようやく眼を覚ましたらしく、のそのそと泳いで逃げていった。
 ところで、昨日中止になった海保観閲式だが、今日は麻生総理が来るせいかこの強風のなか無理矢理開催していた。
 ネット中継が配信されていたので見たが、白い波頭の立つ東京湾を思いっきりガブられながら閲覧受ける巡視船とか、訓練展示で急ターンしたらブリッジあたりまで横波をかぶる巡視船とか、フェアウェルで観閲船の横を通り過ぎようとする巡視艇が、向かい風の波浪に翻弄されまくっていつまでたっても接近できず「一生懸命進んでいます」とアナウンスされるとか、普段見れないような光景満載で面白かった。
 観艦式でもこういうネット中継やればいいのにね。
 でも多分、行った人は地獄だったと思う。

負ければ泥

 バジス・バジスがきれいになった。

 本当はもっと青味が強くて濃かったのだが、カメラを向けたら大きなレンズを気にしたらしくてちょっと色あせてしまった。
 でもきれいになったのは強いほうの1匹だけで、残りの1匹はこのとおり。

 なんとあからさまな強者弱者関係。

高い所から失礼します

 水替え直後で落ち着かないらしく、ちょっと高いところにとまってあたりを眺めるコリドラス・ロビネアエ。
 できるだけ座高を高くしようとしているつもりなのか、良く見ると腹びれだけで立っている。

 後ろでこっちを気にしているのはバジス・バジス。
 すいませんまた水替え直後で麦飯石溶液入れてます。
 コリドラスのヒレは硬いので、うっかり狭いところに入り込んでヒレがひっかかって後退できなくなり、そのまま力尽きたりすることがあるらしい。
 まあ魚だからしょうがないか。

船祭り海保版

 海自との比較検討のために見てくることにしました。

 観艦式なみの朝4時起きとか苛酷なスケジュールを覚悟してたらすごい楽なので、ちょっと拍子抜け。
 観閲だけじゃなくて、不審船の追跡訓練とかもしてくれるんだって。
 最後の解散の時、各船の乗員がそれぞれ甲板で仮装して踊りながら去っていくのが面白いらしい。
 うーん、カメラは何を持っていこう。

60匹の海老の御名

 先日、コケ取り用にミナミヌマエビを通販価格10匹110円で購入して放したのだが、数日とたたないうちに姿が見えなくなってしまった。
 どうやら魚たちに全て食べられてしまったらしい。
 ならば、食べつくそうとしても食べきれない量を投入したらどうだろう? と、今度は60匹で1,570円なりに挑戦。
 酒池肉林状態になったらどうしようと内心危惧していたのだが、水槽の中がエビだらけだと逆に魚たちも食べるどころではないらしく、一応は平穏な状態が保たれている。

 頑張って生きろよ。
 ……実は運搬用のビニール袋にエビ60匹が重なり合うようにわらわら入った図を撮ろうとしたのだが、人によっては悪夢のような光景になりそうだったのでやめたのはここだけの話。