主役の13人脇役の皆さんBack
Character
あまり思い入れのないキャラクター紹介 主役編



 スコット・ヘイワード 15歳
 通称キャプテン、またはキャップ。たまにカタブツとか若年寄とか呼ばれたりもする。きまじめでどちらかといえば気弱な性格だが、13人の中で最年長であり、それだけの理由でリーダー役を押しつけられて七転八倒する羽目になる。が段々それなりにさまになってくるのはさすがといえばさすが。
 口癖は「僕はどうしたらいいんだ!」

 ロディ・シャッフル 14歳
 一応扱いとしては主人公。なぜ主人公かというと“主役メカ”のバイファムに乗っているから。
 明るく、何事につけても積極的だが、時には周囲が見えなくなって暴走することもある。彼ではなくスコットがリーダーだったから13人は全滅しないで済んだんだなあと思うことも時折。
 担当はRVでの戦闘。同い年で悪友のバーツとコンビを組んで出撃することが多い。
 口癖は「絶対に!」

 バーツ・ライアン 14歳
 一見ツッパリ風(死語)だが、根は素直で仲間思いの熱い男。なにかにつけて合理的な考え方をし機転も効いていて、慎重で頼りなげなスコット、無鉄砲で直情径行のロディの間でバランサー的な役目も果たしている。
 同じ年のロディとは仲が良く、覗きにRVでの無断射撃訓練、エロ本の隠れ読みと、悪いことは大抵一緒にやっているらしい。

 クレア・バーブランド 14歳
 スコットの幼なじみで女の子たちの中では最年長。しっかり者でガールスカウトの班長をしたりもしていた。そのためになりゆき上、日常家事の取り仕切りや小さい子供たちの「ママ役」をすることも多い。が、本人は必ずしもそういうことは得意ではないんだとか
 父親は軍の大佐。おっとりしていて行儀もいいが、不満を内に溜め込むタイプで、時々爆発を起こしたりしている。

 マキ・ローウェル 13歳
 活動的でチャレンジ精神が強く、男の子たちに混じって行動することが多い。他人は他人、自分は自分でやりたいことをやるタイプだが、さりとて自分勝手という訳でもないらしく、バーツと同じく子供たちの間のバランサー的な立場に立っている。
 口調はどこか男の子っぽく一人称は「あたい」。長い髪をヘアクリップと『MAKI』と書かれた帽子でまとめ上げ、ショートパンツで駆け回る、外見的にはかなり目立つタイプ。だが、個性としてはどうも他の子供たちに押されがちで、登場シーンは多いのにあまり見せ場がないというのは有名な話。

 シャロン・パブリン 11歳
 ジャギジャギにカットされた真っ赤な髪と「オレさあ」「バッカじゃんオマエ」というしゃべりかたが強烈な女の子。手先が器用で創意工夫もうまいのはともかく、性格のほうはあっけらかんを通り越して恥じらいとか思いやりとかいう単語とはおよそ無縁なレベルに達しており、そのために良く騒動を巻き起こしている。よくよく考えると、どうして彼女が他の12人とうまくやっていけているのか謎としか言いようがない。

 フレッド・シャッフル 10歳(番組中では11歳とも言っている)
 ロディの弟。おとなしく内気で、兄の無鉄砲な行動にはいつも悩まされている。その一方コツコツ型で忍耐強く、コンピュータに関してはマキの10年に次ぐ7年というキャリアを持っている。第1話で異星人の攻撃を目の当たりにし、恐怖のあまりおもらしをしてしまった(そして、それを必死で隠そうとした)のは有名で、それまでガンダムやらなにやら「敵に襲われてもまるで動じない少年少女」を見慣れてきた視聴者に新鮮なインパクトを与えた。
 同い年のペンチに対して、クレアド星にいたころから密かに憧れを抱いていた。そういう意味ではジェイナスで一緒に旅をできたのはラッキーかも。

 ペンチ・イライザ 10歳
 フレッドの憧れの君。おとなしく控え目で、良く本を読んだり詩を書いたりしている。その性格上シャロンとはどうもそりがあわないらしく、ことあるごとにケンカをしたりいじめられたりしていたが、いつの間にかコンビを組んでケンツの風呂を覗くくらい仲良くなっていた。

 カチュア・ピアスン 推定10歳
 おとなしくて口数が少なく、また人に対して気を遣うことも多いため、結果ほとんど前面に出ることがない。が、ずば抜けて頭が良く、特にコンピュータ方面に対する理解力は大人も越えている。
 珍しい(というか普通そんな奴はいない)緑色の髪と、独特の雰囲気を持っている。異星人の攻撃で両親を失い孤児となっていたが、後に自分自身が他ならぬ異星人であることを知らされ、ショックのあまりジェイナスを飛び出したりもしていた。だがその後紆余曲折を経て立ち直り、ジェイナスの仲間として他の12人と共に旅をしていく。
 とにかくギャグが似合わないタイプ。13人の中で唯一崩れた場面のない貴重な人物でもある。

 ケンツ・ノートン 9歳
 誰もが持て余すミリタリ少年。とにかく軍隊好き、兵器好きで、軍人である父や兄から聞きかじったと思われる軍事用語をふりまわし所構わず武器を使いたがる、しかも自分の実力の程を知らない上に反省とか失敗から学ぶとかいうこともしないため、何度でも同じようなトラブルをくり返し、その都度他の子供たちを災難に叩き込んでいる。シャロンと並んでなぜ皆とうまくやっていくことができたのか不思議なタイプだが、やはり似た者同士はというか彼女とは後に結構仲良くなっていく。
 唯一の救いは、素直な性格でなにをやるにしてもおよそ悪意とは無縁なこと。もっとも、あれで悪意が入ったらたまったもんではないが。

 ジミー・エリル 7歳
 1話30分の中で常に台詞はひとことかふたこと、たまにないときもあったりするというくらい無口で超のつく照れ屋。一緒に救助されたカチュアを慕い、いつも一緒に行動し、彼女を守るためには身を挺して戦おうとする。ケンツとはカチュアの異星人騒動をめぐって一時期険悪になったが、その後同じ蒙古斑があったことから急速に意気投合、兄弟のような間柄になった。

 マルロ・ジュニア・ボナー 4歳
 同い年で家がおとなり同士だったのルチーナとセットで扱われることも多い、13人の最年少。おっとりした性格のためかいちばん出番が少ないことでも有名。

 ルチーナ・プレシェット 4歳
 マルロと並んで13人の最年少。どうもリーダーシップは彼女のほうにあるらしい。


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