インコ用非常袋。
人間様は初撃さえ耐えればあとは何日か飲まず食わずでも平気だが(多分)、インコどもの場合そうもいかない。救援物資にしても来るのは恐らく人間用のみ、良くて犬猫どまりで鳥など見向きもしてもらえなさそうなので、とりあえず最低限必要と思えるものをそろえてみた。なおこの他に移動用の小さなゲージを1羽につき1個用意してある。
新聞紙はまあいらないかなとも思うのだが、拭いたり敷いたりカバー代わりに上からかけたり人間様がくるまったりとあればあるで便利そうなので入れてみた。
まあ奴らは自分で自分の身を守れないからね。
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のんびりな休日 3
微妙に高いところで一休みしているブロッサム、通称ちびころ。
カメラがなんか気になるので……
のんびりな休日 2
のんびりな休日
人のそばでまったりとくつろいでいるぎっくちゃん。
他の鳥がこんな格好をしていたら即病気認定確実だが、ぎっくちゃんの場合これが普通。
ぎっくちゃんはしっぽに限らず、翼も他のインコどもと比べると若干小さい。
当然飛ぶのも他の連中に比べるとあまり上手でないようで、コースは常に直線、目的地には「よいしょ」とばかりにしがみつくようにして着地している。しかも羽音もバババババとなんだかものすごい。はっきり言って危なっかしいことこの上ない。
ベルカやブロッサム、通称ちびころたちオーストラリアのインコが乾燥した地帯に生息し、水を求めて長距離飛行をすることが多いのに対し、サザナミインコは南米で森の木立の陰に隠れるように生活しているそうなので(翁インコも南米だが、生息地は草原地帯、なのでやっぱり羽は立派)、飛ぶのが下手なのも分からないでもないのだが……。
だったら無理して遠くへ飛ぼうととするなよ、と羽音も高らかに必死になって飛んでいくぎっくちゃんを見るといつも思うのである。
なかよし
嫉妬の視線
首長ぎっく
眼下の敵
Eカップ
真夜中の音
真夜中、誰かが舌打ちをする音で目が覚めた。
何だろうと布団の中で考えていると、今度は口笛が聞こえてきた。
そしてチリリ……とオモチャが鳴る音がした。
……いい加減に寝ろ、ぎっくちゃん。